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渡部 親三(宅建士・リフォームスタイリスト)

安心と信頼を御提供できるよう努めさせていただきます。

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最終更新日:2022年10月19日
公開日:2022年1月27日

皆様こんにちは。

 

指定流通機構である東日本不動産流通機構(東日本レインズ)が2021年(令和3年)度の【首都圏不動産流通市場の動向】を1月21日に発表しました。

 

http://www.reins.or.jp/pdf/trend/sf/sf_2021.pdf

 

これによると、

 

・中古マンションの成約件数は過去最高

・中古戸建住宅の成約件数も過去最高

・新築戸建住宅、土地の成約件数はともに前年割れも、成約価格はともに上昇

・中古マンションの成約価格は9年連続で上昇

・中古戸建住宅の成約価格は3年ぶりに上昇

・新規登録件数は中古マンションは3年連続で減少、中古戸建住宅は2年連続で減少

 

といった結果になったようです。

 

(物件が少なく、価格が上がっているな)

 

というのが不動産流通業界に携わる多くの人間の実感ではないでしょうか。

その実感が数字で裏付けられた形になったと思います。

 

東日本レインズの対象エリアは「北海道、東北、関東、新潟県、山梨県、長野県」で、今回は「首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)」のデータです。

「新築戸建の成約件数は前年割れ」といっても、東京都の「多摩地区」だけは前年比+10.8%と「健闘」していることなど、細かい地域差は出ているようです。立川や府中の仲介業者から「経験したことのない過去最高の忙しさ」と聞いていましたのでこれも数字で裏付けられたという気がします。

 

総じて「新規登録件数=物件の供給数」が少なくなっているところで「成約件数は過去最高=お客様の需要・動きは活発」という状況です。不動産の価格相場の動きは金融情勢など様々な要因に左右されるため一概には言えませんが、しばらくは相場が崩れることはなさそうでしょうか。先のことは誰にも分かりませんが。。

 

不動産の購入・売却を検討されている方はこうした公的なデータも何かの参考になるかもしれませんので目を通してみてください。

 

皆様どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

渡部

 

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最終更新日:2022年11月19日
公開日:2022年1月21日

皆様こんにちは。REDS不動産流通システムの渡部です。

 

この度さいたま市大宮区の新築戸建のお引渡し(決済)が無事に完了となりました。

 

 

 

 

新築戸建の決済では物件の鍵や諸々の関係書類(建築確認申請書類や設備類の説明書、アフターサービス書類など)を売主様から買主様にお渡しします。

 

こちらの物件の売買契約は昨年9月でまだ期限内だったため【グリーン住宅ポイント】の申請書類の引渡しも行われました。

売主様からポイントで交換できる商品のカタログ類が渡されていました。

残念ながら制度は終了してしまいましたのでこれが最後になるでしょうか。

もともと制度を利用できる物件の要件が厳し目で利用できる物件は多かったとは言えませんが、原則として30万円相当程度の商品がもらえる制度で恩恵は大きかったと思います。

何らかの形で制度の【復活】を望みたいと思います。

 

グリーン住宅ポイントは典型ですが、住宅ローン減税、住宅取得資金贈与の特例など、世の中には【期間限定】で優遇する制度が多いですね。

期間限定で優遇するか、制度適用当初が最も優遇され、翌年以降控除や減税の幅が縮小する仕組みです。

【今がお得!】と煽る効果はありますが、不動産を購入するのに適切なタイミングは人それぞれです。

偶然の購入年度の違いで減税額等が大きく変わるのは公平の観点からいかがなものか常々疑問に思っています。

コロコロ制度が変わるので対応する我々も振り回されることになり大変です。

 

新築と中古で新築の方が優遇幅が大きい制度が多いことも不満ですね。

【既存住宅の流通を促進する】という政策と矛盾しないのか、いつも疑問に感じています。

中古の流通が新築の交換価値を支えているんですけれどもね。

 

最後になりそうなグリーン住宅ポイントの申請書類を眺めながらいろいろ考えてしまいました。

 

省庁や議員の皆様には恒久的で公平で分かりやすい制度を望みたいと思います。

 

 

オミクロン株によるものと思われる感染の拡大が続いています。

今一度医療従事者や基礎疾患のある方、高齢者の方々等のことを思い、気を引き締めて感染対策をしていきたいと思います。

 

それではまた。

 

 

渡部

 

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公開日:2022年1月12日

皆様こんにちはREDS不動産流通システムの渡部です。

 

この度小金井市内の新築戸建を取引させていただきました。

 

【所在】小金井市某所

【交通】中央線「東小金井駅」徒歩11分

【間取り】3LDK

【仲介手数料】無料

 

通常ですと約200万円ほど必要な仲介手数料が【無料】になりました。

 

人気の中央線沿線の徒歩圏。現在は物件が少ないですね。

例年も多いとは言えませんが現在の物件の少なさはいつも以上の気がします。

探している多くのお客様は大変だと思います。

 

今回の物件は建築確認を受けたばかりの、完成は半年ほど先の物件。

現地の状態はまだ「更地」に近い状態でした。

この状況で多棟現場の残り1棟、我々の契約で「完売」でした。

建築が進まないとなかなか完成後の建物のイメージが湧きにくいので通常はもう少し時間がかかることが多いのですが、売主様も驚いていました。

 

1月下旬頃から【繁忙期】に入るのが例年の傾向です。

良く物件は売れているので大変な時期になりそうですが、気に入った物件は確実に押さえられるようにお客様にアドバイスしていきたいと思います。

 

それではまた。

 

 

渡部

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最終更新日:2022年6月10日
公開日:2022年1月5日

皆様こんにちは。

 

不動産売買の 仲介手数料が「割引・最大無料」の【REDS】の渡部親三です。

 

今週は下記のマンションのご購入をお手伝いさせて頂きました。

 

物件概要:

【物件:新宿区内中古マンション】

【築年:約27年】

【専有面積:約60㎡(壁芯)】

【間取り:2LDK】

【販売価格:4980万円】

 

 

仲介手数料無料でのお取引となりました。

 

(通常の不動産業者をご利用の場合に比べて、約160万円以上もお得 になりました!)

 

なかなか良い物件が見つからず、1年近くかけてようやくフィットする物件が見つかった形です。

買主様誠におめでとうございます。

 

私がご案内させていただいた物件を振り返ってみても、結果的にご自身に合った一番良い物件を選ばれたと思います。時間をかけた甲斐があったと思います。

 

不動産との出会いには【縁】としか言いようのないものがあって、探している時期に良い物件になかなか出会えないことはあります。

良い物件があっても、探し始めの段階で良さがよく把握できずに【縁】がなく素通りしてしまうということもあります。

時間をかければ良い縁に恵まれるというわけではありませんが(むしろ長期化して完全にタイミングを失ってしまうこともあります)、今回は結果的に【縁】に恵まれ最良の形になりました。仲介手数料無料の物件になったこともコストが低くなり結果的にメリットがありました。

 

今回取引させていただいた【新宿区】。

人口はおよそ35万人弱で23区特別区の中では中位くらいの人口です。

全国の自治体と比べると県庁所在地の滋賀県大津市、和歌山県和歌山市等と同じくらいの人口です。

結構住宅が多い区で取引も活発なエリアです。

都庁のある西新宿のビル街、歌舞伎町などの繁華街のイメージも強い区ですが落ち着いた住環境のエリアも多く昔から人が住んでいて暮らしやすいところも多いですね。一度住むと離れたくない方が多い印象があります。お客様は他県から新宿への引越しで土地勘もこれまでなかった方ですが、通勤時間は1/3程度に短縮される見込みでこれだけでも大きいですね。

 

 

2022年がスタートしました。

 

今年こそ新型コロナウイルス感染症が終息して日常が戻ってくるように。

それまでは感染対策に気を抜かずに過ごしていきましょう!

 

 

 

渡部

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