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小野田 浩(宅建士・リフォームスタイリスト)

「安心・安全」なお取引をご提供します。

4.9

62

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公開日:2021年6月12日

こんにちは。

不動産売買の仲介手数料が【無料・割引】【REDS】の小野田(おのだ)です。

新型コロナウイルスの予防接種を受けた(または家族が受けた)という人の話を、私の周りでもチラホラと聞く様になりました。

「アフターコロナ」に向けて、確実に進んでいますね!

ところで、先日港区赤坂のマンションのご売却をお手伝いさせて頂いたお客様から

「お客様の声」を頂戴しましたので、ご紹介させて頂きます。

(「お客様の声」は、お取引して頂いたお客様からのアンケートになります)

 

今回のお客様は  仲介手数料「半額」にて、港区赤坂のマンションを他社に依頼した場合区比べて、売却価格で約1,400万円、仲介手数料で約230万円、合計で 約1,600万円もお得 にご売却になったお客様でした。

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Q.REDSを何でお知りになりましたか?

→ 前回(購入時に)利用したので。

Q.REDSに問合せてみようと思った理由は何でしょうか?

→ 前回(購入時に)利用したため。

Q.REDSスタッフの対応は如何でしたか?

→ 小野田様のスキルに、価格設定、案内、売却手続きまで任せっきりでした。うまくいったので大変満足です。
 

Q.他に比較した不動産会社はありましたか?

→ KEN コーポレーション
 

Q.REDSにお任せ下さった理由は何でしょうか?

→ 前回購入時は、手数料が最安で選びました。
今回の売却時は、REDSのネームバリューがあまりないことを最初かなり気にしていました。
もともと購入時に、親からのアドバイスで「大手が売却側だと安心だ」と吹き込まれていたので、 REDSに頼むことで機会損失がないか気にしていましたが、
REDSでも複数の億超えの高額物件の扱いが実際に最近あること、その中でも小野田様が複数の億越えの物件の売買を担当していることをお聞きし、売却をお願いする直接の決め手になりました。
 

Q.REDSの業務内容にご満足いただけましたか?

  • 仲介手数料体系は? → 仲介手数料半額はもちろん一番の決め手です。高額物件では一番の重要ポイントかと思います。他社と比べて約230万円お得でした。
  • 専門家としてのアドバイスは? → 小野田様のスキルは確かなものだと思いました。担当となって最初に小野田様の過去の高額物件の取引実績を見せていただいたので、一気に安心して売却を依頼する決め手となった経緯があります。だいたい2~3ヶ月で売れる (20~30件の案内で売れる) 価格設定とおっしゃっていて、実際その通りになって驚きました。 また、以前お世話になった菅野様も大変信頼していて、今回REDSに声をかけた時にブログを見て、自分のちょうど知りたい話 (最近の都心3区の動向、コロナやオリンピックの影響)をタイムリーにしていて大変参考にさせていただきました。また、別途メールでお話を伺うことができて大変助かりました。
  • 契約金額は? → 他社に頼んだとき 1.××億の査定が出て 「どこもこのくらいでしょう。同マンションの高値の最近の取引があるが、外れ値であり参考にしないほうがいい」という話でした。一方、小野田様の査定が 1.△△億でした。経験20年(?)の査定かつ理由もしっかりしていたので、お任せすることを決めました。 結果 1.◇◇億だったので、 ほぼ上限価格で売れたと思います。 他社に頼んだときと比べて手数料込みで約1,600万円の差があり、大変良かったと思います。 おそらく他社は両手仲介を目指すので、売れるギリギリ高値を目指す動機があまりない一方、REDSは売れるギリギリ高値を目指さないといけないのと、それがこちらにもわかる仕組みだったのが良かったと思います。
  • 成約までに要した期間は? → 3ヶ月ギリギリで少し不安になりましたが、見つかって良かったです。

Q.もしも、将来また不動産の売買をおこなうとしたら、また、REDSをご用命いただけますか?

→ はい。上記の通り、小野田様は大変信頼でき助かりました。

Q.上記質問で、REDSにご満足いただけたようでしたら、ぜひ、REDSのホームページをご覧になる皆様にREDSをお勧めする一言をいただけないでしょうか。

→ 査定経験の長い小野田様の目利きのおかげで、大手の他社の査定価格より約1,400万円も高い金額で売却ができ、その上、他社より仲介手数料も安かったので、合計で約1,600万円以上もお得でした。
 
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ご満足頂けた様で、安心いたしました。

次にお得に不動産の売買を行うのは、あなたの番かも知れません。
ご購入やご売却をお考えの方は、お気軽にお問合せ下さい。
 
ではまた。
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最終更新日:2021年6月5日
公開日:2021年6月4日

こんにちは。

不動産売買の仲介手数料が【無料・割引】【REDS】の小野田(おのだ)です。

 

「新型コロナ」による生活様式の変化で、マイホーム選びの基準が変わったということは、前々から言われていますが、(株)リクルートが住宅購入検討者を対象に行ったアンケート「住宅購入・建築検討者」調査 (2020年)」でも、この変化は顕著に現れました。

 

 『住宅購入・建築検討者』調査 (2020年)

(2021年6月3日、株式会社リクルート発表)

上記の青字のリンクをクリックしますと、アンケートの結果の公表ページへ移動します)

 

■ 前年との経年変化の観点(2019年調査との比較の観点(抜粋))
・ 広さ重視47%、駅距離重視38%と、広さ重視が多く、2019年よりも、広さ重視が4ポイント増加。

・2019年と比較して、「公共交通機関利用で60分以内、60分超」では60分超が5ポイント増加しており、職住近接志向が弱まっている。

(テレワークの拡がりなどもあり、「やはり」という感じですね)

 

・2019年と比較して、「中古一戸建て」「中古マンション」の検討者が増加している。

(同じ価格泰なら新築より中古の方が広い物件を購入できることの現れでしょうか)

 

■ コロナ禍影響の定点調査の観点(5月調査・9月調査との比較(抜粋))

・「モデルルームや不動産店舗、実物物件などを見に行くことをやめた」が5月から徐々に減少している。
・検討意欲は「抑制」が昨年5月比較で大きく減少、9月比較では微減。「促進」は5月比較で増加、9月比較では6ポイント減少している。

(「新型コロナ」に慣れて、購入を抑制するということは少なくなったということですね)

・新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大による住宅に求める条件の変化は、「日当たり」「部屋数」、「広いリビング」といった住まいの快適性や広さや「換気性能」「省エネ性」「遮音性」といった性能面が上位に挙がっている。

(こちらも「やはり」という感じですね)

 

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(株)リクルートは2021年6月3日、「『住宅購入・検討者』調査(2020年)」の結果を公表した。

 スクリーニング調査は、2020年12月11~21日に実施。対象者は20~69歳の男女。有効回答数は5万9,600件。本調査は同一期間。対象者は過去1年以内に住宅購入・建築検討について具体的な行動をとった首都圏、関西、東海、札幌市、仙台市、広島市、福岡市在住者。20~69歳の男女。有効回答数は2,618件(集計対象:1,688サンプル)。

 戸建て、マンションの意向については、マンション派が25%、戸建て派が61%。検討種別は、「注文住宅」50%(前年比7ポイント減少)、「新築戸建て」30%(同1ポイント減少)、「既存一戸建て」27%(同5ポイント上昇)、「新築マンション」33%(同2ポイント減少)、「既存マンション」28%(同3ポイント上昇)となった。広さと駅からの距離については、広さ重視が47%、駅距離重視が38%で、前年に比べて広さを重視するという回答が4ポイント増加した。通勤時間については、「公共交通機関利用で60分以内/60分超」が前回比5ポイント増加。職住近接思考が弱まっていることが分かった。

 また、20年5月より実施している「コロナ拡大の住まい探しへの影響」調査について、12月実施調査(9~12月下旬の検討者)の結果も公表。コロナ拡大の住まい探しへの影響は、前回調査(20年9月)に引き続き「影響がない」(52%、前回比7ポイント上昇)がトップ。「促進」は21%(同6ポイント減少)、「抑制」は27%(同1ポイント減少)となった。
 また、新型コロナウイルス拡大による住宅に求める条件の変化(複数回答可)については、「特にない」が1位。「部屋数が欲しくなった」、「広いリビングがほしくなった」、「日当たりのよい住宅がほしくなった」が同率2位。その他、「遮音性に優れた住宅に住みたくなった」、「省エネ性(冷暖房効率)に優れた家に住みたくなった」、「収納を増やしたくなった」等も票を集めた。

(不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト「R.E.port」より転載)

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最終更新日:2021年5月29日
公開日:2021年5月28日

こんにちは。

 

不動産売買の仲介手数料が【無料・割引】【REDS】の小野田(おのだ)です。

 

先週のブログでは、「オンライン面談」を行った感想として、下記の様なメリットがあり、デメリットはあまり感じなかったということを記載させて頂きました。

 

〇「オンライン面談」のメリット

・実際の面談と比べても遜色ないコミュニケーションを図れてる。

・移動時間や移動コストを削減できるる。ということを

 

他方で「オンライン内見」の方はどうかというと「正直、あまりおすすめ出来ません」というのが当方の素直な感想です。

 

オンライン内見と実際に内見をした場合では、得られる情報の種類も量も当然に違ってきます。

臭気や床・戸のきしみ等は、実際に自身の身体で体感しないと分かりませんし、小さなカメラは視野が狭くなるので、見たい場所を必ずしも映せているとは限りませんし、周辺環境も実際に現地に来ないと分かりません。

 

短期滞在の賃貸住宅等なら、仮に物件選びを失敗してもその期間だけの事と割り切れるかも知れませんが、大金を投じて物件の購入を行うとなると、スマホ等の画面のみから得られる情報では、購入の決断は出来ないと思われます。

 

ご購入をお考えで気になる物件がございましたら、お気軽に内見希望のご連絡を頂戴出来ればと思います。

 

では、また。

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公開日:2021年5月21日

こんにちは。

 

不動産売場の仲介手数料が【無料・割引】【REDS】の小野田(おのだ)です。

 

いよいよ新型コロナウイルスのワクチン接種が始まりました。

「アフターコロナ」に向けて、着実に進んでいますね。

オリンピックの開催については、世論も「反対派」が増えて来て、不透明感が増して来ていますが、「やる・やらない」どちらにしても、まずは「安心・安全」を第一に判断をお願いしたいところです。

 

ところで、最近お客様と「オンライン内見」「オンライン面談」を行いました。

社内ミーティングでは、オンライン会議を何度もやっていますが、お客様と「オンライン内見」と「オンライン面談」を行うのは初めてでしたので、まずはPCと携帯のアプリの操作方法を調べて試すところからのスタートでした。

 

試してみた感想ですが、

「オンライン内見」・「オンライン面談」ともに、始める前は慣れないアプリの操作を行うことに抵抗感を感じて腰が引けていましたが、実際にやってみたところ思ったよりもハードルは低く、この点は問題ありませんでした。

 

「オンライン面談」は、

カメラ機能がある場合にはカメラをオンにすれば、お互いの顔を見ながらお話が出来るので、コミュニケーションも十分に図れると感じました。

また、電話では複数の方と同時に会話をするのは困難ですが、「チームズ」等の会議アプリを使用すれば、複数同時の会話も簡単に行えますので、参加者が複数の場合でも、直接お会いしてのご面談と比較して困る様なことは無いかと思いす。

「オンライン面談」では、移動時間や交通費を節約できるので、相手方が海外等の遠方にいるような場合には、そのメリットはとても大きくなります。通話アプリや会議アプリを使用すれば、通信コスト自体ほぼ気にする必要も無いほど低いので、「オンライン面談」はデメリットは小さく、メリットはとても大きいと感じました。

(オンライン面談をさせて頂いたたのも、海外在住のお客様でした)

 

これに対して「オンライン内見」の方は、実際に物件に来て内見して頂いた場合い比べると、情報量の差から有用性はに天と地ほどの差があると感じました。

「オンライン内見」については、次回のブログに記載させて頂きたいと思います。

 

では、また。

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最終更新日:2021年5月15日
公開日:2021年5月14日

こんにちは。

不動産売買の仲介手数料が【無料・割引】【REDS】の小野田(おのだ)です。

 

新型コロナウイルスの第4波が日本中に拡がっておりますが、その一方で、ワクチンの接種も徐々に始まりそうです。

総人口の過半数へのワクチンの接種が完了するまで、あともう少しだけの辛抱ですね。

 

話は変わりまして、

公益財団法人東日本不動産流通機構(通称:東日本レインズ)より、首都圏(1 都 3県)における 2021 年 4 月度の不動産流通市場の動向について発表がありました。

 

この内容を見ると、成約件数が増え、市場の在庫数も少なくなって、成約価格は単価・総額ともに上昇しており、不動産市場の価格水準は、当面上昇を続けそうな様相です。

 

既存戸建ての成約件数が、4月としては機構発足以来の過去最高の件数となるなど、特に戸建住宅については木材価格の上昇(ウッド・ショック)の影響もあり、この傾向が続く可能性が高くなりそうです…。

 

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「2021年4月 首都圏不動産流通市場動向」 抜粋(2021年5月14日 (公財)東日本不動産流通機構 発表)

 

◇マンション市況

2021年4月の首都圏中古(既存)マンション成約件数は、3,428件(前年同月比110.4%増)と、前年同月がコロナ禍で大きく減少した反動により倍増しました。

都県別でもすべての地域で大幅増となりました。東京都1,757件(同116.4%増)、埼玉県418件(同87.4%増)、千葉県410件(同101.0%増)、神奈川県843件(同116.2%増)。

1平方メートル当たりの成約単価は59万1,000円(同16.1%上昇)、平均成約価格は3,826万円(同19.5%上昇)といずれも2ケタ上昇。成約単価は12ヵ月連続、成約価格は11ヵ月連続で前年同月を上回った。新規登録件数は1万3,539件(同6.3%減)、在庫件数は3万4,184件(同26.1%減)と大幅に減少しました。

 

◇既存戸建

既存戸建ての成約件数は1,347件(同98.1%増)と、10ヵ月連続で前年同月を上回り、4月としては同機構発足以来の過去最高となりました。

平均成約価格は3,406万円(同24.8%上昇)と、6ヵ月連続で前年同月を上回っています。

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では、また。

 

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最終更新日:2021年5月7日
公開日:2021年4月30日

こんにちは。

不動産売買の仲介手数料が【無料・割引】【REDS】の小野田(おのだ)です。

 

本日は東京での新型コロナウイルスの新規感染者数が 1,000人 を超えてしまいました。

ただ、治療薬がない現時点での新型コロナウイルスとの闘いは、ワクチンの接種率が総人口の過半数を超えるまで「社会全体のダメージをどれだけ抑えられるか」という持久戦ですので、このタイミングでゴールデンウィークの大型連休に入れたのは、不幸中の幸いだったのかも知れませんね・・・。

 

ところで、先日不動産の「リースバック」の売買契約書を見る機会があったのですが、その契約内容を読んでびっくりしました。

そこで、本日は不動産の「リースバック」の売買契約の特徴、メリット、デメリット、注意点について記載させて頂きます。

 

「リースバック」とは

正式名称は「セール・アンド・リースバック」。

現在住んでいる住宅を売却し、売却後は売主は買主から賃借することで、現在の住まいに住み続けることができる不動産の売却方式です。

 

「リースバック」契約の特徴

①まとまったお金を一括で受け取れる。

②さらに売却後も現在の住まいに賃借人として住み続けることができる

という2点があげられます。

リースバックの中には、売却した住まいを買い戻せる権利(買戻し特約)が付いたものもあり、「買戻し特約」がついている場合には、リースバックの売買契約で定めた期間内に、契約で定めた金額を支払うことで、物件を買戻すことが出来るという仕組みになっています。

 

「リースバック」契約のメリット

・売却によりまとまった資金を一括で受け取ることが出来る。

・売却後も現在の住居に住み続けることが出来る。

・売却までの期間が短い(不動産会社等が買い取るため)。

・所有コスト(固都税、建物・設備の修繕費等)が不要になる。

・「買戻し特約」が付いている場合には、「買戻し」が可能(※ 要注意)

 

「リースバック」契約のデメリット

・売却金額が一般的な売買金額に比べて安い。

・「家賃」が発生することになる。

 

少々長くなってしまいましたので、

不動産の「リースバック」契約の注意点につきましては、次回のブログ で記載させて頂きたいと思います。

 

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弊社【REDS】ではお客様のご事情をお伺いして、「宅建士」が最適な売却方法をご提案させて頂きます。

ご相談は無料です。

ご売却をお考えの際には、お気軽にご相談下さい。

では、また。

 

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公開日:2021年4月1日

こんにちは。

不動産売買の仲介手数料が【無料・割引】【REDS】の小野田です。

 

先日、ご売却でお預かりしていた 赤坂のマンションのご売却を  仲介手数料【半額】にて、お手伝いさせて頂きました。

通常の仲介会社では約460万円かかる仲介手数料が、弊社のご利用で【半額】となり、230万円お得にお取引となりました。

 

予定通りのお値段と期間で、ご売却からおよそ3ヶ月でのご売却となりました。

 

T様、誠におめでとうございます。

 

お引渡しまで、しっかりサポートさせて頂きます。

 

次にお得に不動産の売買を行うのはあなたの番かも知れません。

不動産の売買をお考えの方は、弊社【REDS】までお気軽にお問合せ下さい。

経験豊富なスタッフが対応させて頂きます。

では、また。

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公開日:2021年3月26日

こんにちは。

不動産売買の仲介手数料が【無料・割引】【REDS】の小野田(おのだ)です。

 

本日は「境界杭」についての思い出話を書かせて頂きます。

 

不動産の取引を行う際に、取引対象の範囲を明確にすることはとても重要です。

 

「どこからどこまでが自分の土地で、他の土地とはどの様に接しているのか」これが明確になっていないと、後で隣地の方とトラブルになったり、最悪のケースでは接道義務を満たさず「実は建物が建てられませんでした」なんてこともあり得ます。

 

ですので、われわれ不動産業者は土地や戸建の仲介を行う時には「境界に関する資料はあるのか、その資料は信用出来る物なのか、実際に境界杭・境界鋲は確認出来るか、もしくは引き渡し迄に境界を明示は可能なのか」等々境界が明確な状態か、または明確な状態で引渡しを受けられるかについて、細心の注意を払っています。

 

少し前にある宅地のご購入をお手伝いさせて頂いた時、測量図等の資料ではそこにあるはずの境界杭が、現状では一本だけ見当たらなかった事が有りました。

 

測量図上では境界杭の表示があっても、埋もれていたり、建築の際に壊してしまっていたり等で見当たらないことはそれほど珍しい事ではありません。

掘って出てくればそれで良いのですが、もし出て来ない時には隣地の所有者の方に立ち会って頂き、境界を確定して境界杭や境界鋲を「復元」することになります。

隣地の方が近くにお住まいの方ならば、すぐに立ち会いをして頂けるので、それ程日にちは掛からずに境界杭の「復元」が出来る能性が高いのですが、隣地の所有者が遠方にお住まいだったり、市区町村や都、国だったりすると、数ヶ月単位の時間を要する場合もございます。

 

その時のご購入予定の宅地の隣地には住宅が建っていて、昔から同じ方がお住まいと伺っていたので「境界を復元することになってもすぐに立ち合いをしてくれるから問題ないだろう」とたかをくくっていたのですが、契約の数日前になって実は隣地は借地で、底地の所有者は、現在は「国」である事が分かりました。

そして境界杭の復元を行う場合には「関東財務局」の立ち会いが必要になり、およそ2~3ヶ月の日数が必要になることも明らかになりました。

 

買主様はこの場所をいたくお気に召されていたのですが、もし3ヶ月も境界が確定しないとなると建築のスケジュール等も大幅に遅れてしまうのと、年内にご契約を済ませたいご事情もあった為、売主様の許可を頂いて境界があると思われるあたりを掘らせて頂きました。

(正直、売主側の業者さんも掘ったことがあると言っていたので、ダメ元でした)

 

夕方に懐中電灯を片手に住宅地の片隅に座り込んで、シャベルでゴリゴリとやっていると、何かそれらしい物が出て来たので、水を買って土を洗い流して行くと、表面の十字の溝に赤いペンキが薄っすらと出てきました。

間違いありません「境界杭」です!

(下がその時の写真です)

境界が確定して無事にお取引となったので結果オーライとなりましたが、境界が出て来るまでヒヤヒヤものでした。

では、また。

 

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公開日:2021年3月12日

こんにちは。

不動産売買の仲介手数料が【無料・割引】【REDS】の小野田です。

 

先日、 不動産業者様よりご売却物件としてお預かりしていた文京区のマンションのご契約をお手伝いさせて頂きました。

リノベーション済だったこともあり、販売開始から1ヶ月程度での早期のご成約となりました。

 

このところ、不動産市場に出ている在庫物件が少なくなっており、特に人気のエリアでは、目ぼしい物件はすぐに売れてしまいます。

 

そのため最近は内見のご希望を頂戴しても、前回のブログの「囲い込み」だけでなく、「契約予定」になっていてご案内出来ないこともしょっちゅうです。

(何故、不動産市場での在庫数が少なくなっているのかは、正直「???」なのですが…)

 

需給のバランスの悪い現在の様な市況では、住宅ローンの事前審査をはじめとした各種の手続きのスピードが購入の成否を分ける事になります。

 

購入したい物件が決まっていて、「早く手続きを進めたい!」とお考えの方は、弊社【REDS】までお気軽にお問合せ下さい。

経験豊富なスタッフが、最速の手順で、迅速に対応させて頂きます。

では、また。

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最終更新日:2021年3月5日
公開日:2021年3月4日

こんにちは。

不動産売買の仲介手数料が【無料・割引】【REDS】の小野田(おのだ)です。

 

他のスタッフのブログにも書かれていますが、最近「囲い込み」が横行している様です…。

 

「囲い込み」とは、自社で「両手仲介」を実現したいがために、売却依頼を受けた物件の情報を市場に公開しない行為のことを言います。

 

具体的には、公的データベース(REINZ)へは物件情報を「公開中」として登録していても、他社から内見依頼があった場合には、「その日は売主様の都合が悪くて内見出来ません」とか「お引越しの準備で内見開始は来月からの予定です」等と言って、他社からの内見は断わり、自社のお客様のみご案内を行うという様なことが行われます。

 

最近、この手の事が複数の物件で続いています。

つい先日も、弊社からいくら内見の申込みを入れても、上記の様にのらりくらりと理由を付けて内見させてもらえずにいた物件について、正直にお客様に事情を説明させていただき、お客様から広告を出している仲介会社へ内見を断られた同じ日時で内見の可否のお問合せをされたところ「大丈夫です内見出来ます」と言われたという様な事がございました。

 

ちなみに、この「囲い込み」をしていると思われる仲介業者は、町場の小さな仲介業者ではなく、大手の財閥系の仲介会社です。

 

当たり前のことですが、「囲い込み」は売主様にとって得なことは何もありません。

「囲い込み」をしている仲介業者も、当然それは知っています。

知ったうえで、自社の自分の利益を優先するためにお客様に損失を与えているのです。

(例えば、売却期間が1月伸びれば、ローンの返済が1月分 余分に必要になりますよね)

 

これはある意味「犯罪」だと思うのですが、残念ながらこういうことが度々行われているのが現状です。

 

このところの「囲い込み」の増加は、不動産市場の在庫物件の減少が影響していると思われるのですが、もしそうだとすると今しばらくはこのような状態が続くのかも知れません。

では、また。

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