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堤 延歳(宅建士・リフォームスタイリスト)

NHKドラマ正直不動産、現場監修担当の堤です。

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最終更新日:2021年7月12日
公開日:2021年6月4日

はじめまして。不動産流通システムの堤 延歳と申します。

社会人スタートは教育業界で約10年在籍しておりました。その後、不動産業務に従事してから今年で18年目となります。

私の経歴は少々変わっておりまして社会人スタートは教育業界となります。教育業界にいた頃は家庭教師派遣をメインに業務を行っており対象となる生徒は小・中学生。おもに学習相談や派遣する家庭教師の教務研修をしておりました。

 

一般的に学校の授業というのは学習指導要領に沿って進めていくのですがその方法だとどうしてもクラスの平均レベルに合わせて授業を進行してしまうため、少なからず授業に付いていけなくなってしまう生徒たちが出てきてしまいます。当時の成績評価は今みたいな絶対評価ではなく相対評価の時代でしたので、5段階評価ですと1の成績を取ってしまう生徒が学年全体の7%、2の成績を取ってしまう生徒が学年全体の24%もおりました。

(ちなみに3の成績は38%・4の成績は24%・5の成績は7%となります)

 

学校の成績でいうと1や2を取ってしまった生徒たちが近所の進学塾に行っても、塾が受験を意識した授業の進行を優先してしまうため、入塾を断られるか仮に入塾できたとしても授業に付いていけなくなってしまうという事態が当時はよくありました。そこで個別指導という選択肢が出てくるわけですが、ここで一番大事になってくるのが生徒さんとのカウンセリング(=ヒアリング)になります。

まずいきなり授業をスタートするのではなく、とにかく勉強をやる気にさせる!そこからのスタートです。学校の授業の内容が分からない!塾の授業の内容が分からない!だから勉強嫌いになるわけで、いきなり勉強嫌いになってしまう生徒なんてこの世にはいないわけです。そこでその生徒がどこでつまずいてしまったのか?を徹底的に分析してそこまで遡って学習計画を立てることになります。

仮につまずいてしまった単元が中1の学習内容であれば生徒さんが中2であろうが中3であろうが必ず中1まで遡って学習計画を作成して家庭教師と連携しながら授業を進めていく形をとります。

あとはノートの取り方や勉強に対しての取り組み方など基本的なことをマスターすれば大体の生徒さんが平均点付近くらいには到達します。このような業務を約10年間しておりました。

 

その後、縁があり不動産業界に従事することになるわけですが、不動産業界においても18年間、業務に対するスタンスは全く変わっておらず、お客様とのヒアリングが一番大事だと思っております。

 

私が不動産業務に従事していて常々感じていることは、住宅探しにおいて失敗は許されないということです。

人生の3大支出である「教育資金」・「住宅資金」・「老後資金」。特に「住宅資金」は長い人生の中でも最も高額な支出になる人が多いと思います。そこで住宅購入においてはしっかりとした資金計画を立てることが大事となってきます。しかし多様な住宅ローンの選択や複雑な税制、今後の教育資金や老後の年金収入など、住宅購入の資金計画においては色々な要素を考慮しなければなりません。

 

住宅という生涯で最大のお買い物。だからこそ、失敗は許されない住宅探し。

 

・お客様にとってその物件の購入価格は予算に見合うものかどうか?

・お客様にとってその物件の立地は条件に合っているものかどうか?

・お客様にとってその物件の間取りはライフスタイルに合っているかどうか?

・お客様にとってその物件購入のタイミングは合っているのかどうか?

・お客様にとってその住宅ローンは正しい選択かどうか?

・お客様にとってその住宅ローンの返済計画に無理がないかどうか?

・お客様にとってその物件は何年先まで適正な物件であるかどうか?

 

色々あげればキリがありませんが様々な角度から検証する必要があると思います。

 

まずは私にお客様のことを色々と教えてください。物件に関するご要望だけではなく趣味のこと・家族のこと・将来やりたいことなど。それらを色々と聞かせて頂くことでお客様に合った最良のお住まいのご提案・ご紹介ができると考えております。

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