渡部 親三(宅建士・リフォームスタイリスト)
安心と信頼を御提供できるよう努めさせていただきます。
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公開日:2021年12月30日
皆様こんにちは。REDS不動産流通システムの渡部です。
この度【三菱UFJ銀行】より【感謝状】をいただきました。
提携先のローンセンターから、融資残高なのか取扱件数なのか、銀行にとって貢献が大きかった方に毎年配られているものです。以前勤務していた会社の時代も含めて何度かいただいたことがあります。年の瀬に一年を振り返り感謝を形にしてくれるものですからまぁ悪い気はしません。
お客様への住宅ローンの紹介にあたっては物件の特徴とお客様のニーズに沿って最適な銀行の紹介に努めており「特定の銀行を勧める」ということは普段していませんが、三菱UFJ銀行は商品内容や審査のスピード、経験など優れた特徴がある銀行で幅広いお客様に紹介しやすい銀行ではあります。さすが【メガバンク】ですね。最近はさらに柔軟性が増してきてお客様にとってはメリットが増えてきているので、表にはなかなか出ないそうした点も伝えてお勧めしていきたいと思います。
ただ今年を振り返ってみると三菱さんが一番多く利用した銀行というわけではありませんでした。
三菱UFJ銀行は【さすが】の銀行ですが、銀行間の熾烈な競争の中で各行の特徴は差が出てきており、どの銀行の住宅ローンがお客様に適しているかは人それぞれです。
今後もお客様のニーズを最優先して適した銀行、住宅ローンをご紹介していきたいと思います。
2021年誠にありがとうございました。
渡部
公開日:2021年12月22日
皆様こんにちは。REDS不動産流通システムの渡部です。
先日【お客様の声】を頂戴しましたのでご紹介させていただきます。
(【お客様の声】は、お取引して頂いたお客様から頂戴しましたアンケートです。)
都内の中古戸建住宅の売却のお客様でした。
手狭になった自宅を売却して、広い物件に買い換えたいというお客様でした。
当初は購入についてもご相談いただいておりましたが、購入の方は残念ながら弊社が仲介に入れない物件で決まってしまいました。残念でしたがこれはたまにあることでやむを得ないところでした。
買い換えの場合は、売却も購入も両方担当できると住替えのタイミングや住所の変更手続、買替えローンのご紹介などトータルでご提案ができるためスムーズに進めることができます。
今回は購入の方は別の仲介会社さんが入ったのですがどうもローンの案内があやしい。。
知識不足なのか住宅ローンの質問が仲介に入れなかった私の方に届きます。
結果的に進捗状況を逐一報告していただくことになったので売却担当の私としては助かったところもありましたが、もう少しきちんとやってくれれば。。と思うこともしばしばでした。
売却についてもローン付けにやや難がある物件だったのですが、買主側の仲介業者様と連携して何とか無事に審査を通して決済することができました。
販売に要した期間は極めて短期間だったのですが、決済に至るまで様々なことがあり、印象的な忘れがたい取引となりました。売主様誠におめでとうございます。
来週からは年末年始のお休みに入ります。
年内に終わらせられる仕事は全て終わらせて気持ち良く休み入りたいと思います。
それではまた。
渡部
公開日:2021年12月16日
皆様こんにちは。REDS不動産流通システムの渡部です。
12月入り気温がグッと下がって朝晩が寒くなってきましたね。
最近は風邪でも引いて熱が出てしまうと大変なことになりかねません。
十分注意して過ごしていきましょう!
さてこの度は以下のマンションを取引させていただきました。
〇 中古マンション
杉並区某所 所在 2004年築 3LDK 角部屋
仲介手数料【半額】にてご購入となりました。
以前取引させていただいたお客様からのご紹介のお客様でお子様の学区域内でマンションを探されていました。
周辺は杉並の閑静な住宅街でマンションの数が少ないエリア。
なかなかピッタリとした物件がない中で、「売りに出たら検討したい」とお客様が考えていたマンションの新規販売住戸で成約となりました。
地元の狭い範囲で物件、特にマンションを探されている場合、幾つか候補になる物件が決まっているケースがあります。
ただ売りに出るお部屋がないと検討すらできませんので、なかなか希望の物件を購入することが難しいケースもあります。ファミリータイプのマンションですと長く住む目的で住んでいる方が多いため数年間全く売り物が出ないというケースもあります。
今回は他の物件も広く検討していた中でたまたまタイミングが合った形でした。
こうした地元の方からマークされている物件は往々にして購入希望者が競合します。
今回も購入申込は合計で3本競合し、厳しい競り合いの中で何とか一番手を勝ち取ることができました。
現在は物件の数がそれほど多いとはいえず競合することが多くなっています。
気に入った物件を競合に打ち勝って押さえることは容易なことではありませんが、運もあって今回は一番手を確保することができました。買主様誠におめでとうございます!
12月後半から1月中旬頃にかけては不動産会社が長期の休暇に入るところがでてくるなど、例年少し取引の件数が減少します。その後は引っ越しシーズン、繁忙期へと至ります。コロナ禍で例年の傾向とは異なる動きになることも多いので先入観にとらわれず準備していきたいと思います。
それではまた。
渡部
最終更新日:2022年2月21日
公開日:2021年12月9日
REDS不動産流通システムの渡部です。
「逆ざや」等の問題点から控除率の縮小が長く課題に挙げられてきた【住宅ローン減税】制度。
政府・与党での議論の方向性がかなり具体化してメディアでの報道も増えてきましたね。
控除率はどうやら「1%→0.7%」、残高の上限は「4,000万円→3,000万円」になる可能性が高くなってきたようです。
様々な報道を追っていて私が個人的に注目したのは本日付けの以下の記事です。
「住宅ローン減税、省エネ住宅に手厚く 税制改正大綱、10日決定へ」
(日刊不動産経済通信 令和3年12月9日付記事より)
https://fk-online.jp/archives/7514
省エネ基準に応じてローン残高の上限が(現行制度よりも)変わるということも注目ですが、後段の以下の箇所は大注目です!
「既存住宅流通の観点では築年数要件の緩和で対象が増加することがポイント。従来は、耐火住宅25年、非耐火住宅20年より古い住宅は、耐震基準適合証明書が必要だった。これを「昭和57年(82年)以降に建築された住宅」に緩和。国交省内からは「既存戸建てはローン減税の対象が2倍以上に増える」との声がある。 」
これは我々の業界団体が長年陳情・提言してきたもので、実現すれば実務上のインパクトはかなり大きいです!
もともとの住宅ローン減税制度の「耐火25年/非耐火(木造など)20年/ただし耐震基準適合証明書等で耐震性を証明できれば築年数は不問」という築年数要件の建付けは、【既存住宅の流通】を阻害する要因の一つであったと言わざるを得ません。
国内の戸建住宅の大半を占める木造住宅については「寿命は20年ですよ」と国が宣告しているようなものです。
25年経過したマンションが対象外になる合理的な理由もなく、「新築信仰」に拍車をかけていただけだったのではないでしょうか?
ついにこの不合理な「築年数要件」が緩和されることになるとすれば、業界全体で祝すべき【慶事】だと思います!
(耐震基準適合証明書の発行を主要業務にしている建築事務所等は業態の変更が必要になるかもしれません)。
SUUMOのようなポータルサイトも仕様変更が必要になるでしょうね。現在は例えば中古の戸建の場合「築20年以上でも住宅ローン控除が使える可能性あり」といった検索項目がありますが、新耐震基準以降は一律に対象になるとすればこうした検索項目は不要になると思います。
本日(令和3年12月9日)付の方向性の報道でまだ決定事項ではありませんが、正式な決定を楽しみに待ちたいと思います。「控除率の縮小」「残高の上限の縮小」が大きく報道され少しがっかりていましたが、国土交通省の頑張りなのか、素晴らしい改正内容も含まれているようです。
今後に強く期待したいと思います!
渡部