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坂爪 潤(宅建士・リフォームスタイリスト)

エージェントの質の違いをお確かめ下さい。

4.6

24

公開日:2022年2月3日

オミクロン株が猛威を振るっておりまして、受験生を抱える親としては

ハラハラの日々が続いておりますが、健康なREDSの坂爪です。

 

2月と言えば確定申告の開始です。

不動産関連ですと最も需要のある「住宅ローン控除」を含む2021年の

所得税関係の申告は2月16日が開始。

贈与税については、2月1日から開始、既に始まっております。

さて2022年、「住宅ローン控除」の要件等が大きく変更になりました。

正確には3月の国会まちですが・・・・。

 

変更点としては

〇年収条件:3000万円以下→2000万円以下

〇控除率:1%→0.7%

〇控除期間:課税物件13年、非課税物件10年

〇上限金額:ZEH住宅・認定住宅・省エネ基準により変動

〇新築床面積:50㎡以上→40㎡以上

※2023年までに建築確認取得+年収1000万円以下

〇中古物件は50㎡以上で変わらず

〇中古住宅は昭和57年以降の建築でローン控除可

※以前は耐震適合証明書・瑕疵保険等が必要でしたが不要となりました。

 

以上のような変更点が出てきました。

ご希望の物件がローン控除が使えるか否かは重要です。

 

REDSのエージェントは全員が宅建士。

お気軽にご相談ください。

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公開日:2021年2月2日

緊急事態宣言が3月まで延長となりました、原因はともあれ首都圏の

感染者は減少傾向ですが、減ったと言いましても、まだまだ数百人単位

での感染者が毎日報告されております。

 

以前こちらのブログでも「住宅ローン控除」の要件である床面積が

50㎡→40㎡に緩和される可能性が有ることをお伝えしましたが、

今回「すまい給付金」については、先行して床面積条件を40㎡に緩和

する事と、期間を1年延期する事が決定しました。

 

コロナの影響を受けての景気対策の一環だそうです。

年収制限はあるものの、マイホームご購入を検討中の方には朗報です。

ところで、床面積50㎡→40㎡

 

これは、結婚して子供を持つことが当たり前ではない昨今、単身者等

でもマイホーム購入時に各種優遇が受けられる様に、多様化への配慮

も有るのかもしれませんが、都内を中心に物件がどんどん狭くなって

いる事も有るのかもしれません。

 

郊外では余りその様な印象は受けませがん、都内の新築マンション

では60㎡台で3LDKなんて間取りも散見されます。

ひと昔前はマンションで3LDKと言えば70~75㎡は有る印象でした

が最近はマンション狭くなりましたね。

 

ローン控除の対象床面積が決まるのはおそらく年度末でしょうが、

諸々の公的基準が引き下げになると、住宅ローンの床面積記載等も

変わってくるのかも知れません。

 

年度末、お住いを買いたい、売りたい、仲介手数料半額~最大無料の

REDSへお気軽にお問い合わせください。

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公開日:2021年1月10日

私の住む神奈川も、昨日の感染者数は999人、東京・神奈川・千葉・埼玉

人の往来は都県に関係ありませんので、こうなりますよね。

何とも複雑な心境で業務に励んでおりますREDSの坂爪です。

 

さて、昨日も物件ご案内して参りましたが、新築物件の着工件数はコロナ

の影響もあり減少。

更に今後の人口減少等も勘案しますと、条件の良い中古物件の需要が

伸びるものと予想されます。

 

中古物件・・・当然ながらリフォームがつきものですが、中古物件を

探しつつ、かつリフォームも視野に入れますと、資金計画も含めて意外

と手間が掛かります。

 

御契約に向けての申込みに際しては「ローンの事前審査」が必要と

なりますが、リフォーム費用を含めたローンの事前審査をする為には

ある程度しっかりとした「リフォーム見積もり」が必要となります。

 

リフォームの見積もりを取るためには、お客様・リフォーム会社・

私共仲介会社の連携が非常に重要なのですが・・・これがなかなか

大変です。

お客様がリフォーム会社を探したり、打ち合わせをしている間に、

物件が売れてしまうケースも沢山御座います。

売主様のご協力も必要となりますので、余り何回も見積もりでお邪魔

する事がNGな場合もあります。

 

そんな時「REDSのワンストップで対応可能なリフォーム」をお勧め

致します。

 

仲介会社である当社REDSがリフォーム工事も請負致します。

打ち合わせの窓口は当社のみ、物件の選択・リフォーム見積もり・

リフォームの詳細打ち合わせ、資金計画・引き渡しや工事日程

全てREDSが窓口で一元対応致します。

 

当然、リフォームの内容も気になる所だと思いますが、当社は

安かろう悪かろうのリフォームはお受けしておりません、しっかり

とした打ち合わせと、お客様のニーズに合わせてプラン作成致します。

 

現状エリアは、都内及び隣接地、マンション限定での取り扱いとなり

ますが、「都心部のビンテージマンションを、自分好みにカスタマイズ

したい」

そんなお客様、お気軽にご相談ください。

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公開日:2020年12月17日

寒いですね、我が家も家の前の駐車場に止めた車の屋根が霜で真っ白

に凍結しておりました。

相変わらずのコロナ禍の中、比較的静かな年末を迎えております、

REDSの坂爪です。

 

コロナの影響・・・郊外への転居や、売却物件の減少、等々不動産業界

にも当然の事ながら影響が有ったわけですが・・・

 

今後予想される影響として、最も皆様の身近で影響が有るのは、住宅

ローンかも知れません。

住宅ローンの審査は、基本的には「実績評価」ですので、直近の源泉

徴収票や確定申告書を基に収入に対する借入限度額を算出します。

 

!!そうです、コロナの影響で収入減の方、いらっしゃいますよね!!

 

来年、その先、実際に審査する金融機関がコロナの影響を勘案してく

れるとは考えにくいので、収入減⇒借り入れ可能金額の減少、さらに

変動金利の優遇幅は、収入に対する返済比率(借入額)で決まる部分

も御座いますので、借り入れは出来たが金利は高め・・・こんな状況

が予想されます。

自営業でコロナの影響を受けている方はもっと深刻かも知れません。

自営業者等の確定申告をされている方は、直近の所得だけでなく、

過去2年、3年分の申告書類を徴求される場合があります。

 

更に、自営業者の方などの審査においては、収入の激減・(激増)

は審査上マイナス要素となります。

※審査期間は「安定性」を重視します。

 

今年の申告内容が、数年間審査に影響を与えてしまう可能性が有る

訳です。

 

なかなか厳しい状況が予想されますが、REDSでは、各金融機関担当者

と連絡を取り合いながら、お住まい探しの大事なファクターである住宅

ローンのサポートもしっかりと行っていきます。

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公開日:2020年12月3日

コロナ第三波、来ておりますが、遅ればせながら「インフルエンザ」は

予防接種を済ませましたREDSの坂爪です。

やはり乾燥すると諸々のウィルスの感染力が強まるんですね・・・

コロナも同様なようで、予想はされて居ましたがガッカリです。

 

さて、先日のオンラインのニュースにチラッと出て居りましたが、住宅

ローン控除の床面積要件が緩和になるとの話題。

現在住宅ローン控除の対象となる物件側の要件は

 

①床面積50㎡以上

②築年数が、木造20年、マンション等25年以内

※耐震適合証明書等の取得で築年緩和あり。

 

となっていますが、この中の①床面積について現行の50㎡⇒40㎡

に緩和されるとのお話がでておりました。

 

都心部のマンションは、年々小型化しておりまして、少し前までは

 

80㎡以上⇒4LDK

70㎡~80㎡⇒3LDK

60㎡~70㎡⇒2LDK

50㎡~60㎡⇒1LDK

 

位のイメージでしたが、現在は其々1段づつ下がった印象があります。

60㎡台の3LDK、70㎡台の4LDKと言う物件もかなり御座います。

これは、一つにはデベロッパー側の利益確保の要請もありますが、

買う側も家族の人数が減って、それほど広い物件を求めていない

状況も有るのかもしれません。

 

当社もDINKSのご夫婦や、単身者のマイホームご購入のお問い合わせも

沢山御座います。

 

物件をご案内しておりますと、ご購入者様は当然ながらローン控除

が使えるならば使いたい・・・必然的に50㎡以上の物件を中心に

ご検討される事となりますが、50㎡を切る物件であれば、価格・条件

ともに近い物件が有ったりする・・・。

 

更に、広さ的には40㎡台で十分だが、ローン控除を考えて、あえて

50㎡以上を探す・・・。

 

こんなケースも散見されます。

 

まだ、「そんな話が出ている」のレベルで実際に確定するのは3月の

国会の一番最後の方(毎回そうです)なのですが、これが緩和されれば、

買う側も売る側もメリットが有ります。

 

現場のサイドから言わせて頂ければ、「築年数」も緩和若しくは撤廃

で良いのでは無いかと思ったりもします。

中古住宅の流通や、空家問題の解決にもプラスになると思うのですが。

 

自分のライフプランに合った住まいを見つけたのに、床面積や築年数

でローン控除が利用できないなんてナンセンスです。

 

最後になりますが、この床面積50㎡、40㎡、いずれも「登記記録」の

床面積が基準となります。

一戸建ての場合には問題になる事は少ないのですが、マンションの場合

所謂「広告」に掲載されている床面積は、壁芯面積と言って広告用の

面積で、登記記録の面積よりもチョット大きく(広く)表示されています。

 

広告で50㎡ギリギリの床面積だったり、50㎡台前半の床面積の物件の

場合には、必ず登記記録の面積をご確認頂く事をお勧め致します。

 

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公開日:2020年8月11日

相変わらずのコロナ感染者数ですが、毎日マスクで顎に汗疹が

出来そうなREDSの坂爪です。

 

ここのところ、不動産を離れた話題が多かったので、今回は多

くの皆様が御購入時に利用される住宅ローンに関す内容です。

住宅ローンの審査!と言いましてもその内容は多岐にわたります。

簡単に分けますと ①借りる人個人の審査 ②購入物件の審査。

 

更に①に関して

●ご年収

●お勤め先・事業内容

●勤続年数

●過去から現在までの金融履歴

●ご家族構成

 

等が審査の内容となってきます。

各金融機関、公開はしていませんが各条件に基準を設けて

審査する訳です。

 

今回ご紹介しようと思う住宅ローンの商品は、この条件の中

でも、特に「勤続年数」に優しいローンです。

 

極端な話「現在無職」でも住宅ローンが借りられるかも知れ

ない商品です。

 

具体的には、先月退職して、今月一カ月無職、でも翌月からの

仕事先は決まっている。

こんな方でもローンのお借り入れが可能な場合が有ります。

 

来月から働く予定の会社から雇用条件(給料の予定額)の記載の

ある採用通知などが有れば、それを基に審査が可能。

ヘッドハンティング等で実質的にキャリアアップなのに、退職

してしまった為に住宅ローンが借りられない方、お気軽にご相談

下さい。

 

また、良く頂くご相談で、現在のお住まいの住宅ローンが残って

いるが、先行して購入して住み替えをしたい。

 

一般的には住み替え(買い替え)の場合、先行して現在の住まい

を売却してからでないと御購入の住宅ローンが利用できませんが、

今回の住宅ローン商品、一時的にローンは二重払いになりますが

 

●先行して御購入⇒新居にお引越し⇒空家にしてから売却

 

と言う事も可能に成ります。

 

各金融機関、審査内容は公開していませんし、また内容は順次

変わってきます。

色々なご希望に合わせた住宅ローンをご紹介いたします。

 

お気軽にご相談下さい。

 

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公開日:2020年7月7日

九州が豪雨に襲われております。今日から明日にかけて中部地域

私の出身地長野県にも豪雨予想が出ていて心配です。

既に郷里の長野での暮らしより鎌倉での暮らしが遥かに長くなり

ましたREDの坂爪です。

 

今回は、住宅ローンの審査についてです。

 

ざっくばらんに住宅ローンは職業・お勤め先によって、通りや

すい、通りにくいが有ります。

 

更に、同じご年収、勤務年数でもお勤め先によって金利が違う

という事も御座います。

 

さてさて、それでは、実務上住宅ローンに有利な職業は??

 

第一位・・・公務員!!!!ハイッ!!

第二位・・・一部上場企業正社員!!!

第三位・・・上場企業子会社!!(100%子会社なら尚◎)

第四位・・・その他上場企業

第五位・・・中小企業の会社員(会社の規模による差はあります)

第六位・・・個人事業主・中小企業役員・フリーランス

 

例外はありますが、概ねこの様な感じです。

 

見て頂くとより「安定的な仕事」が住宅ローンの審査には有利

と言える事が解ります。

住宅ローンは20年・30年・35年と長期間の返済となりますので

貸す側の金融機関としては「安定」を重視しているという訳です。

 

同様に「勤続年数」もローンの審査をする上で、大きな評価と

なります。

同じく「安定」が評価される訳です。

 

しかし、中小企業勤務だからローンが通らないと言う訳では

有りません、自己資金の有無等も審査するうえで大きな評価

となります。

 

現在の住宅ローンでは、御購入時の諸費用なども含めて、〇っと

お借り入れしての御購入も可能なのですが、自己資金が有れば

御購入に関して「計画性が有る方」=「安定感」と言う評価

に繋がる訳です。

 

コアな部分ですと、会社員で給料所得であるが、お勤め先が

親族経営の中小企業の様な場合・・・金融機関によっては

「準経営者」と言う見方になりますので、場合により会社

経営者の審査と同等に会社の決算書の提出を求められる場合が

有ります。・・・しかも三年分・・・。

 

以上のとおり、お金を貸す側の金融機関は審査に際して「安定」

を求めて居る訳です。

 

個人事業主の方などの審査には三年分の所得に関する資料が

求めらるのも「安定感」を確認する為・・・・

「来年家を買おう!!!」なんて思って、急に確定申告で

年収を上げたりするのは逆効果だったりします。

 

家が欲しいけれどもローンが心配・・・。

そんな方はお気軽にご相談下さい。

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公開日:2020年6月2日

緊急事態宣言も解除され、街にも人が戻って来ております。

当然第二波、第三波は有るのでしょうが、日本特有の高い衛生観念

を武器になんとか乗り越えていきたいと思っているREDSの坂爪です。

 

さてずっとコロナの話題でしたが、昨今物件の御案内等の最中に

お客様とお話する機会が多い「住宅ローン控除」についてです。

 

消費税の増税に伴い、令和2年末(コロナの影響で入居が遅れる場合

には令和3年末)までに入居する事を条件に、ローン控除の期間が

3年延長され最長13年間所得税等から控除が受けられるようになり

ました。

 

このお話、お客から良く出ますし、実際嬉しい制度では有ります。

 

但し、これには大きな落とし穴が有ります。

 

まず、ローン控除の制度は消費税の増税に伴って、住宅所得時に増加

する税負担を緩和する制度であることが第一段階。

 

次に、不動産の売買では、売主様が個人の方の場合には、土地・建物

ともに消費税は課税されません。(諸費用などには課税されます)

不動産売買に於いて消費税が課税されるのは、売主様が法人の場合

つまり、新築物件やリノベーション物件になります。

※土地のみの取引はそもそも非課税ですが、その後注文住宅を建築

される方は、請負契約は課税となります。

 

つまり、個人が売主様の中古物件に関しては、消費税が上がろうと

下がろうと価格に影響はなく、増税により買主様の負担が増えてい

る事実はないわけです。

 

先にも述べましたローン控除の制度趣旨に鑑みますと、増税の影響

を受けていないのにローン控除の年数や金額が増える訳が無いわけ

です。

 

【重要】

市場に最も多く流通している、売主様が個人の中古物件ご購入の

際に受けられる、住宅ローン控除の上限は当初本則どおり。

 

20万円×10年=200万円

 

となります。上限が400万円でもありませんのでご注意を!!

 

色々なサイト見ましても、なぜか控除の拡大のお話ばかりで

この「非課税売買」の事は殆ど記載がないんですね。

 

 

更に、お客様とお話していて時々出るのが「200万円・400万円

が戻って来る」と言う認識。

 

これも落とし穴で、あくまでも「控除」ですので払った税金以上

に戻って来ることは有りませんのでご注意を!!!

新築戸建てを買えば、400万円貰える訳ではありません。

 

 

今回のブログでは詳細は触れませんが、

 

●構造による築年数

●床面積

●ローンお借入金額の年末残高

●当初のローンの年数

 

等の条件も有ります。

共働きの世帯では、ローンの組み方次第で、ご主人様・奥様両方

ともにローン控除を利用できる方法も御座います。

 

使えるものはフルに使ってお得にマイホームを購入したい!!

そんな方はREDSまでお気軽にお問い合わせください。

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公開日:2020年2月25日

当社は出勤時間に規定がない為、新型コロナウィルスを避ける為

いつもよりも遅く出勤して、意外と電車が混んでいる事に狼狽え

ているREDSの坂爪です。

 

先日、インターネットのニュースを見ていると。

3000万円・固定金利1%・35年のローンを組むと・・・

総支払額3550万円以上「金利に驚愕!!」と言うニュースを

見ました。

 

これは、海上自衛隊数学教官が金利計算方法について書いた

記事ですので、550万円以上の金利が高い、安いと言った

内容では無いのですが・・・住まいに係る費用!と言う目線

で広く見ますと、もっと「驚愕!!!」です。

 

マイホームを買う方、その多くが現状は賃貸住まいです。

 

例えば、私の住む鎌倉で、販売価格3000万円程度で購入出来る

一戸建てを賃貸で借りた場合、月々大体15万円~20万円の賃料

、年間で180万円~240万円を、「大家さんのお財布」に払って

いる訳です。

 

そうです・・・3000万円・固定金利1%・35年で支払う

金利約550万円相当を、2年~3年で大家さんに支払っている

訳です。

 

そして、何年払っても支払い終わる事はありません。

 

正に驚愕です!!!

 

金利がもったいないから、なるべく自己資金を貯めてから購入

したい。

 

ごもっともです。

でも、現在のお住まいが賃貸の方は、良く考えてみてください。

自己資金を貯めている間に払っている「賃料」

 

家を買えば、ローンの負担だけではなく、税金や修繕の費用

等も発生しますので、簡単に比較は出来ませんが、

どうせ支払うなら、大家さんの財布では無く、自分のモノに

支払った方が良いかもしれません。

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公開日:2019年6月11日

おかげさまで、毎週末、地元の湘南エリア~横浜、東京市部、23区

と日々忙しくさせて頂いております。

REDS・宅建士の坂爪(サカヅメ)です。

 

さて今回は、住宅ローンをご利用の場合に発生する金融機関に関す

る費用についてのお話です。

 

突然専門的なお話になりますが、住宅ローン借入時に掛かる銀行の

費用は大きく2つに分ける事が出ます。

 

●融資手数料型

●保証料型

 

さらに「保証料型」に関しては、下記2つに分かれます。

 

〇保証料一括前払い型

〇保証料金利上乗せ型

 

 

 

では、実際に各パターンで費用を比較してみましょう。

 

①事務手数料型の場合、

    事務手数料:借入金額のの2.16%

 

②保証料型〇保証料一括払い型保証料型の場合、

    保証料:借入100万円あたり20,614円

 

③保証料型〇保証料金利上乗せ型の場合、

    通期金利が0.2%上乗せ

 

【4,500万円、お借入期間:35年、金利(変動):0.6%の試算】

 

①事務手数料型:4500万円×2.16%=97万2000円

②保証料型〇保証料一括払い型保証料型の場合=927,630円

③保証料型〇保証料金利上乗せ型の場合=1,706,880円

 

※35年間、同条件でお借入していることが前提にはなりますが、

保証料金利上乗せの場合は金利が+0.2%になり、月々の返済額

が+4,064円になりますので、×420回(35年)として計算

 

 

保証料一括前払いに比べ、金利上乗せの方が779,250円高くなるので、

ここまでであれば、イニシャルコストとして保証料を突っ込むのか、

期限の利益の恩恵としてお手持ちの現金を温存するのか、保証料の

手出しができるのか、できないのかの議論になりますが、1歩踏み込んで、

お借入金額に対して、保証料分を頭金としてとらえると・・・

 

 

■保証料一括前払いの場合の総返済額=50,828,859円

※お借入金額:4,500万円、お借入期間:35年、

金利:0.6% 保証料:927,630円

 

■金利上乗せの場合の総返済額=50,544,659円

※お借入金額:44,072,370円

(4,500万円-927,630円 ※本来のお借入可能額は1万円単位になります)

お借入期間:35年、金利(変動):0.8%(金利上乗せ+0.2%)

 

金利上乗せの方が総額としては、284,200円少なくなります。

 

 

保証料型はネット銀行等では選択できないケースもありますし

昨今は事務手数料を抑えたローンの商品などもございます。

 

利用したい金融機関、自己資金によって選択肢も違ってきますので

物件探しと並行して、ローンの商品も色々と検索・検討頂く事を

お勧め致します。

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