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公開日:2023年3月18日

令和5年2月の首都圏・不動産売買の状況

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REDS【株式会社 不動産流通システム】 金谷(カネヤ)です。

 

令和5年2月の首都圏・不動産売買の状況をお知らせさせていただきます。

公益財団法人東日本不動産流通機構(東日本レインズ)の月次速報:サマリーレポート(2023年度2月版)によると、首都圏(1都3県)の前年の同月比はこのような状況となりました。

 

◎中古マンション成約件数

1月度は、全ての地域で成約件数マイナスとなりましたが、2月度は地域によって上昇に転じました。

東京多摩地域、埼玉県は、先月度に続き大幅なマイナス幅となっております。

首都圏全体での成約件数は前年同月比では上昇となりましたが、新規物件登録件数が増加しており、全体の在庫数は前年同月比で20%増加しております。

需要と供給のバランスが変わってきておりますので、今後の動きにも注視していきたいと思います。

 

◎中古マンション成約単価

2月度は、全ての地域で価格の上昇となりました。

先月度はマイナスとなった多摩地域もすぐにプラスに転じました。

成約件数にかかわらず、成約となった物件についてはまだ高値での取引が続いております。

取引価格については、まだ上昇傾向が継続しております。

 

◎中古戸建成約件数

2月の中古戸建の成約件数は、全ての地域でマイナスとなりました。

都心から離れたエリアでは、下落幅が大きくなっている傾向があるようです。

コロナも収束して、郊外へのニーズが少しずつ減少している事も考えられます。

マンションと同様で、新規登録件数は増えており、在庫も前年同月比で18.8%増となっております。

全体的に、売却を検討し始めている方が増えている傾向が見られます。

 

◎中古戸建成約単価

中古戸建の成約件数は、都心部を除き全て上昇という珍しい結果となりました。

上昇となっている地域でも、全体的に上昇幅はそれほど大きくありません。

中古戸建の価格につきましては、マンションより上昇幅も抑えられてきておりますので、先に価格の上昇が落ち着く可能性もあるかもしれません。

いずれにしても、右肩上がりで価格が上昇してきた傾向から少し変化が起こってくる時期に来ているかもしれません。

全体的に売却価格を下げる物件数も多くなっております。

短いサイクルで、細かい市場の変化がございますので、近い時期にご売却や住み替え等をご計画されていらっしゃる方は、お気軽にご相談下さい。

 

REDS【株式会社 不動産流通システム】金谷(カネヤ)

E-mail:a.kaneya@red-sys.jp

TEL:070-1475-4208

 

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金谷 昭夫
(宅建士・リフォームスタイリスト)

高く早く売却する方法をご提案致します。

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