小野田 浩(宅建士・リフォームスタイリスト)
「安心・安全」なお取引をご提供します。
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最終更新日:2022年4月27日
公開日:2022年3月28日
こんにちは。
不動産売買の仲介手数料が【無料、割引】の【REDS】の小野田です。
3月に入り、ご売却の相談を受けることが多くなりました。
不動産を売却した際に「売却益」が発生すると、その売却益に対して「所得税」が課税されます。
不動産の保有期間が5年を超えていない場合には「短期譲渡所得」、5年を超えていれば「長期譲渡所得」となり、それぞれ下記の税率が課されます(2022年3月時点)。
保有期間「5年」以下の「短期譲渡所得」の税率は「39.63%」
保有期間「5年」超の「長期譲渡所得」の税率は「20.315%」
この「保有期間」は 不動産を売却した年の1月1日時点で、不動産を取得した日から5年を超えているか否かで「短期」と「長期」に区分されますが、
ご注意していただきたいのは、実際に物件を取得した日ではなく、「売却した年の1月1日時点」が保有期間の算定の基準日になっているという点です、
例を挙げると、取得日が2017年(平成29年)2月1日で、 売却日が2022年(令和4年)8月1日の場合、実際に物件を保有していた期間は「5年6ヶ月 」ですが、 1月1日を基準に保有期間を算定すると、2022年の1月1日時点では、保有期間は「5年未満」(4年11ヶ月) となるので「短期譲渡所得」となってしまいます。
他方で、取得日が2016年(平成28年)12月1日で、売却日が2022年(令和4年)2月1日の場合、実際に物件を保有していた期間は「5年2ヶ月 」で上記の例よりも実際の保有期間は短いのですが、 1月1日を基準に保有期間を算定すると、2022年の1月1日時点では、保有期間は「5年超」(5年1ヶ月) になるので「長期譲渡所得」となります。
現行の税法制上、「短期譲渡所得」と「長期譲渡取得」では、ほぼ倍の税率ですから、物件の取得日・売却日が数日違うだけで、同じ物件を同じ価格で売却したとしても、支払わなければならない所得税の税額がほぼ倍になってしまうこともあり得る訳です。
ご売却をお考えで売却益が発生しそうな場合には、税務署等にどのタイミングで売却を行うと「短期譲渡」と「長期譲渡」になるのか事前に確認の上、ご売却のスケジュールを検討されることをお勧めいたします。
では、また。
最終更新日:2022年5月4日
公開日:2022年3月20日
こんにちは。
不動産売買の仲介手数料が【無料・割引】の【REDS】の小野田(おのだ)です。
先日(3/16)の地震、震度の大きさもさることながら、揺れている時間が長かったですね。
「3.11」の東日本大震災を彷彿とさせるような長い揺れでした・・・
(私は「3.11」は地震の大きさよりも、あの揺れの長さの方が記憶に残っています)
こんなことがあると、急にミネラルウォーターや保存食などの「防災備蓄」が心配になります。
翌朝、品薄になっているであろう状況を心配しながら、駅前のラッグストアに行くと、
予想に反して、ミネラルウォーターも保存食も普通に棚に並んでいて、特に品薄にはなっていない様でした。
(私の様に何かあってから慌てるのは少数派で、皆さん、普段から備蓄されているんですかね・・・)
「防災備蓄」は、最低3日分、できれば7日分を準備した方が良いそうなのですが、7日分ともなるとかなりの量になります。
我が家は3人家族なので、お水は最低限度で、一人あたり1日1リットルにしたとしても、3日分で9リットル、7日分だと21リットルの水が必要になります。
夏場を想定しておくなら、この倍くらいの量は確保したいので、3日分で18リットル、7日分だと42リットルの水が必要になります。
更にこの他に、保存食や諸々の備品等の備蓄も考えると、保管しておく場所に困る位の結構な量になりますね・・・
この量の物資を置いておくとなると、畳1~1.5帖分位のスペースを確保する必要がありそうです。
我が家は、まずは、家の片付けから始めなければ・・・
では、また。
最終更新日:2022年3月14日
公開日:2022年3月13日
こんにちは。
不動産売買の仲介手数料が【無料・割引】の【REDS】の小野田(おのだ)です。
連日ロシアのウクライナ侵攻のニュースとともに、原油・ガソリン価格高騰のニュースも流れています。
また、ウクライナが世界的な穀倉地帯とのことで、小麦についても世界的な値上げのニュースが出ています。
(農林水産省は製粉会社などに売り渡す輸入小麦の政府売渡価格を、2022年4月1日から17.3%引き上げることが発表されました)
新型コロナによる物流停滞などの影響で、世界的に色々な物の物価が上がっていたところに、ロシアのウクライナ侵攻が更に追い打ちを掛ける格好での値上げが始まりました。
間接的な影響に関しては、これから影響が出始めるものも多いと予想されるので、まだ値上げが始まっていないものも、これから徐々に値上げが始まると思われます。
ウクライナ情勢の動向によっては、様々な物の値上げの幅と期間が大きくなり、長期化されます。
これらは不動産市場(特にマイホーム需要の実需物件)の需要にとっては、当然マイナスの影響となります。
個人的に「2022年」は、これまで上昇して来た不動産価格の転換点になるのではないかと心配しています。
では、また。
最終更新日:2022年3月7日
公開日:2022年3月6日
こんにちは。
不動産売買の仲介手数料が【無料・割引】の【REDS】の小野田(おのだ)です。
毎年恒例のSUUMOの【住みたい街ランキング】が3/3に発表されました。
(出典:SUUMO)
今年のランキングで目立ったのは「郊外」エリアの人気の上昇です。
テレワークの広がりなど「新しい生活様式」で、広い住まいを求めて「郊外」に新居を構える方が増えた影響ですね。
なお、前年比で10位以上ランクアップしたのは、つくばエクスプレス「流山おおたかの森」駅(39位→16位)、東武東上線「川越」駅(46位→30位)、JR山手線「有楽町」駅(52位→34位)、東急田園都市線「たまプラーザ」駅(49位→37位)、京王線「調布」駅(68位→50位)などで、郊外の駅が目立っています。
上記の「流山おおたかの森」駅(39位→16位)は、私の住んでいる「流山市」にあるのですが、自分の住んでいるところが載るのは、やっぱりうれしいものですね。
来年か再来年に「アフターコロナ」となった時に、次はどんなランキングの変化が出てくるのか楽しみです!
では、また。