不動産を売却中の売主様へ(囲い込みの例)
こんにちは。
不動産流通システム【REDS】エージェントの金谷(カネヤ)です。
12月に入っても、多くのお客様より物件見学の希望をいただいておりますが、他の業者様取扱いの物件にて、物件のご紹介をしていただくことが出来ず、ご案内が出来ない物件がいくつかございます。
ひとつの物件は、売却を募集している不動産会社の担当者が売主と直接のお知り合いだそうで、担当者が直接紹介するお客様でないと、売主が受け付けてくれないそうです。
担当者が直接紹介をするお客様と言っても、担当者ご自身の知人や友人の方に購入していただきたいという事ではないと思いますし、インターネットに物件情報を公開しておりますので、一般のお客様からのお問い合わせは受け付けているのではないかと思いますが・・・
もうひとつは、投資用の一棟アパートで、自社ホームページに専任媒介と掲載されているにもかかわらず、掲載義務のあるレインズ(国土交通大臣指定の売却物件のデータベース)へいつまで経っても登録がされず、直接担当の方へ連絡を入れても、話が入っているため紹介が出来ないとの一点張りです。
売主、買主双方から仲介手数料をいただく「両手成約」をするためには、他の不動産会社からのお客様をご案内するわけにはいかないようです。
いわゆる、「囲い込み」と言われる手段です。
実際に売却中の売主様でも、不動産業者間でそのような話になっていることには気付かれていない方がおおくいらっしゃるのではないでしょうか?
情報が公開されていれば、依頼している不動産会社のみならず、他の不動産業者からのご案内もあるはずです。
他の不動産会社のご案内が全く無いという状況であれば、不自然だと思います。
「専任媒介」、「専属専任媒介」の物件であれば、依頼を受けている会社のご担当者の話に従うしかありません。
売主様の財産を最も良い条件にてご売却するためには広く、多くのお客様の中から選んでいただくのが最善の方法です。
現在、売却中で何かお困りのことがございましたら、REDS【株式会社 不動産流通システム】の金谷(カネヤ)まで、お気軽にご連絡ください。
お問い合わせ、ご相談をお待ち申し上げております。