堀 茂勝(宅建士・リフォームスタイリスト)
購入は煽らず、売却は囲い込みせず、寄り添います。
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公開日:2021年8月20日
皆様こんにちは。
首都圏の一都三県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)で不動産仲介手数料「無料」「割引」で注目されております、不動産流通システム【REDS】のエージェント、宅建士の堀 茂勝(ほり しげかつ)です。
2回にわたって横浜市と川崎市の「内水ハザードマップ」についてご紹介差し上げましたが、それでは東京都はどのような状況でしょうか。
東京都では、23区と、それ以外の市町村それぞれ毎にハザードマップを整備しているようですが、「内水」に関しては従来の浸水ハザードマップに含まれている程度のままが、ほとんどの様子でした。本格的な整備はこれからのようです。
それにしても、ハザードマップを調べるのにも、それぞれの区や市ごとに、それぞれの思惑で(工夫を凝らして)ホームページの中に独自の構成で掲載しているものをバラバラに細かく見ていく必要がある現状では、「生活・労働圏」が複数の区や市をまたがっている私などのような人間にとっては、非常に使い勝手の悪い状況だと感じてしまうのは否めません。
そこで、もっと簡単に、「浸水リスク」を、だれでも確認することはできないものかと探してみましたところ、ありました!ありました。
まずは、上記タイトルをクリックして、実際に見てみてください。下記のように簡単に浸水リスクを見ることができます。
上の画面では大森駅のあたりを見ていますが、このように色分けだけでなく、画面の下半分で、実際にどの程度の深さの浸水が予想されるのかが一目でわかります。
ぜひいちど、いつも良く行く場所をみておいて頂ければ、イザというときに、どの方向に非難すべきかの判断に生かせると思います。
公開日:2021年8月13日
皆様こんにちは。
首都圏の一都三県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)で不動産仲介手数料「無料」「割引」で注目されております、不動産流通システム【REDS】のエージェント、宅建士の堀 茂勝(ほり しげかつ)です。
前回、横浜市の「内水ハザードマップ」についてご紹介差し上げました。
お隣の政令指定都市「川崎市」でも、あたらしい内水ハザードマップがネットでも入手できるようになりました。
サイトで、ダウンロード可能ですので、ぜひご覧になってみてください。
全エリアの内水ハザードマップをダウンロードできます。
https://www.city.kawasaki.jp/800/page/0000125074.html
ご紹介動画もYouTube(ユーチューブ)で見ることが出来るようになっているのが、「内水ハザードマップPR動画」です。
4/23に掲載されましたが、本日8/13時点で3572回視聴と、まだまだ見ている方は少ない様子。
でも、実際に「内水氾濫」で、大きく注目された「武蔵小杉」を有する「川崎市」。
ぜひ10分4秒のこの動画、ご覧になってみてください。
実際に氾濫を起こしている様子です。
洪水氾濫は河川からの氾濫
下水のマンホールなどからの氾濫
これが内水氾濫です。
マンホールから噴き出しています。
情報面のご紹介です。
避難レベルも重要
危険な箇所をアドバイス
家の中の対処方法
ハザードマップは、「地図面」だけでなく、「情報面」も、有用な情報やアドバイスが満載です。
川崎市在住の方は、ぜひご家族でいちど、ご覧ください。
最終更新日:2022年11月23日
公開日:2021年8月5日
皆様こんにちは。
首都圏の一都三県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)で不動産仲介手数料「無料」「割引」で注目されております、不動産流通システム【REDS】のエージェント、宅建士の堀 茂勝(ほり しげかつ)です。
地球温暖化によるものなのか、以前よりも頻繁に、水害にあうケースが増えているような気がしますが、いかがでしょうか。
大型で猛烈な「台風」が多いような気がしますが、ほんのごく狭いエリアだけ極端な豪雨になる「ゲリラ豪雨」や、発達した積乱雲が線状に次々に発生して、ほぼ同じ場所を通過・停滞する「線上降雨帯」も、最近は珍しくありません。水害や土砂崩れで犠牲も出ています。
そこで「ハザードマップ」についての話題です。
「内水ハザードマップ」ってご覧になったこと、ありますでしょうか。
「洪水ハザードマップ」や「土砂災害ハザードマップ」については、比較的整備されている自治体が多くなっていますので、ご覧になられていらっしゃると思います。
しかし2019年の台風19号による水害では、川崎市の武蔵小杉周辺で「内水氾濫」が相次いで、タワーマンションの一部で、地下の電気系統が浸水して停電、断水するなどしました。
(参考:産経新聞「武蔵小杉だけではない…都市部の盲点突く内水氾濫 「日本中どこでも起こる」専門家」)
いままで「水の氾濫」といえば、河川の水位があがっての氾濫に注意していましたが、これは盲点でした。
これからは「排水管などからの逆流」も意識して防災する必要が注目された、大きな出来事になりました。
そこで、横浜市ではこのほど「内水ハザードマップ」を約7年ぶりに改定したそうです。
(参考:タウンニュース「内水ハザードマップ 改定で浸水想定約5倍に」)
これによると、従来のハザードマップでは、2004年に観測された時間降雨量76.5ミリを対象に作成したそうですが、19年の水害時には市内観測史上最大の100ミリが記録され、改訂版では過去に関東地方で観測されたことのある153ミリを最大規模の降雨と想定して作成したとのことです。約2倍になりました。
その結果、横浜市全体の浸水想定面積は、なんと約5倍にも広がったとのことです。
横浜市PR資料「内水ハザードマップを改定しました!
増加する大雨に備えよう」
ご参考までに、横浜市のハザードマップのリンクを下記に記載しておきます。
横浜市以外でも、それぞれの自治体のサイトでをご確認いただくことを、お薦めいたします。