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菅野 洋充(宅建士・リフォームスタイリスト)

社会に必要とされ人に役立つ企業を目指します

4.9

18

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公開日:2021年4月27日

菅野です。

先週、また緊急事態宣言が出ると聞き急いで観光してきました。

行き先は「亀戸天神」です。

今、流行りの「マイクロツーリズム」ってやつです。

昨年から「鬼滅の刃」が流行っていることもあり、今年は藤の花を見にいこうと思い、最初は「あしかがフラワーパーク」に行ってみようと思ったのですが、

 

遠かった!

 

ので、近い亀戸天神さんに行きました。

ライトアップされていると聞いたので、夕暮れ前に行き、夜のライトアップを見て帰ろうと考えました。

夕方だと、こんな感じが

亀戸天神1

 

夜はこのようになります。

亀戸天神2

 

 

 

夕方は

亀戸天神3

亀戸天神4

つつじもきれいに咲いてました。

亀戸天神5

亀戸天神6

 

 

夜は「鬼滅の刃」っぽい雰囲気が存分に味わえました。

亀戸天神7

亀戸天神8

怪しいライトアップの橋

亀戸天神9

天神さんの扉は17時で閉まります。

亀戸天神10

てっぺんから光線発射しそうなスカイツリー

平日でしたので、それほど混みあっているわけでもなく、雰囲気良かったです。

 

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公開日:2021年3月29日

菅野です。

今年の春はコロナ禍による緊急事態宣言で、いろいろな催し物が中止となりました。

私の住む八潮市で毎年3月下旬に開催されていた「やしお花桃まつり」も、例に漏れず中止となりました。

 

八潮市には正直、観光地といえる場所がほとんど無いのですが、この「やしお花桃まつり」が例年開催される「やしおフラワーパーク」は、近隣市にお住まいの方にはお勧めできる公園です。

駐車場も大きく、自動車で気軽に行くことのできる公園です。

 

昨年に続き、今回の中止は大変残念でしたが、それでも現地に行ってみました。

さくら

桜はまだ5分咲きくらいで、この株が一番よく咲いていました。

お花畑

花畑は、菜の花が満開でした。

花桃

背の高い花桃には、けっこう葉がついていて、花は終わりに近い状況でした。暖かかったからでしょうね。

桃低木

低木の桃は満開で、間に合ってよかった、とうれしくなりました。

黄梅

黄梅です。枝垂れた感じがいいですね。こちらも満開でした。

芝桜

シバザクラです。赤、桃、白と三種類が咲いていました。

 

まつりが中止になったので、混んではいませんでしたが、それでもたくさんの人が平日(水曜日)にもかかわらず来場していました。

来年こそは開催できるといいな、と思います。

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最終更新日:2021年3月27日
公開日:2021年3月25日

菅野です。

LINEの情報管理問題がニュースとなっています。

当社でもお客様とのやり取りにLINE公式アカウントを利用していますが、心配ではあります。

LINEからのアナウンスとしては、LINE公式アカウントについては福岡のデータセンターで管理しているので問題ないとのことですが、万が一の事態に備えて、かつ自身のLINEアカウントについて、代替のアプリが無いか探してみました。

 

Viber

LINEよりも先(2010年)にできたインターネット電話アプリです。

2014年に楽天に買収されています。(約9億ドルだそうです。)本社はキプロス、開発拠点はベラルーシだそうです。(Wikipediaより)

LINEと近いUIでのメッセージのやり取りが可能で、あのパンダのスタンプもあります。

 

個人情報管理については、IDが電話番号で、LINEと同様に端末内の情報が自動的にViberのサーバーへ送信される仕様となっていて、かつ楽天会員のIDと紐づけがなされるようですので、無いとは思いますが、もしかすると情報の追跡に利用されるのではないかという懸念を持ってしまいます。

個人情報の管理強化という意味では、LINEの代替には難しいかもしれません。

Yahoo!-LINE経済圏に所属しているか、楽天経済圏に所属しているか、くらいの違いになりそうです。

 

Skype

2003年からある、王道通話アプリです。

昨年末にもアップデートをしていて、バリバリ現役で利用できます。

2011年にmicrosoftに買収され(85億ドル!)、現在ではmicrosoftの各種サービスと親和性があり、Microsoft Teamsとの通話も可能となりました。

ただ、どちらかというとビデオ通話用アプリという立ち位置で、メッセンジャーとしてはあまり利用されていない気がします。

当社に入社した8年前に一時、利用していましたが、相手は外国の方ばかりで、日本人とのやり取りには使いにくかったです。

日本人が受け入れるためには、ある程度ローカライズされたものでないとダメなのかな?と考えてしまうUIです。

ただ盗聴や傍受は非常に困難らしく、情報統制の厳しい国家では使用が規制されているようで、個人情報保護については信頼がおけるアプリといえるでしょう。

 

 

Whatsapp

こちらはどちらかといえばIM(インスタントメッセンジャー)的利用がメインのアプリになります。

比較的簡素なUIで、日本人には好き嫌いが分かれそうです。

2014年にFacebookに買収されました。(なんと190億ドル!!)

こちらも電話番号をアカウントにしています。

日本ではあまり利用者を見かけませんが、ヨーロッパで利用者が多く、世界の利用者は20億人を超えるとのこと。

個人情報の管理についてはエンドツーエンド暗号化(E2EE)という高度な暗号化が自慢で、サーバー上ではやりとりが暗号化されていて、かつWhatsapp社が復号キーを持たないそうなので、通信途中の傍受はもちろんサーバーを押さえられてもやり取りを確認することはできないそうです。(すごい!)

しかし、今年2月にFacebookが個人情報保護方針を変更するという発表をし、それに多くの人たちが反応しました。

チャットの内容をFacebookが盗み見るのではないかという不安が広がっているとのこと。

個人情報保護方針の変更は5月に延期となったそうで、今後の動きに注目です。

米WhatsApp、情報保護方針の変更延期 利用者流出で(日本経済新聞)

 

 

Telegram

これはロシア発のメッセージアプリです。

本部はロンドン、オペレーションセンターはドバイにあるそうです。

独自のプロトコルによる高度な暗号化を施し、さらにメッセージは一定期間が経つと消える仕組みになっていて秘匿性が非常に高いのが自慢です。

APIが公開されていて、Telegramが主催となってこのアプリの暗号破りコンテストを開いているそうで、相当自信がある様子です。

ただ、肝心のロシアではあまりの秘匿性の高さから一時、使用を禁止していたそうです。(情報統制できないもんね)

でもTelegramはそれに対抗してあらゆる手段でロシア向けにサービスを継続したんだそうですよ。(おそロシア)

結局規制しきれず(表向きは政府に協力するようになったからだそうですが)昨年規制解除されたそうです。

ただ、このアプリはその秘匿性から犯罪にも使われやすいようで、あまりイメージが良くないです。

あと肝心なことですが、公式で日本語サポートされておりません!

ネットで誰かの作った日本語化パックを探してインストールするしかありません。

コアなアプリなので万人向けとは言えず、普及しない気がいたします。

 

Signal

最後はこれです。

Whatsappのプライバシーポリシー変更に伴い、ユーザーが雪崩をうってこちらのアプリに流れてきているそうです。

このアプリを開発したのは、そもそもWhatsappを開発した人だそうで、アメリカの電子フロンティア財団が定める「もっともセキュアなメッセージリスト」だそうです。

あのロシアに亡命してウィキリークスにアメリカの悪行を内部告発したエドワード・スノーデンも太鼓判を押す(笑)セキュリティの高さだそうです。(NSAでも傍受できないってことかな)

このSignalのプロトコルはオープンソースかつかなり優秀な暗号化プロトコルらしく、Whatsapp、Facebook Messenger、Skypeなどにも利用されているそうです。

日本語化もされていて、もしかするとこれが本命かもしれません。

ただ、LINEみたいに見た目の良さみたいなのはまだ無い気がするので、日本でどのくらい普及するかは未知数です。

 

とりあえず、ここに書いたアプリはすべてインストールして試してみようと思います。

また後日、使用した感想を書けたらいいな、と思っています。

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公開日:2021年3月8日

菅野です。

昨年10月に、REDSは秋葉原から東京駅八重洲口に引っ越してまいりました。

八重洲地下街の22番出口から出てすぐのビルなんですが、東京駅から八重洲地下街は直結していて、雨が降っていても傘をささずに来られて非常に便利です。

でも、昨年からのコロナ禍で、八重洲地下街ではどんどんお店が閉店していっています。

今日訪れたスペイン料理のANCLARさん

関連ランキング:スペイン料理 | 東京駅日本橋駅京橋駅

パエリアのおいしいお店ですが、本日行くと

ANCLAR閉店

ANCLAR閉店告知

昨日をもって閉店されたそうです。

ギリギリまで頑張って8日の緊急事態宣言解除を待っておられたのに、今回の緊急事態宣言延長で営業を断念されたのでしょうね。

 

 

ほかにも、閉店してその後テナントが入らない店舗が20件もあります。そのうち16件は飲食店です。

その中には、神戸屋、カフェドクリエ、上島珈琲店などの大手喫茶店も含まれています。

 

また、緊急事態宣言中は営業を自粛している店も上記以外に3つもあり、レストランが集中している区域はさながら「シャッター商店街」のような有様です。

緊急事態宣言を延長しちゃいましたが、このような惨状を政治家の皆さんはどのように考えているのでしょうね。

飲食店だけが悪者のような風潮、全く納得いかないです。

「Withコロナ」という言葉も、空しく響きます。

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公開日:2021年2月25日

菅野です。

以前にYahoo!地図についてブログで書きました。

Yahoo!地図に関するライフハック

営業担当者だったときはヘビーユーザーで、大変お世話になったYahoo!地図ですが、久々にみたら変わってしまっていてビックリしました。

 

なんと、ゼンリンさんの地図を使っていない!
以前はゼンリンの地図をそのまま使っていたので、住宅地図の代用として使用できるものでしたが、現在はアメリカのMapbox社のデータをオープンソースアプリのOpenStreetMapに落とし込んで作っているようです。

しかし、実はMapbox社はゼンリンから地図データの提供を受けています。なぜわざわざMapbox社を挟むような形にしたのでしょうね。

OpenStreetMapの地図は、若干手書き感のあるもので、住宅地図の代用としては正直使いづらいと思います。

でも、住所の書き込みは結構細かいので、やはりゼンリンの地図を直接利用しづらい、なにかがあるのかもしれません。

こちらがGoogleMap

こちらが新しいYahoo!地図

見やすさについては、個人差があると思いますが私はGoogleMapかな?

こういったブログなどのWebサイトへの埋め込みについてもGoogleMapのほうが少し使いやすいです。

住所の書き込みがYahoo!地図はかなり使えそうな気がします。

あと、Yahoo!地図は雨雲レーダーを重ねることができるそうなので、ピンポイントの雨予想にはいいかもしれません。

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公開日:2020年12月30日

菅野です。

令和2年もあと明日を残すところとなりました。

本年は新型コロナウイルスに翻弄された年となり、本当に皆様、大変な一年だったことかと思います。

 

経済を見ると、コロナ禍の影響は全体的には悪い方向に作用したように見えます。

人出が減ることにより、飲食業、観光業などがかなりの痛手を受けているようです。

しかしながら、スーパー、ドラッグストアなど日用品販売業や、ネット販売業、それに係る運送業などは業績を伸ばしている様子です。

東京証券取引所の画像

今年の日経平均株価は、コロナ禍で一時は16,000円台まで下がったものの、本日の大納会では終値27,444円と、1989年以来の高値となりました。

1989年の大納会終値は38,915円と、1万1千円以上も高いので、まだまだいけるでしょうか?

しかし、なんとなく実態経済から離れているように感じられなくもなく、やはり少し怖いですね。

 

不動産の価格については、大都市圏とそれ以外の格差が大きくなっていて、特に東京都心では値下がりの雰囲気は今のところ感じられません。

この状況は来年も続くのではないかと思います。

ただ、オリンピックの開催可否は景気に少なからず影響を与えそうですので、気になります。

 

これはあくまでも私見ですが、「トリクルダウン」とは真逆の現象が現在起こっているような気がしています。

コロナ禍対策で配ったお金が市中に出て、それが貧困者から富裕層に巻き上がっていく。

そして行き所のないマネーが不動産や株などに流れて価格上昇の基調を作っているように感じられます。

まるで大海に流れ出た水が蒸発し雲となり、雨となって山の上流に降り注ぐかのごとくです。

そして水は上流にあるいくつもの巨大なダムにせき止められ、下流の川には水がチョロチョロとしか流れていないのが現在のような気がします。

 

結局、最後に上流に降り注ぐのであれば、どんどん下流に真水を供給してやればよいと思います。

猛烈な大雨が降ればダムも放流せざるをえなくなるかもしれませんが、それを待っていてはみな喉が渇いて死んでしまいますので、菅政権にはぜひとも大胆な経済施策を希望します。

安倍さんの経済施策は結果を出してきたと思いますので、菅さんもぜひ頑張ってもらいたいと思っています。

 

不動産流通システムREDSは、今年は飛躍の年となりました。

営業所は今年、渋谷に加え横浜、池袋と3つに増え、来年1月4日より新たに

「TX営業所」が加わり4つの営業所で頑張ってまいります。

 

2020年は本当にありがとうございました。

2021年も

「どんな不動産でも仲介手数料がすべて割引、さらには無料も!」

不動産流通システムREDSをどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

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公開日:2020年11月29日

菅野です。

 

先日、エージェントの井原さんに相談を受けました。

 

井原「菅野さん、なんかおすすめのWi-Fiルーターってないですか?」

 

菅野「おお、そうね。TP-LINKのWi-Fi6対応の最新機種は爆速でヤバイらしいよ!IPV6…」

 

井原「いやー、そういうごっついのはいらないんですわ。」

 

菅野「そういえば、井原君は一人暮らしだっけ?それなら、新しければなんでもいいんじゃない?」

 

井原「それが、非常に遅いんですよ。ルーターが古いからだと思って、替えようと思うんです。」

 

菅野「そう、でも一人で使うレベルなら、買い替えてもそんなに変わらんかもしれないよ。」

 

井原「そうなんですか?」

 

菅野「マンションのインターネット回線が遅い可能性もあるんじゃない?」

 

井原「ああ、もともと最初から込みで入ってるネット回線で、100M共有なんです。」

 

菅野「それが原因だよ。いくら低圧用のシャワーヘッドに変えても、水圧が極端に低けりゃどうにもならないのと一緒だよ。」

 

井原「管理会社に言ってるんですが、全然変わらないんですよね!」

 

遅いインターネット

という相談で、結論としては「引っ越すしかない」という感じでした。

 

2000年台前半から2010年台にかけて、マンション全体で常時接続インターネット回線(FTTH)を引き、管理費に組み込むスキームが流行しました。

そのころは「インターネットの契約をいちいちしなくてもすぐに繋がって便利」と考える人が多かったのは事実です。

 

しかし、このコロナ禍でテレワークが普及し、インターネット回線の使用頻度が上がってきています。

また「YouTube」は言うに及ばず「AmazonPrimeVideo」「Netflix」「Hulu」などの定額大容量動画配信サービスを利用する方も増え、回線の容量というものが建築当時に比べ、非常に重要な要素となってきています。

 

先ほどの井原さんのマンションですが「100M共有」という仕組みだそうです。

これは回線容量100Mbpsを32世帯で共有するという形で、実際に全戸が利用してた場合には最大「100/32」Mbpsまで速度が落ちます。

 

また、現在のインターネットプロトコルはIPV4という方式を利用していますが、これが速度遅延の原因となることが分かっています。

(IPV4 IPアドレス枯渇問題

詳しくは上記リンクをご覧いただければと思いますが、IPアドレスが枯渇してしまった所為で「プライベートアドレス」という仕組みが使われています。

これは上記の100M共有と同じような仕組みで、それがISP(プロバイダ)でも行われ、ISPの回線が混むとそこから遅くなっていく、という事態になってしまいます。

こんな感じになってます。枝分かれがすごく、これではスピードはどんどん下がっていってしまいます。

インターネット回線

 

この「IPアドレス枯渇問題」を解決するのがインターネットプロトコルヴァージョン6、いわゆる「IPV6」だといわれています。

ただ、マンション全体でインターネット回線を導入しているマンションで、プロバイダが指定されているものも多く、そのプロバイダが「IPV6」に対応していない場合は利用できません。

(IPV6を利用する場合には、終端装置やルーターがIPV6に対応しているものを利用しなければなりません。また、IPV4とIPV6の互換性がないため、別の問題がおこる可能性があります。詳しくはご利用のプロバイダ、回線業者にご確認ください。)

 

ということで、マンションを検討する際には、これからは「インターネット回線」についての調査も重要です。

特に購入される方は気をつけてください。買ってから「ネット遅い!」と思っても遅い場合もあるのです。

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公開日:2020年10月26日

菅野です。

とうとう本社が八重洲に移転しました。

それに伴い、営業部と本社機能を分けることとなりました。

で、不動産流通システム新本社、および東京営業所はこちらでございます。

REDS新本社1

 

 

8階が本社、5階が東京営業所、となっておりますが、エージェントは5階の東京営業所におります。

ご契約やご相談、商談等については5階でお受けすることになるかと思います。

 

こちらにお越しになるルートですが、最寄駅はJRと地下鉄で変わります。

 

①JRの場合・・・東京駅

JR東京駅からREDS

東京駅の八重洲中央口より、東京駅八重洲通りをほぼ真っ直ぐにきていただけば、スギ薬局とセブンイレブンに挟まれた1階がアフラックのビルにございます。

アップダウンもなく、ベビーカーや車いすでも問題なくお越しになれます。

ちなみに、荒天時には八重洲地下街からお越しになることも可能です。いったん地下に降りていただき、八重洲地下街の地下1番通り22番出口を右手に上がっていただければ、となりのセブンイレブンの前に出ますので、ほぼ濡れずにお越しいただけます。

 

②東京メトロの場合・・・日本橋

日本橋駅からREDS

銀座線日本橋駅が最寄となります。B3出口(丸善)から300m(徒歩4分)です。東西線日本橋駅からですと、A7出口から400m(徒歩5分)です。

丸ノ内線東京駅は、駅が丸の内側になるため非常に遠くお勧めしません。(約10分)

 

 

地下鉄とJRで最寄駅が違いますが、どちらも近いですのでご安心ください。

新たなREDS不動産流通システムをよろしくお願いいたします。

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公開日:2020年6月26日

菅野です。

消費税増税に伴う「キャッシュレス・ポイント還元事業」が、来週の火曜日(2020年6月30日)で終了します。

コロナ自粛明けで、せっかく消費行動が活発になってきたタイミングで、これは景気回復に完全に水を差す感じです。

もちろん、もともと予定されていたことではありますが、今回のコロナ自粛で3、4、5月は完全に消費が落ち込んでいましたので、おそらく予算も余っていることでしょう。

と、思ったのですが実は余っていなかったようで、当初予算を上回る大体8000億円くらいの予算で終了するようです。

今回の第2次補正予算の規模は117兆円、そのうちの真水は33兆円。そのうち10万円の給付金の予算が12兆円とのことですが、配ったお金をタンス預金にさせないように消費行動へ向けさせるための施策として、予算を都度都度追加してきたこの還元事業は非常有効なんじゃないかなと思います。1兆円くらいは注ぎ込んでもよかったんじゃないでしょうか。

中途半端な9カ月間という期間で終了予定だったのも、もともとオリンピックが今年の7月から始まる予定だったから6月で終了だったわけで、オリンピックが延期になったのだからここで終了させる意味もなくなってますし、それであればこのままこの制度を活用して景気回復につなげられればいいのに、と思うのですが…

 

とにかく、今週末、最後の還元チャンスとなりますので、7月に入る前に、そのうち買わないといけないものはできるだけ買っておいた方がよさそうです。

ちなみに、通販で月末までに決済しても、発送が先延ばしとなるとポイント還元の対象とならないようですので、確実に実店舗で買ったほうが良いかもしれません。

 

コロナ自粛明けの解放感も、どうやら一時だけの盛り上がりになってしまうのでしょうかね。残念です。

いろいろ入れたスマホ決済アプリも、そろそろ整理していきますか…

スマホ決済でキャッシュレス

 

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公開日:2020年5月25日

ビフォーコロナ-ウィズコロナ-アフターコロナ

画像提供:写真ACよりAPSさんの作品

 

菅野です。

とうとう関東一都三県と北海道の緊急事態宣言も解除となり、「日常」への第一歩が踏み出されました。

おそらく6月には満員電車が復活し、街に人があふれ出すことでしょう。

人間は「忘れる」動物です。

東日本大震災のとき、タワーマンションの上階に住む人たちは停電や長周期地震動等で大変な思いをし、たくさんの人が高層階を投げ売って低層のマンションや一戸建てへと移り住んでいきました。

しかし、時が経つと当時のことは語り継がれることもなく忘れ去られて、再びタワーマンションの上階は価格上昇しています。

 

ゴールデンウイーク直前、4月27日の毎日新聞の記事です。

外出自粛やめると15日後に感染者増も 「努力が水の泡に」東大准教授試算

感染者数が収束に向かっているとはいえ、おそらく外出自粛を完全に止めてしまうと、感染者数は再び増加していくのではないかと危惧されます。

ただ、ワクチンが出来るまで自粛を継続してしまうと日本の経済が持たないので、今回の解除のタイミングは落としどころであったのだろうと思います。

ここからは、感染者数抑止と経済活動の復活を併せて行わねばならず、綱渡りのような政治のかじ取りが必要になっていくでしょう。

もし再び感染者の増加傾向が認められた場合には、またあの苦しい自粛生活に逆戻りしなければならなくなります。

私たちはワクチンが流通するようになるまで、バランスをとりつつ感染の防止に努めなければなりません。

今までの自粛期間の延長で出来るだけ「3密」を回避し、不要不急の外出を減らし、人との接触を避ける行動様式を続ける必要があります。

新型コロナウイルスがなくなったわけでも、怖くなくなったわけでもないのですから。

 

また、自粛期間中に問題となった「自粛警察」は、解除後「コロナ警察」に変わるでしょう。

もし営業を開始した店や会社などで新型コロナウイルスの感染者が出た場合、それはおそらくネット上で特定され「コロナ警察」のバッシングが容赦なく浴びせられるでしょう。

新型コロナウイルス感染症は、そのものの危険だけでなく「社会からの非難」という危険もはらんでいるのです。

そういった意味も踏まえ「COVID-19には絶対に感染しない」という強い決意と覚悟で社会生活を営んでいかなければなりません。

まだ忘れるには早いのです。本当の「日常」が訪れるまで、我慢は続きます。

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