戸村 麻衣子(宅建士・リフォームスタイリスト)
2年連続売却成約率100% 住まいを共に考えます
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公開日:2023年2月25日
こんにちは。
仲介手数料が必ず割引、最大無料の【不動産流通システム】REDSの戸村です。
近代建築のご紹介、本日は一旦お休みです。
弊社へお問合せくださるお客様のご質問で最も多いのは
「仲介手数料は無料ですか?」もしくは「仲介手数料は安くできますか?」です。
回答は「最大無料、無料ではなくても必ず割引致します」です。
仲介手数料は通常「物件価格の3%+6万円+消費税」です。
最近は「無料」をうたう会社も多くなって参りましたが、
そもそもどうして仲介手数料「無料」で対応できるのでしょうか?
弊社【不動産流通システム】REDSの場合、
不動産「購入」を検討されている方が手数料「無料」となるのは
「売主が宅建業者の場合」です。
また逆に不動産「売却」を検討されている方が手数料「無料」となるのも
「買主が宅建業者の場合」です。
つまり、売買の相手先が「宅建業者」である場合、
一般のお客様は仲介手数料「無料」となるのです。
(他社様で「無料」をうたう場合、必ずしも同じシステムとは限りません。)
弊社REDSは売買の仲介を行う際、どちらか一方が業者さんであれば
業者さんから手数料を頂戴し、一般のお客様からは手数料を頂戴しないのです。
これは、不動産の業法で決まっているわけではございません。
通常の不動産会社は相手方が宅建業者であっても、
一般のお客様からも仲介手数料を頂戴します。
いわゆる「両手取引」です。一つの売買で、仲介手数料が2倍になります。
普通の人間であれば、一つの仕事を行って得られる金額が多い方が嬉しいですよね。
倍額が仲介手数料として手元に残る形を、多くの不動産会社は選択しています。
ただ、その「両手取引」を優先するための「囲い込み」が横行し、
日本の不動産取引は独特の業界慣行となっていて、
一般の方にはわかりづらい世界となっています。
建築業界にいた時、私は
「不動産業界ってなんであんなに伏魔殿なんだ…!」と、
不動産業界を毛嫌いしていました。(本気で…笑)
今の政治の世界とかもそんな感じですよね… おっと話がずれました…。
伏魔殿のイメージです。笑
弊社は「片手取引」に徹することによって、お客様の利益を守っています。
しかも、営業社員全員(100%)が宅建士です。
仲介手数料が安いだけではないことはぜひ「お客様の声」で確認してください。
弊社によくあるご質問
「仲介手数料は無料ですか?」もしくは「仲介手数料は安くできますか?」の
回答から一歩進み、「どうして無料になるのか」の、仕組みのお話でした。
公開日:2023年2月19日
こんにちは。
仲介手数料が必ず割引、最大無料の【不動産流通システム】REDSの戸村です。
近代建築の紹介、その18です。
今回は伺ったことがある方も多いだろう旧古河庭園と大谷美術館です。
本館建物と西洋庭園はジョサイア・コンドルが設計、1917年(大正6年)5月に竣工。
洋風庭園に続く池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)の日本庭園は植治の名で知られる京都の庭師、小川治兵衛(おがわじへえ)が作庭したそうです。1919年(大正8年)完成。
建物も庭園も竣工当時の姿を保存しているそうで、国の名勝に指定されている文化財です。
外観はスコティッシュ・バロニアル様式を目指した、とのことで、スコットランドの山荘風です。
実はこの洋館。さらりと書きましたが「大谷美術館」です。
庭園は国の所有で、現在は東京都に貸し付けています。東京都はお庭と付属物を庭園化して公開しましたが、洋館は戦後の財閥解体で払下げされ係争があったようです。
ホテルニューオータニで有名な大谷米太郎がこの建物を修繕して公開する構想をしていたようですね。彼の死後10年以上の時を経た1982年(昭和57年)に東京都名勝の指定を受けると、それから1989年(平成元年)まで7年をかけた修復工事が行われ、現在の状態まで復元されたとのこと。
お庭の方が公開されていても建物は修復されず放置された30年間は「お化け屋敷」と呼ばれた期間もあったようで、侵入者が焚火をした跡まであった時もあるようです。
うーん、なんか意外です。
訪問時は経験できなかったのですが、洋館で喫茶も楽しめるので、次回訪問時には必ず…!と野望を燃やしています。笑 館内見学はしたのですが、写真撮影禁止で写真がないのです。。赤坂離宮といい、どうして?! …と、思ってしまいます。
こちらは庭園内の茶室です。
公開日:2023年2月19日
こんにちは。
仲介手数料が必ず割引、最大無料の【不動産流通システム】REDSの戸村です。
近代建築の紹介、その17です。
前回に引き続き、群馬県高崎市にある建築のご紹介です。
旧井上房一郎邸
全く前知識なく伺いました。高崎の美術館でやっていた展覧会が見たくて伺ったところ、その終盤にお庭に出られる展示室があり、「あれ、ここ、このお庭と建物も一緒に見られるの?」と流れで見に行った次第。ゆるゆるな建築物好きです。
こちらの旧井上房一郎邸はアントニン・レーモンドの麻布の笄町(こうがいちょう・現港区西麻布)にあった家を模倣して作られたものだとか。
高崎市にはアントニン・レーモンド設計の有名な群馬音楽センターがあります(私が行ったときは外観しか拝見できませんでした)。アントニン・レーモンドといえば、フランク・ロイド・ライトとともに日本の近代建築に大きな足跡を残した人物。高崎市と、というか、高崎市の発展に尽力した井上氏とご縁があった、とのこと。
高崎市はブルーノ・タウトも住んだことがありますし、近代日本の中で絹製品の輸送などから発展して色々な交流が発達した場所だったのかなぁなどとまた夢想しつつ…
すっきりとしたデザインで、でも使い勝手の良さも考えられている自宅兼事務所でした。
今でいう北欧スタイルっぽい感覚もあるので、お好きな方も多そう。
美術館の入館料で拝観できます。
高崎でしたら都内からも近いし、美術館の展覧会でご覧になりたいものがある時に一緒に見るのが良いと思います。邸内は時間制限があるので邸内も見たい場合はお時間確認して行かれることをお勧めいたします。
高崎の街は綺麗だし飲食店も美味しいところが多かったので、一日かけて近代建築・古民家を巡るのも楽しいと思います。オススメのお店、お教えできますよー笑。