令和3年2月の首都圏・不動産売買の状況
REDS【株式会社 不動産流通システム】 金谷(カネヤ)です。
令和3年2月の首都圏・不動産売買の状況をお知らせさせていただきます。
公益財団法人東日本不動産流通機構(東日本レインズ)の月次速報:サマリーレポート(2021年度2月版)によると、首都圏(1都3県)の前年の同月比はこのような状況となりました。
◎中古マンション成約件数
先月は地域によりばらつきが出ております。
東京都内は、全体的に減少となりました。
首都圏全体では、成約件数が前年同月比-4.3%、新規物件登録数-24.3%、在庫件数-23.4%となっておりますので、東京都内では、売却物件の減少が成約数の減少に直接影響していることも考えられます。
売却物件数が減少することは、一般的には価格の上昇に繋がる傾向が有ります。
価格につきましては、下記のとおりです。
◎中古マンション成約単価
東京都多摩地区を除いた地域では、成約単価は上昇しております。
東京都区部では10ヶ月連続、神奈川県横浜市、川崎市では9ヶ月連続、埼玉県では9ヶ月連続、千葉県でも7ヶ月連続で前年同月比の成約単価を上回っております。
価格の上昇はしばらく続くのであれば、売却を検討される方には良い時期であるかもしれません。
◎中古戸建成約件数
中古戸建の成約件数は先月と同様に大幅に増加しております。
東京都区部では、他の地域より戸建の物件数が少なく、流通件数自体が少なくなっている事も考えられますが、今の住まいから少し郊外へ移動し、広い住まいを求める戸建の人気が強くなっていることが伺えます。
◎中古戸建成約単価
価格については、全ての地域で上昇しております。
昨年に比べて、新築物件の着工数が減少している影響もあり、その分、中古物件の流通が活発となっているのではないでしょうか?
成約件数が減少した中古マンションは、物件の在庫数の少なさが要因だとすれば、全体的には中古物件の市況は好調であると言えます。
売却をご検討されている、もしくは将来的に考えている方がいらっしゃいましたら、是非、REDS【株式会社 不動産流通システム】金谷(カネヤ)までお気軽にご相談ください。
お問い合わせをお待ちしております。