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小野田 浩(宅建士・リフォームスタイリスト)

「安心・安全」なお取引をご提供します。

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最終更新日:2023年7月1日
公開日:2023年5月7日

皆様、こんにちは。

不動産売買の仲介手数料が【無料・割引】【REDS】の小野田(オノダ)です。

 

私事ではございますが、先日「宅建マイスター」の資格を更新いたしました。

(実は「宅建士」の他にも、宅建マイスター、不動産コンサルティングマスター、住宅診断士の資格を持っています)

 

「宅建マイスター」とは、宅地建物取引のエキスパートであり、取引に内在するリスクを予見し、緻密かつ丁寧な調査を行い、それを重説・契約書に反映し安全な取引を成立させる能力を有する、いわば「上級宅建士」として、一般消費者の高い信頼を得られる称号です。

受験資格も「宅地建物取引⼠証取得後、5年以上の不動産に関する実務経験を有していること」などが必要とされる、実務を重視した資格となっています。

 

宅建マイスターには以下の資質・能力が求められています。

 

1.高い倫理性や行為規範を有していること(公共貢献、法令遵守、信用保持、信義誠実、公正と中立性、守秘義務、自己研鑽の努力義務などに則って職務を行う高い倫理性を有していることが不可欠である)

 

2.リスクの可能性を明らかにする能力。(表面化していないリスクを予見する視点を持ち、論理的思考でリスクの可能性を想定し明らかにする )

 

3.緻密かつ丁寧な調査を行う能力。(予見したリスクに関して、将来トラブルにつながる可能性がどの程度あるのか、丹念な調査を行いその影響等を明らかにする。加えてトラブルの対応策、解決策等についても調査を行う)

 

4.顧客の納得を得る説明能力。(調査結果とリスクの可能性を顧客(売主・買主)にわかりやすく説明し、トラブルが発生した場合の対処法を提示。顧客の納得を得た上で、合意事項・容認事項を取りまとめ、取引を成立に導く)

 

今回の資格の更新にあたっても、回答にかなり専門的な知識を必要とするような課題が複数あり、他方で回答には時間制限が設けられていなかったことから、単に知識量を問うだけでなく、実務で必要となる思考能力や調査能力を重視していると思われました(正直、回答するのに数時間悩んだ問題もありました)。

 

今回の更新講習を受けて、

土地や建築についての知識を増やし深めるだけでなく、お取引にあたって売主様、買主様の保有しているリスク、これから保有することになるリスクについても、気を付ける必要があることをあらためて、気づくことが出来ました。

今回の講習で学んだことを活かし、これからも皆様のために安心・安全な不動産の取引ができるように努力して参ります。

では、また。

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