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公開日:2019年5月14日

不動産、価格交渉

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事故で壊れた車の査定価格が法外に低く、修理も買い替えも出来ずに

困っている、REDS・宅建士の坂爪(サカヅメ)です。

 

ハァ~困ったものです、自分の過失で人の物を壊したら、修理するか

同様の物を買って差し出すかするのが当たり前だと思うのですが・・

本当に、事故は貰い損です。

 

さて今回は、皆様からのご質問も多く、最も興味のある部分

価格交渉できる金額を考えてみます。

 

マイホーム購入は価格の大きなお買い物になりますから、
少しでも住宅ローンの負担額を減らすために
なるべく安く買いたいと思うのは当然のことだと思います。

そこで、よくある質問…
「どれくらい下げられると思いますか?」に回答いたします。

私も長い間この仕事に従事していますので、
大きな価格交渉も通してきた経験はあります。

 

例えば…

1億3000万円 ⇒ 1億300万円
8900万円 ⇒ 8200万円
4480万円 ⇒ 4000万円 などなど。

 

これを見ると、じゃあ、ウチの物件も大幅値下げしてよ!
と言われてしまいそうですが、大きな値下げが成功したのは
売主様の決算期、売主様のやむを得ない事情などの
特殊事情があった場合になります。

通常は、物件価格の5%を超える金額で交渉しますと
そのままシュレッターにかけられてしまったり、
怒られてしまう可能性が高いと言えます。

そのため、売主様が価格交渉に応じてくれる
可能性があるかどうかの感触を掴み、
まずは交渉の土台に乗る金額を探る必要があります。

その感触次第で100万円未満の部分を狙うのか、
5%に近い金額を狙うのか、
もっと大きな金額を狙うのかを考えています。

・ご内覧件数がとても多い。
・既に住宅ローンの審査を進めている人がいる。
・明らかに相場より安い。
・物件が出ないエリアの希少物件。

など、人気物件であることが判明しましたら、
物件を抑えることを優先して
価格交渉しないことを お勧めすることもよくあることです。

安く購入することばかりに意識を取られず、
そのマイホームを手に入れたことで得られる
家族の笑顔も考えて判断した方が
幸せな結果になると思っています。

最後に価格交渉の“限界値”を“参考”に書いておきます。
3000万円台なら100万円+端数
5000万円台なら200万円+端数
7000万円台なら300万円+端数
このあたりが一般的な物件での交渉限界値かと思います。

但し、売主様が個人の方で、住宅ローン残高が沢山残っている

お住み替えの為のご売却で、新居ご購入の資金計画で売却価格を

高く見込んでしまっている。

 

等など、売主様のお財布事情で値引きが出来ない場合もございます。

 

とは言え、お願いした金額以上に値引きしていただける事は

御座いませんので、先ずはご希望の価格を私までお伝えください。

先方とやり取りしながら、納得いただけるまで交渉致します。

この記事を執筆した
エージェントプロフィール

4.6

24

坂爪 潤
(宅建士・リフォームスタイリスト)

エージェントの質の違いをお確かめ下さい。

4.6

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