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堤 延歳(宅建士・リフォームスタイリスト)

NHKドラマ正直不動産、現場監修担当の堤です。

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公開日:2021年12月14日

仲介手数料最大無料】不動産流通システムREDS宅建士/CFP/1級ファイナンシャル・プランニング技能士/公認不動産コンサルティングマスターの堤 延歳(つつみ のぶとし)です。社会人スタートは教育業界で約10年。その後、不動産業界での門を叩いてからは今年で18年目となりました。

 

先日ご契約させていただきましたお客様ですが、今まで20件以上の物件をご覧になられており、非常にフットワークも良く、物件の良し悪しをご自身できちんと判断できるお客様でしたので、お問い合わせから約2週間という早さでご契約をさせていただく形となりました。ご購入された物件は【建築条件付き土地】です。

 

【建築条件付き土地】とは、土地の売買契約をしてから3か月という期間内に、家の間取りや仕様をほぼ決めて、指定された施工会社と建物請負契約を締結する必要がある土地のことです。基本的には標準仕様というものがあるのですが、設計との打ち合わせも3~4回できますので、間取りについてはフリープランにて家づくりをすることもできます。

 

土地の契約が終わったあと売主担当者とお話しされていた建物プランについて横で聞いておりましたが、来年にはお子様が産まれるご予定のお客様でしたので、セミオーダー住宅を販売していた経験を踏まえて、子育てに適した間取りについて、少し考えてみたいと思いました。

 

 

 

リビングやダイニングを機能的に作る

小さいお子様がいる家庭では、リビングやダイニングを広く設計することが大事で、安心して家事やお子様とのコミュニケーションを取ることができるLDKの配置を考えた方がいいと思います。

 

玄関を広く作る

狭い玄関ですと生活にゆとりを感じることができません。またベビーカーなどを必要とする場合はその広さを考慮して玄関を設計することも大事です。玄関横に2畳くらいの多目的スペースを配置することでベビーカーを置けるような間取りを作るのも効果的です。いずれベビーカーが必要なくなる時期がくれば、その空いたスペースにゴルフバッグや釣り道具など、日常の趣味で使うものを置くこともできます。

 

リビングイン階段

子育てにおいて、日常的に顔を合わせてコミュニケーションを取ることは子供の成長のためには必要な要素となります。そこでおすすめなのがリビングイン階段です。リビングを通らないと2階の自室に行くことができないため、子育て世代では人気の設計となっております。

 

未来壁(間仕切り壁)

未来壁とは、家を建てるときに1つの部屋(例えば12畳の広さ)として間取りを作っておき、将来的にその部屋を2つ(6畳×2部屋)に分けることができるよう、あらかじめ間仕切り壁を設置できるよう想定しておくことです。つまり、未来壁は今ある壁ではなく将来つくられるであろう間仕切り壁ということになります。いつか2人目の子供ができたとしても後から間仕切り壁をつくることで、2人分の子供部屋を確保することができます。

 

子供が好きなロフト設計

子供がワクワクする構造設計として、ロフトを設けるご家庭も多いようです。子供にとってロフトは秘密基地のように楽しめる空間であり、子育てにおいても子供が喜ぶ空間を作ることも大切だと思います。

 

収納にこだわる

間取りが決まっている建売住宅ですと、販売計画において居室スペースを広くする傾向にあるため、どうしても収納が弱くなりがちです。その点、フリープランであればウォークインクローゼットやパントリー、多目的スペースなど色々な間取りをお金をあまり掛けることなく作ることができます。収納が多ければ、居室スペースは当然すっきりしますので、お部屋にお子様の荷物やおもちゃなどが溢れてしまうこともありません。

 

他にもそれぞれのご家庭のライフスタイルに合わせた色々な間取りがあると思います。物件数はけっして多くはないのですが、フリープランにも対応している建築条件付土地も家探しのひとつの選択肢として考えてみてはいかがでしょうか。

 

 

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