首都圏で毎年、増え続ける分譲マンション。しかし、その資産価値を長く保つことができるものは限られるのではないでしょうか。不動産の価格は、利用価値で決まるといわれます。

 

その不動産を利用する人間の数が減っていく近未来、利用価値は低くなるため、価格は下がっていきます。住宅ジャーナリスト、榊淳司氏は近著『2025年 東京不動産大暴落』でこう警鐘を鳴らしました。

 

各メディアで健筆をふるう榊氏は不動産への愛ゆえの辛口で知られますが、そんな榊氏にも資産性や流動性からその価値に脱帽したマンションがあります。マンションの具体名を挙げて、なぜ優れているのかを紹介していきます。

 

資産価値の高い優良マンション,グランドメゾン白金の杜 ザ・タワー

(写真はイメージです)

 

グランドメゾン白金の杜 ザ・タワー

 

売主・積水ハウス 南北線 「白金台」駅 徒歩10分
全334戸 2015年6月完成予定

 

プラチナ通り沿いの積水タワー

 

まず、場所はもう、文句なしです。とても素敵なところ。まさに「シロガネーゼ」にふさわしいポジションを確保できます。

 

しかし、この場所にタワーマンションを建てるのはちょっともったいないと、新築分譲時に思った記憶があります。中層か高層のあか抜けしたマンションを作ってほしかった。ただ、タワーといっても30階建て。今時としては控えめな部類に入ります。

 

プラチナ通りという場所もなかなか良いのですが、このマンションの敷地計画も緑がたくさん配されています。計画のコンセプトのひとつは「森」だそうです。建物を囲むように植栽を配しているようですね。

 

駐車場は建物の内側にタワーパーキングを作ったようです。そうすることで景色がよくなるのですが、騒音がすこし心配。出し入れはスムーズにできるのでしょうか? 朝なんか、待ち時間が発生することはないのでしょうか?

 

間取り は1LDK ~4LDKで、専有面積は42.21㎡ ~ 194.12㎡と、コンパクトから超ワイドまでありますが、間取りを見ると柱型を上手に処理されていて、いかにも暮らしやすそう。流石は積水さんです。作り方がスマートだと感じました。

 

確かに、「シロガネーゼ」の魅力はかなり高いものがあります。しかし、超高額マンションなだけに、駅から徒歩10分は少し遠いかもしれません。お金持ちが住んでいるのだから、地下鉄を利用する人は少ないかもしれません。車やタクシーを使う方も多いでしょうが、やはり、地下鉄を使う方もそれなりにおられると思います。それが駅徒歩10分ではちょっと遠すぎませんか?

 

あと、新築分譲時にはちょっとした騒動がありました。2014年3月25日に、ブルームバーグというネット上の報道サイトで「建物を支えるコンクリートの柱の半分以上で一部鉄筋が入っていなかった。施工会社である大成建設がすでに是正工事に着手している」と報じられました。

 

このことについて、私は週刊誌フラッシュから取材を受けてコメントしています。その際にフラッシュの編集記者が教えてくれたのですが、積水側は「あくまでも通常の検査で見つかったもので、特に不具合という認識はない」というスタンスだったそうです。

 

見つけたのも施工会社の大成建設。施主の積水に報告して直ちに是正工事に着手したとか。その通りであれば、特に騒ぐ問題ではなかったと思います。「不具合」という風にもとらえなくていいでしょう。ネットはちょっと騒ぎ過ぎの印象を受けました。ただ、こういうことは気にしなくてもいいものの、購入を検討するのなら知っておいてもいいでしょう。

 

日本人富裕層に受けがいい

 

では資産価値について考えます。新築分譲時の平均坪単価は500万円と推計できます。現在はそこから1~2割ほど値上がりしている様子です。ノムコムによると、2018年5月時点での参考相場価格は6,733万~5億3,684万円。参考相場単価は1㎡あたり146万~275万円、坪あたりだと482万~909万円です。

 

ただし、あまり流通量は多くないようなので、相場観は不安定です。私の勝手な想像では、上品な富裕層が自宅用に購入されたケースが多そうです。新築分譲時に猛威を振るっていた外国人の爆買い対象ではありませんでした。今後も、資産価値はそれなりに安定すると思います。何といっても日本人の富裕層に受けがいいところが強みです。

 

 

榊淳司(住宅ジャーナリスト)
1962年生まれ、京都府出身。同志社大法学部および慶応大文学部卒。不動産の広告・販売戦略立案の現場に20年以上携わる。一般の人々に分かりにくい業界内の情報や、マンション分譲事業の仕組み、現場担当者の心理構造などをブログ上で解説。近著に『2025年東京不動産大暴落』(イースト新書)、『マンション格差』(講談社現代新書)など。

 

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