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有馬 春志(宅建士・リフォームスタイリスト)

安全かつ安心して取引できる環境を提供。

公開日:2021年10月24日

オートバスは自動的に給湯する機能を備えた浴槽のことです。
湯量、湯温などを設定しておけば、給湯の開始をボタンなどで指示するだけで設定どおりに給湯されます。
一般的にコントロールパネルはキッチンなどに設置することが多く、洗面室や家全体の湯温管理を行います。

お湯張りの開始や湯温調整、お湯の量などを変更する際には音声ガイダンスによって確認できるという特徴を持っています。

お湯張りが完了したときも音声や音楽で教えてくれるので、離れた場所にいても確認しやすいのも特徴の一つです。

メーカーや機種によって細かい機能に違いはありますが、インターホンが付いていて、お風呂の中と外で会話ができるものもあります。

オートバスには、浴槽のお湯の量や温度変化があると、それを感知して、設定した湯量・湯温まで自動的にお湯を足し、追い焚きをしてくれる「フルオートバス」と、入浴後の足し湯・追い焚きは手動で行う「セミオートバス」の2種類があります。

 

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公開日:2021年10月17日

「不動産流通システム」有馬でございます。

リビングと連続している一体的に使うことのできるバルコニーのことをオープンエアリビングといいます。

リビングとオープンエアリビングとの間は、一般的に折戸式全開口サッシによって仕切られおり、サッシを開けると両方の空間が一体化しますので解放感があります。

リビングとバルコニーの間は、段差も仕切りもなくフラットですのでお子さんが走り回っても安全です。

バルコニーに椅子やテーブルを置いて読書絵をしたり、お茶や食事を楽しむこともできます。

気候の良い時期には昼寝にも最適です。

注意点として専用使用はできますが、あくまでもマンションの共用部分になりますので火災時等の避難に支障をきたすような物は置かないようにしましょう。

 

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公開日:2021年10月10日

「不動産流通システム」有馬でございます。

沿道地区計画は、幹線道路のうち交通騒音が著しく、沿道に相当数の住居が密集している道路(沿道整備道路)の沿道の地区について、緑地帯などの緩衝帯の整備、沿道の建築物の建築の規制などにより、騒音被害の防止を図ろうとする計画です。

都市計画法第12条の4に規定する「地区計画等」の一つで幹線道路の沿道の整備に関する法律に従い、都市計画によって定められています。
道路交通騒音により生ずる障害の防止と適正かつ合理的な土地利用を図るため、建築物の構造に関する防音上または遮音上必要な制限や建築物の間口率(沿道整備道路に面する部分の長さの敷地の当該施設に接する部分の長さに対する割合)

等を定め、一体的かつ総合的な市街地の整備をすることになります。

 

 

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公開日:2021年10月3日

「不動産流通システム」有馬でございます。

 

不動産の売買の際に、売主と買主の間に信頼のおける中立的な第三者を仲介させること、またそのサービスのことを「エスクロー」と言います。

不動産取引の安全を確保するためにアメリカで始まった仕組みで最近は電子商取引の決済においても活用されています。

不動産取引の場合には、エスクローサービスを提供する第三者は、売主から権利証書等を買主からは代金を寄託され、物件の確認、決済、登記、引渡しなどの業務にあたります。

買主の手付金を売主の口座ではなく、信託口座に送金し保全します。

信託された手付金は、原則として売主および買主双方の承諾がないと送金できません。

決済が成立した場合は信託口座から売主口座へ送金されます。

決済が不成立となった場合は、信託口座から買主口座へ返還されます。

日本ではあまり広まっていませんが、キャッシュレス決済の推進により増えるかも知れません。

 

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公開日:2021年9月27日

「不動産流通システム」有馬でございます。

 

住宅の建設から解体までの(ライフサイクル)における二酸化炭素排出量がマイナス

となる住宅のことです。

LCCM住宅は、Life Cycle Carbon Minus住宅の略称です。

 

地球規模の温暖化対策が課題とされる現在、CO2排出の削減は、日本の最も重要な

政策課題のひとつです。

なかでも、住宅分野においては建築で使用されるエネルギー消費量の増加が

続いており、低炭素化の取り組みを一層強化することが求められています。

断熱性を高め、開口部等の可変性を確保したり、高効率の設備機器の採用などで

エネルギー利用を効率化することが有効と考えられています。

また、太陽光発電などによって住宅がエネルギーを生産したり、建設段階における

CO2排出量を削減することも重要です。

長寿命で一層のCO2削減を目標とした住宅として最終的に行く造目標が

LCCM住宅になります。

 

実現のためには、要素技術だけでなく、ライフサイクルCO2排出量の評価手法、

省エネルギーのための環境設備設計手法の開発が必要であると考えられています。

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公開日:2021年9月19日

「不動産流通システム」有馬でございます。

 

延焼防止性能は、火災の際に延焼しないための建物性能のことです。

防火のために必要とされる性能のひとつになります。

建築基準法においては、延焼防止性能は、建物のすべての壁・柱等に対して一律に耐火性能を要求することで確保されてきました。

しかしながら、外壁や開口部など外殻の防火性能を高めれば、構造物に対して一律に耐火性能を要求しなくても延焼防止性能を確保できると考えられています。

そこで、延焼防止性能について技術的基準を整備し、防火地域・準防火地域における延焼防止性能の高い建築物の建ぺい率制限を10%緩和するほか、建物内部の柱等に木材を利用する設計を容認することとされています。

防火地域内で延焼防止性能の高い建築物の建ぺい率緩和を受けるには、耐火建築物及び耐火建築物と同等以上、準防火地域内の場合は、耐火建築物、準耐火建築物及びこれらの建築物と同等以上の延焼防止性能を有する建築物とすることが必要です。

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公開日:2021年9月12日

「不動産流通システム」有馬でございます。

前回、エコキュートについて記載させていただきましたが、今回はエネファームの話になります。

普段、私たちが使っている電気は、大規模発電所でつくられ、それぞれの家庭に運ばれます。

発電の際に発生する熱の多くは有効に利用できなかったり、また電力の一部は送電ロスで失われてしまいます。

これに対し、各家庭でエネルギーをつくる「エネファーム」なら、エネルギーをつくる場所と使う場所が一緒ですので

エネルギーを有効に利用することができます。

エネファームは、都市ガスやLPガスから取り出した水素と空気中の酸素を化学反応させて、電気をつくり出します。

このとき発生する熱でお湯を沸かし、キッチンやお風呂などの給湯に利用できます。

エネルギーを有効活用するので、省エネにも大きく貢献します。

「エネファーム」は、ご家庭でお使いの時間帯とお湯をご活用になる時間帯を学習して発電運転時間が決められます。

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公開日:2021年9月5日

「不動産流通システム」有馬でございます。

 

エコキュートとは、電気を使ってお湯を沸かす給湯器のことです。

給湯器はお風呂を沸かすときに操作するリモコンを想像するとわかりやすいかもしれません。

お風呂のお湯だけではなく、キッチンの水道で温かいお湯を使いたいときにも給湯器が使われています。

お湯を沸かすときにはガスを使用するのが一般的でしたが、ランニングコストを抑えられることから電気給湯器の一つであるエコキュートの人気が出てきています。

エコキュートはヒートポンプユニットと貯湯タンクがセットになっています。

ヒートポンプユニットで取り込んだ空気の熱によって水の温度が上がり、お湯を貯湯タンクで保温するという仕組みです。

ヒートポンプユニットが空気の熱を取り込んで空気熱交換機の自然冷媒が吸収します。熱を取り込んだ自然冷媒を圧縮することで水の温度が上がってお湯が完成します。作られたお湯は貯湯タンクで保温されます。

 外の空気を取り込んで水の温度を上げる仕組みなので、外の気温が高ければ高いほど効率的にお湯を沸かすことができます。そのため夏は光熱費を抑えることができますが、冬は光熱費が高くなってしまう傾向にあります。

エコキュートは他の給湯器と比べて設置費用が高いのがデメリットです。設置費用が高いと導入に踏み切れないと思うこともあるかもしれませんが、ランニングコストも合わせて計算してみるとトータルコストでは安くなることもあります。

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公開日:2021年8月30日

「不動産流通システム」有馬でございます。

 

庭の一部に設けられた木製の床で、リビング等と連続した造りになっているものを「ウッドデッキ」といいます。

家族や友人たちとの団らんを楽しむためや、子供・ペットの遊び場としてウッドデッキを設置している人は多いでしょう。

ウッドデッキを設置するにあたり、覚えておきたいのがその寿命やメンテナンス方法です。

一般的なウッドデッキの耐用年数は、素材にもよりますが10年から15年くらいだといわれています。

屋外で使用することが多いウッドデッキは雨風や紫外線、湿度などによる影響を受けやすく、徐々に経年劣化が進んでしまいます。経年劣化により床が抜けたりシロアリが繁殖したりすることもあります。

 

ウッドデッキの素材は、大きく分けて天然の木材と人工的に造られた樹脂木があります。
素材によって見た目が異なるのはもちろん、寿命や耐久性、経年劣化のスピードなどにおいても違いがあります。

天然木は木の持つ温かみや風合いが感じられ、経年とともに色味が変化するのを楽しめるという魅力があります。

弱点は湿気や雨による腐食が起こることです。

天然の木材で施工する場合は、水に強い木材を選びましょう。

この素材のウッドデッキを長持ちさせるには、日当たりの良い場所に設置し、防水処理のメンテナンスを定期的に行うことが大切です。また、虫食いができることもありますので防虫処理を施すことをおすすめします。

 

樹脂木は樹脂と木粉、プラスチックなどを混ぜ合わせたものを接着剤で固めて作られているため、湿気や雨による影響をほとんど受けません。樹脂のウッドデッキは劣化に強いとも言われていますが、紫外線によるダメージは避けられません。紫外線

ダメージを浴びると徐々にプラスチックが劣化して、ひび割れや曲がり。反り返りなどが起こりやすくなってしまいます。

樹脂ウッドデッキは基本的に定期的なメンテナンスが不要です。しかし、汚れが定着すると劣化を進めることにつながるため、小まめに水拭きをしておきましょう。
水拭きでは落ちないひどい汚れは、デッキブラシやたわしでこすって落としましょう。頑固な汚れには、高圧洗浄機を使うのも一つの手です。

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公開日:2021年8月22日

「不動産流通システム」有馬でございます。

 

ウォークインクローゼットとは

ウォークイン、つまり歩いて入れるクローゼットで主に衣類の押入のこと。

間取図に「WIC」と書かれているスペースがウォークインクローゼットです。

衣装ダンス、衣裳戸棚を指すワードローブは、家具のニュアンスが強いのに対して、

ウォークインクローゼットは造付け家具、ないし部屋の意味に使われることが多いです。

人が入れるほどのスペースがあり、衣類の収納を部屋に置く必要がないので、

居住スペースがすっきりします。

スペースにもよりますが、季節家電や旅行の時にしか使わないスーツケース、

楽器やゴルフバックなどいつも使わない大きなものも収納できます。

 

似たようなクローゼットでウォークスルークローゼットがあります。

大きな違いは、ウォークスルークローゼットの場合は人が通り抜けできます。

出入口が2か所あるのが一般的で二部屋をまたいで設置できるため、クローゼット

の役目もあり部屋同士をつなぐ動線として使うことができます。

便利なウォークイン(ウォークスルー)クローゼットですが、注意点もあります。

風通しが悪いと結露等によるカビや害虫の発生により洋服が被害を受ける場合が

ありますので換気扇等で対応しましょう。

また、直射日光が当たる場所は紫外線で洋服が日焼けしてしまう場合もあります

ので新たに設置を検討するときはどの位置に設置するかも重要です。

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