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最終更新日:2016年8月9日
公開日:2016年7月30日

「耐震基準適合証明書」と住宅ローン控除について

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こんにちは。

不動産売買の仲介手数料が【無料・半額】のREDSの小野田です。

 

今日は【耐震適合証明書】の事を書きます。

 

先日ご購入のお手伝いをさせて頂いた物件は、旧耐震(建築確認の取得日が昭和56年6月1日以前)のマンションでした。

 

普通なら、「住宅ローン控除」は利用出来ない物件です。

「住宅ローン控除」は、原則として下記の築年の建物でないと、原則として適用になりません。

 

〇 非耐火住宅(木造等)・・・築後20年以内

〇 耐火住宅(RC、SRC造等)・・・築後25年以内

(※ この他に延床面積の要件も満たす必要が有ります)

 

ですが、この築後年数要件を緩和する方法がいくつか有ります。

 

その一つが「耐震基準適合証明書」の取得です。

「耐震基準適合証明書」は、建物が現行の耐震基準を満たしていることを証明する書類で、 建築事務所や指定性能評価機関などで発行をお願い出来ます。

発行費用は3?7万円程度掛りますが、住宅ローン控除の他に登録免許税の軽減措置や不動産取得税の軽減等も受けられるので、かなりコスパは高いです。

可能なら是非とも取得したい所です。

(2,000万円以上のローンの借入があれば、100万円以上の差が付いて来ます)

 

ただ、適用に際しては注意点がございます。

それは「所有権移転前」に取得する必要が有ることです。

ここでうっかり、所有権移転後に取得してしまうと「住宅ローン控除」の適用は受けられなくなりますのでご注意ください。

 

では、また。

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小野田 浩
(宅建士・リフォームスタイリスト)

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