菅野 洋充(宅建士・リフォームスタイリスト)
社会に必要とされ人に役立つ企業を目指します
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公開日:2018年5月31日
レオパレス伝説
エアコンが勝手に切れる
チャイムならされたと思って玄関を開けたら、四軒隣の部屋だった
チャイムが聞こえ今度こそはと思ったけど、やっぱり隣の部屋だった
ティッシュを取る音が聞こえてくるのは当たり前、携帯のポチポチが聞こえることも
爪切りの音も聞こえる
納豆をかき混ぜる音も
壁ドンしたら壁に穴が開いた
というか、穴が開いたあとも開くまえと聞こえてくる音は変わらなかった
壁に画鋲をさしたら隣の部屋から悲鳴が聞こえた
隣二部屋を借り、「これで防音ばっちりだ」と思ったがさらにその向こうの部屋の音が聞こえてきた
右の隣の部屋の住人が屁をこいたら、左の部屋の住人が壁ドンしてきた
すかしっ屁の音が聞こえる、というか臭いもする
だけど家賃6万
業績悪化でさらに壁が薄くなる
将来的には壁がなくなる可能性も
菅野です。
今回、上記の「レオパレス伝説」が本当にだった、と大騒ぎになりました。
きっかけはテレビ東京「ガイアの夜明け」です。
今夜9時54分の放送です。https://t.co/vfCCQXy6u7 #レオパレス21#ガイアの夜明け
— ガイアの夜明け 番組公式ツイッター (@gaia_no_yoake) 2018年5月29日
5月29日の放送では、以前にブログで紹介した「かぼちゃの馬車」の融資不正の実態と、このレオパレスの建築違反の疑いについてという、2本立てのすごい特集でした。
どのような建築違反の疑いだったかというと、屋根裏に「界壁」が無いアパートがある、というものでした。
建築基準法では、隣戸との境壁は屋根裏までつながっていなければならないのです。しかも、それは防火壁でないといけません。(これが界壁)
レオパレスの「ゴールドネイル」シリーズに、その屋根裏の界壁が無い物件があるというのです。
レオパレス、壁が薄いどころか存在していなかった(168棟)。ガイアの夜明けが建築基準法違反を指摘 | netgeek https://t.co/Oqazg53Z43 pic.twitter.com/e10nAr6gjZ
— netgeek (@netgeek_0915) 2018年5月30日
番組では屋根裏がスッカスカでアパートの端から端まで通り抜けられちゃう状況でした。
これ、屋根裏から隣の部屋に入ることもできちゃいますよ。ヒドいもんです。
そりゃあ、音なんか当たり前に聞こえてくるわけですよ。
また一番の問題は防火壁が無いことで、簡単に火事が延焼してしまうということです。
中を確認した建築士に「世の中にあってはいけない建物」と言われてしまうような物件に、お金を出して住んでいる方がいるという恐怖です。
番組ではかなり突っ込んだことまで言っていましたが、どうなんでしょうね。
レオパレスでは放送直前にプレスリリースを出したそうですが、次の日の株価はキツイ動きとなりました。
レオパレスでは1件につき60万円の補修費用が掛かると見込んでいるそうです。
1件60万円のコストカットでここまで悪評を晒すのはどうかと思いますが、いかがでしょうか?
コストダウンは合法的にやってもらいたいものですね。
また、これだけでなく昔の建物は建築違反が本当に多いんですよ。
これじゃあ日本人の新築信仰も無くならないとおもいますね。
今回も私のブログをお読みいただきありがとうございました!
公開日:2018年5月24日
菅野です。
埼玉県から千葉の湾岸方面への移動がやっと楽になります。
が6月2日(土曜日)午後4時に開通します。
特設サイトまで作っていて、お祝い感があります。
かくいう私も早く開通しないかと、首をながーーーくして待っていた一人です。
今まで首都高三郷線→向島線→箱崎JCTでUターン→小松川線→京葉道路を何度も使っていて不便だなぁと思っておりました。
また、三郷→松戸→市川のルートは、いつ通っても渋滞していて、良い思い出がありません。
市川松戸線はとにかく混んでいるイメージしかありませんでしたが、今回の開通で、かなりの緩和が見込めるのではないかと期待しております。
土曜日は仕事ですが、早いうちに一度、車で走ってみたい路線です。
最終更新日:2020年2月1日
公開日:2018年5月17日
(注:本物件は販売を終了しております。)
菅野です!
本日は昨週末より売出開始しました物件のご紹介です。
東急東横線「新丸子」駅最寄りの区分事務所になります。
3階の南東角部屋で、オートロック・防犯カメラ等も備わりスモールオフィスとして申し分ない物件です。
オーナーチェンジ物件ですので、賃貸契約の継続が必要となります。
ぜひとも、ご検討ください!
公開日:2018年5月11日
菅野です。
GW休み中に片付けをしていたら、昔、私が借りた部屋の賃貸契約書が出てきました。
不動産賃貸・売買の仲介をする際には、不動産業者は「重要事項説明書」(以下、「重説」と略します)を作って説明をしなければなりません。
借りたときの重要事項説明書が面白かったのでアップします。(個人情報は削除してます、悪しからず。)
最初に借りたのが、調布のワンルームマンションでした。
平成6年(1994年)の重説です。これ一枚です。
これ重説じゃなくて精算書だろ、というような内容です。
当時はこの程度でよかったのだなぁと思うと、うらやましい限りです(苦笑)。
家賃の日割りが多めに取られてて笑いました。ちゃんと確認しろ、当時の俺!
うっすらと覚えているのは、雑誌で物件を探して新宿の業者にいったら、玄関のナンバーロックの番号と地図を渡されて、直接一人で現地に行かされて内見したことです。
私、めっちゃカモでした(笑)。
案内もなくてこの重説で家賃一か月分の仲介手数料がもらえて、不動産業者にとっては良い時代だったのだなあと思います。
その5年後に今度は金町でアパートを借りてます。
平成11年(1999年)の重要事項説明書です。
少し内容が充実してきます。(エイブルさんです。)
重説の裏面です。契約解除に関する事項などが記載されています。
暴力団排除の文面もあります。
預り金1000円が意外にも良心的と思えてしまいます。
ただ、これでも今の重説からすると説明不足です。枚数で考えるのもなんですが、少なくとも表裏2枚くらいになりますでしょうか。
東京都の場合には、重説に加えて「賃貸住宅紛争防止条例に基づく説明書」というものも交付されます。
また定期借家契約の場合には、その説明書も別途交付が必要です。
実はこの2年後に家を買っているのですが、さすがにその重説はお見せ出来ません。(すみません)
でも、その時の売買の重説も結構簡単だったので、今見返すとビックリです。
規制が強化されれば、業者のやることは増えます。
その分、皆様の取引は安全になっているはずです。
(本当かな?ホームインスペクションのあっせんとか、重説には要らないよね。)
あと、家賃高かった!今の家賃はかなり下がっているんだなぁと本当に実感しました。
デフレだったんだなぁ、失われた20年!
雑感ばかりで失礼しました。
以上、本日も私のブログをお読みいただき有難うございます。