小野田 浩(宅建士・リフォームスタイリスト)
「安心・安全」なお取引をご提供します。
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公開日:2023年2月24日
こんにちは。
不動産売買の仲介手数料が【無料・割引】の【REDS】の小野田(おのだ)です。
2023年2月からNHKの「首都圏ナビ」で始まった「不動産のリアル」というコーナーをご存知でしょうか。
「全国から「ヒト・モノ・カネ」が集まってくる東京で、その映し鏡となる不動産の現場を見つめていく」という企画とのこです。
第1回は「東京23区マンション高騰 サラリーマンが「億ション」ペアローン活用」という内容で、価格が高騰する都心で「億ション」を購入した会社員のご夫婦の考え方などが紹介されています。
第2回は、価格が高騰する首都圏の不動産を購入時する際に、「ペアローン」の利用が増えていること、そのメリットとデメリットなどについて紹介されています。
第3回は、元オリンピック選手村跡地に建設された「晴海フラッグ」の終販売期(第7期)の平均倍率が「71.1倍」、最も人気が高い部屋に至っては、倍率は「266倍」という驚異的な高倍率であったこと、また高倍率となった選手村跡地という事業の特殊性、投資・転売目的で複数の住戸を購入する投資家の存在などについて紹介されています。
第4回は、投資・転売目的での購入を防ぐ手立て(買戻し特約)を東京都が取らなかった事やその背景などが紹介されています。
(下記のリンクからご覧になれます)。
オリンピック誘致の段階から、選手村をマンションとして分譲することが企画され、その段階では「最寄駅から徒歩20分、数千戸の大量の新規分譲」という事業リスクから、民間ディベロッパーに対して「買戻し特約」という条件を付けることは難しかったという点、また不動産市場の価格上昇により、結果的に割安感が出たという点は理解が出来ます。
ただ 、元々は公共(東京都)の土地に多額の税金を投入して造成・建設されたオリンピックの選手村なのですから、これが投機的取引の対象になることは当然に避けられるべきですので、投機的な需要を抑制するために、同一人物が複数の物件に申込めないようにする様な制限は付加されるべきだったのではないかと思います。
今後同じく選手村跡地に建設され、販売が始まるタワーマンション(1455戸)については、この点が改善されることを期待したいですね。
【REDS】の「不動産のリアル」は、2016年から続けている企画で、不動産に関する諸々の幅広い話題についてのコラムになります。
REDSのエージェントの実体験に基づいたリアルな不動産取引の裏話や、不動産市場の動向等のREDSのエージェントのブログや「正直不動産」、「家売るオンナ」などのドラマの話題等、少々固い話から柔らかい話題まで、数多くのコラムを掲載しています。
不動産の売買をお考えの方はもちろん、そうでない方も楽しめるコラムが多数掲載されていますので、ご興味ある方は、REDSのホームページ、または下記のリンクから、一度ご覧になって見て下さい。
では、また。
最終更新日:2023年2月18日
公開日:2023年2月17日
こんにちは。
不動産売買の仲介手数料が【無料・割引】の【REDS】の小野田(おのだ)です。
このところ寒くなったり、暖かくなったりと気温の変化が激しいですね。
こんな時は体調を崩しやすいので、皆様お気を付け下さい。
ところで、今年も「確定申告」の時期がやって参りました。
今年の確定申告の期間は、令和5年2月16日(木)から3月15日(水)までとなっています。
「住宅ローン控除」を利用する場合には、誰でも初年度は必ず「確定申告」をする必要があります。
(普通の会社員の方などで、例年は確定申告の必要がない方は、2年目以降は「確定申告」は不要です)
この「確定申告」を忘れてしまうと、住宅ローン控除が利用できなくなってしまう可能性がございますので、ご注意下さい!
では、また。
最終更新日:2023年2月17日
公開日:2023年2月10日
こんにちは。
不動産売買の仲介手数料が【無料・割引】の【REDS】の小野田(おのだ)です。
本日は、過去10年間の「首都圏中古マンション」成約データを見て、あらためて分かったことを記載させていただきます。
不動産市場の動向に関する新聞の記事やニュースは多数ありますが、良く出てくるのは「前年同月比」でのデータです。
個人的には「不動産市場の動向を把握するのに「前年同月比」での比較は、実態を把握するのには向いていないのではないか?」と感じていました。
というのも、単月単位で「前年同月比」で比較するのは、期間が短すぎて逆に市場の動向が分かりずらいのではないか。特に「新型コロナ」の様な特殊要因が直近2~3年の間にあった場合には、急激な落ち込みとリバウンド等で、一時的に数字が大きく上下に振れた場合には「前年同月比」での比較では、直近の特殊要因の有無と影響の度合が分からないのではないかと思っていたからです。
(記事やニュースの中で、直近の特殊要因の有無ついては触れられていないことも多いので)
そこで、年単位での数字を比較できるデータが無いものかと、探したところ下記のデータが見付かりました。
上記は、公益財団法人 東日本不動産流通機構のまとめた過去10年間の「首都圏中古マンション 成約状況」になります。
このデータを見て明確に分かることは、下記となります。
・価格は㎡単価、総額ともに右肩上がりで継続している。
・面積はほぼ変わらない。
・成約件数については、2020年で大きく落ち込み、2021年で大きく回復し、2022年は2020年の水準まで落ち込んでいる。
(2020年は「新型コロナ」の緊急事態宣言等の影響で、大きく市場が落ち込んだ影響でしょうか。そして2021年はそのリバウンドの影響で成約件数が急上昇して、2022年は「前年の(逆)反動」、「利上げ」、「世界的な景気減速」、「ロシアのウクライナ侵攻に伴う物価高」が影響して2020年の水準まで成約件数が落ち込んでいる)
このデータを見ると、過去10年間、首都圏の中古マンションは成約件数とは係わりなく、価格の上昇が継続していることが分かります。
おそらく、新築マンションの価格に引っ張られて中古マンションの価格も上昇しているのだと思われますが、レインズに登録されている在庫件数が増加傾向で金利も上昇している中、個人的にはこのまま価格の上昇が続く可能性は低いと思うのですが、今のところ都内のマンション価格は「高止まり」の状況です。
4月には日銀の総裁も変わり、為替相場や株式市場でもその動向が注目されていますので、不動産市場でどんな影響が出て来るか要注目ですね。
では、また。
最終更新日:2023年2月8日
公開日:2023年2月3日
こんにちは。
不動産売買の仲介手数料が【無料・割引】の【REDS】の小野田(おのだ)です。
2023年2月からNHKの「首都圏ナビ」で始まった「不動産のリアル」というコーナーをご存知でしょうか。
「全国から「ヒト・モノ・カネ」が集まってくる東京で、その映し鏡となる不動産の現場を見つめていく」という企画とのこです。
第1回は「東京23区マンション高騰 サラリーマンが「億ション」ペアローン活用」という内容で、価格が高騰する都心で「億ション」を購入した会社員のご夫婦の考え方や、購入時に利用したペアローンのこと等について紹介されています(下記のリンクからご覧になれます)。
◆ NHK 首都圏ナビ 不動産のリアル
第1回「東京23区マンション高騰 サラリーマンが「億ション」ペアローン活用」
実は、「不動産のリアル」という同じ名前の企画は、【REDS】にもあります!
【REDS】の「不動産のリアル」は、2016年から続けている企画で、不動産に関する諸々の幅広い話題についてのコラムになります。
REDSのエージェントの実体験に基づいたリアルな不動産取引の裏話や、不動産市場の動向等のREDSのエージェントのブログや「正直不動産」、「家売るオンナ」などのドラマの話題等、少々固い話から柔らかい話題まで、数多くのコラムを掲載しています。
不動産の売買をお考えの方はもちろん、そうでない方も楽しめるコラムが多数掲載されていますので、ご興味ある方は、REDSのホームページ、または下記のリンクから、一度ご覧になって見て下さい。
◆ REDSホームページ 「不動産のリアル」
では、また。