菅野 洋充(宅建士・リフォームスタイリスト)
社会に必要とされ人に役立つ企業を目指します
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公開日:2022年2月26日
菅野です。
やっと令和4年度予算案が衆議院を通過しました。
政府には早くお仕事をしてほしいと思うのですが、コロナ禍オミクロン株に加えてロシアの暴挙のせいでどんどん遅れていくのが非常に腹立たしいです。
というのも、住宅ローン減税、法案が可決されないとどうにもならんのです。
今年は「すまい給付金」も「グリーン住宅ポイント」もありません!
住宅ローン減税も大幅縮小となりました。
じゃあ、買うのを待つべきか?という話ですが、もしインフレが進んでしまった場合には
が起こり、更に住宅が買いにくくなってしまう懸念があります。
これは、
・東京オリンピックがコロナ禍で盛り上がりに欠けたため、逆に熱を冷ます効果も失ったこと
・再生可能エネルギーへのシフトを煽ることが、既存のエネルギー価格の上昇を招いていること
・米国の人手不足、物不足によるインフレ
の影響で、日本も今後おそらくインフレへと進むのではないかという予想があるからです。
とにかく、オリンピックが終わったら不動産価格は下落する、という話はあてが外れていたということです。
価格下落を期待して買い控えていた方がいたとすれば、残念なことです。
2012年以降はずっと、できるだけ早い時期に不動産を購入していた方が勝ち組、ということがはっきりしています。
ですので、住宅ローン減税が縮小された2022年でも、買ったほうが良い、です。
ご検討されている方は、なるべく早くご購入されることをおすすめします。
公開日:2022年2月17日
菅野です。
本日のFNNのニュースで、郵便の合理化について流れてきました。
私の印象としては「まだ翌日配達してくれていたんだ」という感じです。
一部には「サービスの後退」などという方もいらっしゃるようですが、郵便料金って実際安いですよね。
はがきは63円、定型封筒で84円~94円ですよ。
この金額で翌日配達なんて、そりゃ赤字になりますって。
運送料って、だいたい人件費ですから、これだけ安いってことは給料も安くせにゃならんということです。
それは良くない、って言いたい。
急いでるならレターパック使えばいいんですからね。
ポスト投函翌日配達のレターパックライトが360円。
でも、総武線で秋葉原と新宿間往復で340円ですから、この金額で全国だいたい翌日に着くなんてのは明らかに安すぎです。
宅急便だとタイムサービス使って東京から北海道まで1700円かかるんですよ。
レターパックはたしかに便利ですが、これも民業圧迫の最たるものですよ。
郵便というのは「ユニバーサルサービス」として全国一律のサービス提供が義務付けられています。
でも、民営化したのだから、少なくとも赤字にならないような合理化は必要なはず。
このサービスを維持するなら、おそらく再度国営化しないともたないはず。
と思ったらこんな記事を見つけました。
こういう中途半端な半官半民な状態の企業の赤字は、有耶無耶になって大体、税金で処理されていくと相場が決まっているものです。
全国一律のサービスはお願いしたいと思いますが、せめて採算性については民間企業なのだからきちんと考えるべき、と思います。
公開日:2022年2月7日
菅野です。
本日2月7日のブルームバーグの記事です。
長期金利が一時6年ぶりの高水準、日銀から臨時国債買い入れ通知なし
日銀は国債の買い入れをしなかったそうです。
マイナス金利終了はそろそろ、ですかね。
すでに、ガソリン等の燃油高をはじめ、市中の物価上昇は目にイタイほどの状況になっています。
昨日買いに行ったペットフードの価格が一袋200円も値上げされてて、目ン玉飛び出ました。
コンビニのおにぎりはどんどん小さくなっていってるし、ほんと、財布開くたびにすごいインフレ感があります。
これで物価上昇率が2%いってないとすると、2%の物価上昇って相当ヤバイ気がします。
物価上昇に賃金上昇が伴わないのは「インフレ」というより「スタグフレーション」ですよね。
オイルショックと同じ状況が、この令和の世の中で起こるとすればそれは大変なことです。
なんで日本って賃金が上がらないのかね・・・
こんだけじゃぶじゃぶになっているはずのマネーは、どこに行ってしまったのか?
不思議で仕方ないです。