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公開日:2019年3月19日

仲介手数料は、高いか安いか

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不動産流通システムREDSの坂爪です。

本日のお話は仲介手数料額に関するお話です。                                         成約価格×3%ってなんだかおかしくないですか??

仲介手数料は“上限”が3%+6万円と定められているわけですが、                                 私たちからすると、実は500万円の物件も1億円の物件もお仕事                                の内容はあまり変わりません。※物件価格400万円以上の場合

正直言うと、価格が安い物件の方が大変だし、難しい・・・。                                  エリアが離れていると、物件調査に慣れていないという大変                                   さがありますし、 古い物件は建築当時の資料が残されていなかっ                                たり、境界トラブルがあったり、 近隣住民との取り決めに関する                                書類を紛失していること等の問題が多くあるためです。

500万円の物件で3%は安すぎる気がする一方で、                                      1億円を超える物件で3%以上の仲介手数料をいただくのは、                                  やはり、報酬が高すぎると、私は思ってしまいます。

もちろん、宝石でも車でも野菜でも、高額な物や希少性の高い物                                 の売買では 大きな報酬が付いてくるものだと思いますし、大きな                                ものを取り扱うことによる 訴訟リスクもあるわけですから、                                  全てが無駄だとは言えません。

私が言っているのは、“高すぎるんじゃないですか!?”                                     ということなのです。

価格が低い物件だと割が合わない場合がありますし、 価格が高                                 い物件だと報酬が高すぎる場合が多々あります。

仲介手数料の上限を請求するのが当たり前という状況から少しで                                 も早く脱し、 仕事に見合った報酬を適正に請求できる業界になっ                                て欲しいと思っています。

仲介手数料の自由化を実現するために、私たちは透明性の高い                                  サービスを提供することを 心がけなくてはいけません。                                    難しい時代になりましたが、専門性の高い人間が残る時代は                                   歓迎したいところです!

仲介手数料の自由化?+?両手仲介を行わないエージェント制?                                  が 次の仲介業界のスタンダードになると考えています。                                     不動産業界全体が良い方向に進んでいくことを強く望み、                                    努力してまいります。

この記事を執筆した
エージェントプロフィール

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坂爪 潤
(宅建士・リフォームスタイリスト)

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