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川口 吉彦(宅建士・リフォームスタイリスト)

どんな小さな事でも何なりとお申し付けください。

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公開日:2015年6月19日

東京都都市整備局は18日、「(仮称)晴海五丁目西地区開発計画」について、1月に東京都環境影響評価条例に基づき都知事(環境局)に提出した住宅棟等の「環境影響評価書案」に寄せられた都民・事業段階関係区長の意見について見解書を作成、東京都知事(環境局)に提出した。

 同事業は、東京都中央区晴海五丁目地内の事業区域面積約18万平方メートルに、住宅棟(超高層タワー)2棟、住宅棟(板状)22棟併せて住戸戸数約5,950戸、および商業棟1棟を建設するもの。工事期間は第1期が16?19年度、第2期は20?23年度。

 都民からは、事業内容、事業計画、施工計画、交通、大気汚染、騒音・振動、日影などに関して12件、事業段階関係区長からは施工計画、大気汚染、騒音・振動、日影、景観などに関して2件、計14件の意見が寄せられた。意見はホームページにて公開している。

 東京都は、引き続き、環境影響評価書の作成など、環境影響評価手続きとともに、必要な都市計画について手続きを進めていく方針。

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公開日:2015年6月12日

東京都は11日、目黒区との共同事業として進めている「上目黒一丁目プロジェクト」の事業予定者として学校法人東京音楽大学を代表とするグループを決定した。

 同プロジェクトは、旧国鉄清算事業団上目黒宿舎跡地の開発プロジェクト。周辺の自然やまち並みを生かし、地域の回遊性を高める民間プロジェクトを誘致していた。事業地面積は約0.8haで、都と目黒区の保有地がそれぞれ0.4haずつ。

 東京音大のグループは、大学キャンパスの開発を提案。延床面積約1万7,000平方メートル、地上3階地下1階建ての建物を建設。教室やレッスン室のほかにレストランやカフェ、図書館、ショップなども配置する。音楽ホールや学生食堂をはじめとしたキャンパス内施設は地域に開放。敷地内4ヵ所に地域との交流広場も設ける計画。提案価格は77億7,000万円。

 9月をめどに都・区と事業予定者の3者間で基本協定を締結。その後土地の売買契約を結び、2016年度に着工したい考え。

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公開日:2015年6月5日

 健美家(株)はこのほど、「不動産投資に関する意識調査(第3回)」結果を発表した。不動産投資と収益物件の情報サイト会員のうち、メルマガ読者約2万2,000人が対象で、有効回答数は482人。調査期間は4月23日?5月7日。

 投資用不動産の市場については、「売り時だと思う」が237人(49%)で、「買い時だと思う」の88人(18%)を上回った。2014年5月の調査時と比較し、「売り時だと思う」と回答した人は10%増加しており、「売り」のムードが投資家の間で高まっている様子がうかがえた。

 売り時だと思う時期は、「2020年まで」と答えた人が60人(25%)と最も多く、「2017年」の42人(18%)、「今年いっぱい」の35人(15%)に大きな差をつけた。
 買い時だと思う時期についても、「2020年まで」との回答が31人(35%)と最多に。以下、「2017年」18人(20%)、「今年(2015年)いっぱい」11人(13%)。
 売り時、買い時ともに「2020年まで」が最も多いことからは、同社では多くの投資家が東京オリンピックが開催される2020年を市場のピークと捉え、売買のタイミングを図っている様子がうかがえる、と分析している。

 なお、これから有望だと思う地域、気になる地域のトップは、「品川・泉岳寺エリア」で200人となり、2位の「有明・豊洲エリア」(99人)に倍以上の差をつけた。3位以下は、「北千住・綾瀬エリア」が79人、「名古屋市」が78人、「川崎臨海部」が56人等となっている。
 「分からない・特になし」と答えた人は21人に限られたことから、投資家たちの多くがエリアの開発情報等に積極的に興味を持ち、調査した上で投資に臨んでいるのだろうと同社では推測している。

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