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金谷 昭夫(宅建士・リフォームスタイリスト)

高く早く売却する方法をご提案致します。

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公開日:2023年3月26日

REDS【株式会社 不動産流通システム】の金谷です。

 

住宅ローンの金利についての基本的な内容ですが、住宅ローンの金利は、変動金利と固定金利があります。

変動金利は、半年ごとに金利が見直されるプランで、他の金利プランに比べて一番金利が低く設定されています。

金利の見直しは半年ごとですが、返済額の変更は5年ごとに行われ、返済額が増える場合でも返済額の1.25倍までというルールがあります。

返済額の上限は設定されますが、金利上昇が著しい場合には、実際に支払うべき金額の上限を超えてしまう可能性もございます。

その場合には、超過分は最終支払いの際に一括返済となりますので、支払いが免除される訳ではありません。

低金利時代が長く続いておりますので、このような事は起きておりませんが、今後金利に変動があった場合には気にする必要があります。

 

一方、固定金利は、金利が固定されたプランで、変動金利よりも高い金利設定になっています。

過去には、期間が2、3年の短期固定金利は変動金利より安い水準の時もございました。

固定金利は期間中は金利が変動しないため、返済額が安定します。

期間が長い商品になれば金利が高くなりますが、長い方が将来の見通しもし易く安心は出来ます。

 

金融機関によっては、固定金利と変動金利を組み合わせて借入が出来る商品もございます。

リスクを分散させることも一つの選択肢として検討する事も出来ます。

 

変動金利のメリットは金利の安さ、固定金利のメリットは金利の安定性です。

 

2023年3月現在、住宅ローンの変動金利の相場は、史上最低金利を維持しており、日銀の政策金利(現在は 0.1%)との連動性が高いと言われております。

どちらも、日銀の政策次第で、将来的には上昇していく可能性がございます。

最近は、固定金利を選択する方は余り見受けられませんが、今後、金利の動向により固定金利を検討する方も増えてくるかもしれません。

不動産の購入に伴い、現在のご家族構成や将来の家計の計画に基づき、どのように返済を行うのが良いか、それぞれのお客様に適した資金計画をご提案させていただきます。

 

 

REDS【株式会社 不動産流通システム】 金谷(カネヤ)まで、お気軽にお問い合わせください。

 

 

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公開日:2023年3月18日

REDS【株式会社 不動産流通システム】 金谷(カネヤ)です。

 

令和5年2月の首都圏・不動産売買の状況をお知らせさせていただきます。

公益財団法人東日本不動産流通機構(東日本レインズ)の月次速報:サマリーレポート(2023年度2月版)によると、首都圏(1都3県)の前年の同月比はこのような状況となりました。

 

◎中古マンション成約件数

1月度は、全ての地域で成約件数マイナスとなりましたが、2月度は地域によって上昇に転じました。

東京多摩地域、埼玉県は、先月度に続き大幅なマイナス幅となっております。

首都圏全体での成約件数は前年同月比では上昇となりましたが、新規物件登録件数が増加しており、全体の在庫数は前年同月比で20%増加しております。

需要と供給のバランスが変わってきておりますので、今後の動きにも注視していきたいと思います。

 

◎中古マンション成約単価

2月度は、全ての地域で価格の上昇となりました。

先月度はマイナスとなった多摩地域もすぐにプラスに転じました。

成約件数にかかわらず、成約となった物件についてはまだ高値での取引が続いております。

取引価格については、まだ上昇傾向が継続しております。

 

◎中古戸建成約件数

2月の中古戸建の成約件数は、全ての地域でマイナスとなりました。

都心から離れたエリアでは、下落幅が大きくなっている傾向があるようです。

コロナも収束して、郊外へのニーズが少しずつ減少している事も考えられます。

マンションと同様で、新規登録件数は増えており、在庫も前年同月比で18.8%増となっております。

全体的に、売却を検討し始めている方が増えている傾向が見られます。

 

◎中古戸建成約単価

中古戸建の成約件数は、都心部を除き全て上昇という珍しい結果となりました。

上昇となっている地域でも、全体的に上昇幅はそれほど大きくありません。

中古戸建の価格につきましては、マンションより上昇幅も抑えられてきておりますので、先に価格の上昇が落ち着く可能性もあるかもしれません。

いずれにしても、右肩上がりで価格が上昇してきた傾向から少し変化が起こってくる時期に来ているかもしれません。

全体的に売却価格を下げる物件数も多くなっております。

短いサイクルで、細かい市場の変化がございますので、近い時期にご売却や住み替え等をご計画されていらっしゃる方は、お気軽にご相談下さい。

 

REDS【株式会社 不動産流通システム】金谷(カネヤ)

E-mail:a.kaneya@red-sys.jp

TEL:070-1475-4208

 

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公開日:2023年3月11日

REDS【株式会社 不動産流通システム】住宅ローンアドバイザーの金谷(カネヤ)です。

 

前回は、夫婦共同名義で住宅ローンの借入れをする場合の方法・種類についてお話させていただきましたが、今回はどのような場合に適しているかをご説明させていただきます。

借入れ方法については3つの方法がある事をお伝えさせていただきましたが、それぞれのメリット、デメリットについてご説明させていただきます。

 

【団体信用生命保険について】

  • ペアローン・・・ローンが2本立てになるため、それぞれのローンの主債務者が死亡または高度障害となった場合にその主債務者のローンのみ返済が免除されます。
  • 連帯保証(収入合算)・・・主債務者が死亡または高度障害となった場合にその主債務者のローンのみ返済が免除されます。
  • 連帯債務(収入合算)・・・主債務者が死亡または高度障害となった場合にその主債務者のローンのみ返済が免除されます。夫婦連生団信がある場合には、どちらか一方が死亡または高度障害となった場合にそれぞれの持ち分にかかわらず、残りの住宅ローンが全額返済されます。

 

【住宅ローン控除について・購入不動産が適用条件を満たしている場合】

  • ペアローン・・・ローンが2本立てのため、それぞれのローンについて適用されます。
  • 連帯保証(収入合算)・・・主債務者しか適用されません。
  • 連帯債務(収入合算)・・・主債務者、連帯債務者ともに適用可能となります。

 

夫婦でのそれぞれの収入金額、扶養の形態、将来の勤務計画等で、どの種類のローンを選択したら良いのか検討しなければなりません。

女性の方の場合は、住宅ローン借入れ中にご出産の場合、その前後で金利を優遇割引きしていただける金融機関もございます。

 

住宅ローンは期間のお支払となりますので、ご夫婦お二人で借入れをされる場合は、将来のご計画をしっかり検討して金融機関や借入れ形態を選択する必要がございます。

 

不動産の購入に伴い住宅ローンについてご相談がございましたら、REDS【株式会社 不動産流通システム】の 金谷(カネヤ)までお気軽にご相談ください。

 

お問い合わせをお待ち申し上げております。

 

REDS【株式会社 不動産流通システム】 金谷 昭夫

TEL;070-1475-4208

E-mail;a.kaneya@red-sys.jp

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公開日:2023年3月4日

REDS【株式会社 不動産流通システム】住宅ローンアドバイザーの金谷(カネヤ)です。

今回は、夫婦で力を合わせて住宅ローンの借入れをする場合の方法・種類についてお話させていただきます。

ご購入する物件の予算から、夫婦2人で住宅ローンを組む場合には、主に3種類のパターンで借入する方法が有ります。

ペアローン・・・夫婦別々で同一金融機関内で借入をする方法

ご主人が主債務者の借入れは、奥様が連帯保証人、奥様が主債務者の借入れは、ご主人が連帯保証人となり、それぞれたすき掛けの形式で借入れる方法です。

連帯保証(収入合算)・・・夫婦のいずれかが主債務者となり、もう一方は連帯保証人となる。

連帯債務(収入合算)・・・夫婦のいずれかが主債務者となり、もう一方は連帯債務者となる。

連帯保証人や連帯債務者と似たような言葉でとてもわかりづらいです。

 

主債務者がご主人の場合と仮定すると、連帯保証人はご主人が支払いが出来なくなった場合に奥様が返済義務を負うという内容です。

連帯債務者は、ご主人が主債務者、奥様が連帯債務者となった場合でも、それぞれ平等に支払い義務を負うという内容です。

①は、それぞれ個人で借入れをするため住宅ローンが2本となります。

②、③は、1本の住宅ローンについて返済義務が異なります。

将来のリスクや計画によっていずれの方法を選択することが良いのかを選択しなければなりません。

次回は、それぞれどのような場合に適しているかをお伝えしたいと思います。

 

住宅ローンについてご相談がございましたら、REDS【株式会社 不動産流通システム】の金谷(カネヤ)までお気軽にご相談ください。

お問い合わせをお待ち申し上げております。

 

REDS【株式会社 不動産流通システム】 金谷 昭夫

TEL:070-1475-4208

E-mail:a.kaneya@red-sys.jp

 

 

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