戸村 麻衣子(宅建士・リフォームスタイリスト)
22年度売却成約率100% 住まいを共に考えます
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公開日:2023年11月14日
こんにちは。仲介手数料が必ず割引、最大無料の【不動産流通システム】、REDSエージェント、宅建士の戸村です。
住まいにおいて、一般的に方角は「南向き」が人気です。ただ、タワーマンション、特に高層階においては「南向き」を選ぶと日常生活で不便なことがあるのをご存知でしょうか? 本日はその話をしたいと思います。
通常の住宅、特に戸建て住宅は南向きが圧倒的に人気です。理由は、一日を通して陽当たりがよく、明るいからです。
昔の日本家屋を見るとよくわかりますが、庇を大きく張り出して、夏場は真上にくる太陽の日を避け、冬場は横から入ってくる日差しを十分に取り込めるようになっています。よく考えられている合理的な造りです。
昔の日本家屋であれば合理的な「南向き」ですが、現代のタワーマンション、特に高層階には当てはまらないことがあります。なぜ当てはまらないのでしょうか?
タワーマンション高層階は、隣に高層建築物がない限り影になることはありません。南向きのお部屋の場合、日の出から日没まで日が差す可能性もゼロではありません。それが夏だったらどうなるでしょう?
昨今の夏は「観測史上初の高温」や「猛暑日」といわれる日が続くようになっています。日中は室内で過ごすように注意がほぼ毎日出る、という2023年の夏、タワーマンション高層階の南・西面側の方は強い日差しが入ってきて非常に暑い思いをされたのではないでしょうか。
高層階は地上より太陽に近く、また、地面で熱された空気は上昇します。タワーマンションは断熱や遮熱性能を施した窓や外壁になっていますが、それだけでは防ぎきれない暑さが一日中続きます。特に大きな窓の部屋では、そこから熱を取り込んでしまい、さらにコンクリートは熱をため込んでしまいます。
高層階のマンションは防犯や安全面のため風を部屋の中に通すことも難しい場合もあり、夜に空気を冷やすこともままなりません。エアコンをつけて過ごすしかないのですが、私が過去にお預かりしたタワーマンションの南向きのお部屋は、地上付近が32度くらいでも室内は35度以上になり、35度以上の猛暑日には40度近くになるとお客様が話されていました。体感としてはそれ以上だそうです。エアコンをつけても温度が下がらず、部屋の中にいたくないので低層階の共用部に移動してしのいでいたそうです。結局、そのお客様は戸建て住宅にお引っ越しされました。
周辺の建造物などにもよりますので一概には言えませんが、西向きのお部屋は午後からの日差しが長く家の中に差し込みますので、南向きと同じように暑いとされます。冬場にはそれが暖かさを運んでくれますが、夏場の午後は注意が必要です。また、タワーマンションに限らず、西向きの部屋については、家具や室内装飾が日焼けしやすい、と指摘されていることを知っておきましょう。
前面に建物がなく、眺望などに問題がないのであれば私は北向きや東向きをオススメいたします。
誤解されやすいのですが、北向きというのは決して暗くはありません。一定の明るさが保てるので、細かい作業される方が職場の北側の天井に天窓を付けて室内に明るさを取り込んでいるケースなどもございます。天窓からの光も、南向きですと明るさ以外の熱も取り込んでしまいますが、北向きは明るさのみを取り込み、人が「暑い」と感じるほどの熱までは取り込みません。
東向きは朝の日差しが若干強烈だと思いますが、午後からは落ち着いてきます。西日が入ることもありません。
高層階であれば湿気なども低層階などよりはたまりづらいので、カビなどの発生も比較的抑えられます。もちろん諸条件によって変わりますので断言はできませんが、北・東向きはタワーマンション高層階であれば比較的過ごしやすいでしょう。
タワーマンションの高層階においての方角選びは、一般的な戸建てやマンションなどとは違います。それぞれの特性を鑑みて、ご自身にあったお住まい選びをされるよう、このブログがお役に立てれば幸いです。
タワーマンションはもちろん、戸建ても土地もすべて仲介手数料が最大無料・必ず割引のREDSは、お客様に沿って物件のご提案をさせていただきます。良いことも悪いこともきちんとお話しますので、お気軽にご相談ください! どうぞよろしくお願いいたします。
公開日:2023年10月10日
こんにちは。仲介手数料が必ず割引、最大無料の【不動産流通システム】REDSエージェント、宅建士の戸村です。
マンションを購入して、自分の理想を形にして暮らす。中古マンションの購入と同時にリフォームをすることを指して、そんな広告が最近増えたように思います。私は以前、ハウスメーカーのリフォーム営業を担当していたこともあり、お客様のリフォーム相談には積極的に乗らせていただきますが、業界関係者にとっては当たり前と思われてしまうことが、一般の方には浸透していないと感じることがあります。さらに、ネット検索してもスパッと出てこないことが多いため、今回はそういった内容を中心にご紹介したいと思います。
リフォーム工事費のお支払い時期と回数については、大まかにいって以下の2通りです。
(1)手付金、中間金、残金の3回払いもしくは中間金を除いた2回払い
(2)最終一括払い
以下、詳細をみていきます。
〇支払時期:手付金(内金、着手金ともいいます)は契約時。中間金は工事がある程度進み次の工程に入る段階や、工期の半ば。残金は工事完了時、もしくは工事完了後の現地確認をした後など。
〇金額:総額を支払い回数で割った金額を要求されることが多い。
〇支払時期:工事完了時、もしくは工事完了後の現地確認をした後
〇金額:全額
(1)と(2)は請け負う会社の規定によって、また請け負う工事の規模によって変わる場合があります。工事費用が総額数十万円の場合は(2)の最終一括払いになることが多いです。ただ金額の大きい大がかりなリフォームの場合、一般的に多いのは(1)です。
なぜ最終一括払いにできないのでしょう? 支払う側としては工事完了を確認して支払いしたいですよね。それは、リフォーム会社がリフォームの材料や設備を購入するためです。
リフォームで依頼される設備や材料は依頼者の方が選定し、かつ、そのお部屋に合わせた仕様になっているため、他の現場で使うことができないものばかりです。転用できない材料や設備を発注した後、何かあって工事が中止になった場合、その損失をリフォーム会社が全て背負うこととなります。その危険性を避けるため、というのが大きいのです。
ちなみに最終一括支払いの場合でも、仮に請負会社に不備がなく、依頼者側の事由で解約などをした場合、発注した設備などの費用については実費で支払うことになる可能性がありますのでご注意ください。
さて、ここからが本題です。ではリフォーム支払いの時期をマンション購入のスケジュールと合わせると、支払いはいつになるのでしょうか?
前回のブログでご説明したように、不動産売買は「契約」と「決済」がセットです。「契約」から「決済」まで通常で1~2か月ほどかかります。購入したマンションをリフォームしたい場合、リフォームの契約はこの不動産売買の「契約」から「決済」までの間に行うことがほとんどです。
そうすると、不動産売買契約時の「手付金」を出した後、今度はリフォームのための「手付金(内金・着手金)」を出さなければなりません。融資を受けて後で回収できるにしても、一時的にかなりの現金支出があるのです。このように、住宅の引渡し前に必要な現金支出が困難な方に向けて、資金を一時的に立て替えるローンとして「つなぎ融資」があります。
このことをご存知ない方が多いので、ご注意ください。ただ、手付金を自己資金で出すと金利優遇などが出やすいので、自己資金のご準備をしておくことをおすすめします。
また、通常は手付金を要求するリフォーム会社さんも、相談すると最終一括払いで対応してくださることもあります。一時的な費用を捻出するのがどうしても難しい場合などは、つなぎ融資について相談してみてください。
ちなみに、弊社株式会社不動産流通システムには工事部がございます。弊社工事部は300万円くらいまでは最終一括支払いですし、それ以上の工事費用になっても一括支払いでご相談を承りますので、ぜひお問い合わせくださいね。
「マンションを買ってリフォーム」には「不動産売買」と「リフォーム工事請負」の2つの契約が関係してきます。1つだけでもわからないことが多く、大変なものが2つも重なり、そのスケジュール感もわかりづらいと思います。リフォームについても、工事部併設で経験豊富なREDSエージェントへご相談ください!
最終更新日:2023年9月9日
公開日:2023年9月8日
こんにちは。仲介手数料が必ず割引、最大無料の不動産流通システム、REDSエージェント、宅建士の戸村です。
不動産売買は一般の方にとってはそう何度も経験することではないと思います。初めての経験であることがほとんどです。初めての経験にも関わらず、専門用語だらけの契約書や住宅ローンの借り入れや火災保険など、さまざまなことを考えなければなりません。私なら途方に暮れてしまいそうです……。
ただ、途方に暮れていても物事は進みません。わからないことは、単純化していくとわかりやすくなりますよね。私はよく「わからないことって整理整頓だな」と思います。ごちゃごちゃになっているものを切り分けて分類して整理していく。細分化しすぎると面倒なことにもなるので、少し大雑把に紐解いていくのが良いのかな、と思っています。
今回は、不動産における【契約】と【決済】について紐解いていきたいと思います。
不動産売買は【契約】し、かつ、【決済】を完了することで成立します。つまり、【契約】だけでは不動産売買は成立しないのです。一般の方には【決済】は馴染みないものだと思われますが、ざっくりとそれぞれをご説明します。
不動産売買における【契約】とは、「この不動産をいくらで、こういう条件で売買します」という約束事を取り決め、売主様と買主様が契約書に署名捺印(同意)することです。これは、買主様が「この物件を買いたい!」と売主様に購入申し込みをして、双方が合意してから約1週間~10日後くらいに行われます。
【契約】時点では不動産売買取引の内容について確認し合い、署名捺印、そして「手付金」(通常、本体価格の5%程度)を買主様が売主様にお渡しして成立です。この「手付金」は本体価格に含まれます。
ちなみに、買主様側は【契約】の前に、「買主様が買うのはこういう物件ですよ」ということを理解していただくための【重要事項説明】が行われます。物件についてのご説明ですね。これから購入する物件をご理解いただいた上で初めて【契約】に進めるのです。
【重要事項説明】は契約日と同日、契約直前に行われることが多いですが、契約前に行っていればいいので、場合によっては2~3日前に行うこともあります。
【契約】にかかる時間は1~1.5時間ほど。その前に行う【重要事項説明】もおよそ1~1.5時間ほどかかります(場合によってはそれ以上かかる場合も)。なので、買主様は2~3時間はお時間がかかるものだと思って、余裕を持って【契約】と【重要事項説明】に臨んでください。
不動産売買における【決済】とは、「お金と不動産を交換して、不動産を得る(買主様)、もしくは、お金を得る(売主様)」ことです。【契約】で取り決めたことを【決済】で実行するのです。これは【契約】から通常1.5か月~2か月ほどで行われることが多いです(契約時の取り決めによって3か月後や半年後、という場合もあります)。
「なぜ【契約】が終わってから1.5~2か月もかかるの?」と思われるかもしれません。これは、不動産を購入する方のほとんどがローン(融資)を利用するためです。
ローン(融資)の審査は2回行います。1回目は【契約】の前に。いわゆる「事前審査(仮審査)」です。2回目は【契約】の後、【決済】を行うために。こちらは「本審査」です。
少し話が【契約】に戻りますが、ローンの「事前審査(仮審査)」が通らないと【契約】に進めません。なぜなら、買主様が「物件を買えるかどうかわからない」状態では売主様は【契約】をしないからです。買主様が「物件を購入できる(と思われる)」という保証が「事前審査(仮審査)」が通っている=事前承認が出ている、ということになるのです。
この「事前審査(仮審査)」は、できれば不動産会社を通して行ってください。なぜかというと、不動産会社を通さずに行う審査は購入する物件までは審査しておらず、【契約】後に行う「本審査」で落ちてしまう確率が高くなるためです。売主様側の不動産会社によっては、物件担保をみない「事前審査(仮審査)」は契約に進めない場合もございます。
さて、話を【決済】に戻します。【決済】を行うためには、今度はローン(融資)の本審査を通らなければなりません。【契約】後にすぐにローン(融資)本申請を行っていただきますが、本審査の申請から承認までに大抵の金融機関で10営業日ほどかかります。場合によってはそれ以上かかる場合もありますので、【契約】後、3~4週間程度でローン(融資)本承認がおりるかどうかの結果が出てくる、とお考えください。
ローン(融資)本承認がおりて初めて【決済】が行えることとなりますので、承認後に【決済】の日程調整を売主様・買主様双方で行います。ここからが大忙しです。
【決済】時に、売主様は売却する物件を基本空っぽにして明け渡しますので、お引越しなどを行っていただきます。買主様は物件を購入するための資金を金融機関から借り入れるための契約「金銭消費貸借契約(略して「金消契約」)」を結び、【決済】に備えます。ほかにも、火災保険やインフラ関連の手配、引越しの準備等々、やることは山積みです。
【決済】時に、金融機関からローン(融資)が買主様に実行され、そのお金が売主様に売買代金として入金されます(手付金の分を除く残金分です)。そうしますと、売主様は売却する物件の鍵を全て引渡します。ここでようやく【契約】が全て成立し完了した、となる訳です。
ローン(融資)を利用しない場合は【契約】から【決済】までの期間が短くなります。お借入れのための「本審査」も「金消契約」をしませんので、その分短くなるんですね。イメージとしては【契約】から【決済】まで、1か月前後です。
聞きなれない【決済】ですが、ある意味【契約】の一環です。【契約】時の取り決めを【決済】で完了して、一連のお取引が終了します。
【契約】と【決済】について、ご理解いただけましたでしょうか?
ちょっとした豆知識も盛り込んでしまったので、逆にわかりづらくなっていたら申し訳ございません。ご参考になれば幸いです。
公開日:2023年7月31日
こんにちは。仲介手数料が必ず割引、最大無料の不動産流通システム、REDSエージェント宅建士の戸村です。
私のブログの中でなぜかイイネ!がつきやすい記事が「土地購入からの戸建て建設について」だったので、改めてその記事をブラッシュアップしてご紹介したいと思います。
不動産仲介会社である弊社にもまれに入ってくるのが「この土地を見に行きたいです! 一戸建てを建てるための土地を探しているので!」というご相談です。
すぐにご案内したいのですが、まずお聞きしたいのは「ハウスメーカーはお決まりですか?」ということです。
建築物は「建築基準法にあった家」でないと建てられません。「建築基準法に問題がなく、かつ自分が望む家を、この土地に建てられるのか?」という判断は、家のプランを作ってくれるハウスメーカー(もしくは工務店)さんにやってもらわなければなりません。
土地と並行してハウスメーカーを探してもいいのですが、いい土地ほど早く売れてしまいます。いい土地を買い逃さないようにするためには、早い判断をする必要がありますから、希望するプランを具体化してくれるハウスメーカー(もしくは工務店)さんにお話しをし、ご希望のプランはどういった土地であれば建てられるのか、ぼんやり把握しておくことが重要です。まずはハウスメーカー(工務店)の候補を2社程度に絞っておくことをおすすめします。
家を建てる条件もさまざまです。広さや間取り重視の方もいれば、エリア重視の方もいると思います。
エリア重視の場合、まずはそのエリアで売っている土地や一戸建てを検索してみて下さい。特に新築物件がどのような形状・広さで作られているかを確認すると、そのエリアで建てられそうな家がイメージできると思います。
そのイメージがあまりにも自分の理想とかけ離れている場合は、そのエリアでの購入をあきらめて別のエリアにするか、やはりエリア優先で建物自体は理想通りでなくてもいいと割り切るか判断できると思います。
土地からの一戸建て建築の場合
(1)土地を購入して決済(支払)
(2)購入した土地に家を建てて決済(支払)
上記のように、最低でもお支払いが2回あります。通常はもっと多いかもしれません。
資金が潤沢にあり、(1)か(2)のどちらかは現金で支払える、という場合はいいのですが、全てをお借入れで対応される方は、何よりも資金について確認しないといけません。
「金融機関にお金を借りて土地を購入したけれど、家を建てる資金が借りられなかった…!」なんてこと、通常は起こりませんが(金融機関や仲介会社が止めてくれると思います)、実際にそうなる可能性もありえなくはないのです。
資金の多くを金融機関借入で対応したい場合、以下の方法が考えられます。
・つなぎ融資
・建築条件付きなどで一括ローン対応の土地を購入
・一括のお支払いができるハウスメーカーに土地探しをお願いする
以下でひとつひとつ説明します。
【つなぎ融資】
つなぎ融資は土地購入から新築が建つまでの間、一時的に受けられる融資です。例えば土地の決済時に「つなぎ融資」を使い、新築物件を建築し、最後の建物の引渡しの際の借り入れで、一時的に借りた「つなぎ融資」を返済します。
【建築条件付きなどで一括ローン対応の土地を購入】
「建築条件付き土地」というのは、「建築するハウスメーカー(工務店)が決まっている土地」のことです。土地と建物のセット販売ですので、一括でお支払いできることが多いです。ただし、絶対ではないので確認が必要です。
【ハウスメーカーに土地探しをお願いする】
ハウスメーカーは金融機関とも提携して、土地・建物一括で住宅ローンを組むことができる場合も多いため、ハウスメーカーを決めて、そのメーカー担当者(もしくはメーカー提携の不動産会社)に土地を探してもらいます。
上記のような形であれば、最終的に一本化された住宅ローンを組むことができます。
土地からの新築一戸建て建設、駆け足のご説明ですが、まとめサイトがあまりないので、ざっくりとイメージを作っていただこうと今回のブログを書きました。
土地購入からの一戸建て新築は資金と根気が必要です。思い立ってすぐにできるものではないので、まずはこういったポイントを知ってから、土地からの一戸建て新築を検討してみてください。このブログが方向性を決める材料になれば幸いです。
最終更新日:2023年7月2日
公開日:2023年4月29日
こんにちは。
仲介手数料が必ず割引、最大無料の【不動産流通システム】REDSの戸村です。
近代建築の紹介、その20です。
大好きな場所なのでご紹介するのが嬉しい 三菱一号館美術館とCafe1894。
ご存知の方も多いでしょうし、お好きな方も多いのでは、と思います。
今回ご紹介するのは、復元された建築です。
以下、三菱美術館のWEBサイトから引用します。
――――引用開始――――
「三菱一号館」は、1894(明治27)年、開国間もない日本政府が招聘した英国人建築家ジョサイア・コンドルによって設計された、三菱が東京・丸の内に建設した初めての洋風事務所建築です。全館に19世紀後半の英国で流行したクイーン・アン様式が用いられています。
当時は館内に三菱合資会社の銀行部が入っていたほか、階段でつながった三階建ての棟割の物件が事務所として貸し出されていました。
この建物は老朽化のために1968(昭和43)年に解体されましたが、40年あまりの時を経て、コンドルの原設計に則って同じ地によみがえりました。
――――引用終わり――――
ジョサイア・コンドル。近代建築の有名人です。
こちらのブログでも建築探訪・18 旧古河庭園と大谷美術館でご紹介させていただきました。
個人的なことですが、1999年前後に三菱地所系の店舗内設計の建築会社で働く機会がありました。(ほんの少しの期間です)
とあるビルの建築現場内に入り、店舗内設計を行う建築士さんたちの雑用をこなしつつ、色々な経験が出来て本当に面白い現場だったのですが(そしてその当時の人たちと未だに連絡を取り合っているのですが)、その中で一度東京駅の横にある三菱地所本社へ伺う機会があり伺ってみると、(その当時のビルも、階段や窓、ちょっとしたデザインが洒落ていてワクワクする空間でした。)
「東京駅周辺の開発が決まったぞ!」と当時のボスだった方が興奮気味に話していたのを鮮明に記憶しています。(公式発表は2006年ごろなので、本当に話が出たころだったのだと思います)
今の三菱一号館美術館をはじめ、東京駅周辺の開発された場所を見るとあの時の記憶が蘇ります。
…個人的な記憶ばかり話してしまいましたが、本当は「cafe1894は銀行の窓口を模していて、天井がものすごく高くて、二階部分にあたるところに渡り廊下があるのは債権者が押し掛けてきたときに、冷静に話せるように手が届かないところで話すためのものだったらしいよー」とか、どうでもよい(そして真実なのか検証したことのない)話をしたいです。笑
…が、長くなるのでこのあたりで。笑
※現在、三菱一号館美術館は設備交換や補修などで休館中です。
最終更新日:2023年7月1日
公開日:2023年4月23日
こんにちは。
仲介手数料が必ず割引、最大無料の【不動産流通システム】REDSの戸村です。
不動産会社の人間にとってはなじみがあり過ぎて逆に「わからないことがわからない」となりがちな【不動産売買の流れ】。
購入編の流れです。その2!
②現地案内
物件案内
詳細確認
周辺確認
◎物件案内◎
情報収集して見つけた興味のある物件を見に行きます。
おそらくこの時が私たちエージェントとも初対面になると思います。
物件案内をしてもらいながら、エージェントさんと相性が合いそうか確認しましょう。
もし不安を感じたら、弊社であればエージェントを変更することが出来ます。
◎詳細確認◎
物件について詳細を確認します。
見てわかるのは、管理体制や物件の状態。
陽当たりや、間取り、設備の設置状況や使い勝手の良し悪しや動線。
売主様がいらっしゃるお部屋であれば気になる隣人、上下階の方のこと、
普段のお買い物や実際に住んで便利なこと不便なこと。
マンションなら管理体制、修繕状況。
戸建てなら修繕の有無、普段のお手入れ。
◎周辺確認◎
外を実際に歩いて周辺を確認しましょう。
駅からの距離、外から見た様子、周辺の建物。
周辺の建物の管理状況、環境、お店、安全面。
個々人によってポイントは違いますが、ご自身が気になる点をいくつかピックアップしていくと良いと思います。
実際の内覧前に、googleMAPなどでシミュレーションしてみるのも良いですよ!
最終更新日:2023年6月26日
公開日:2023年4月15日
こんにちは。
仲介手数料が必ず割引、最大無料の【不動産流通システム】REDSの戸村です。
本日は【不動産売買の流れ】第二弾を書くつもりでしたが、急遽ご報告したいことが。笑
弊社のイメージキャラクター、パトリック・ハーランさんこと、パックンが来社しました!
2ショット写真をいただいちゃいました!
ご存知の方も多いと思いますが、パックンはご両親の離婚で母子家庭に育ち、新聞配達で家計を助けながらハーバード大学を卒業され、その後、来日。劇団などに参加しながらお笑いコンビ『パックン・マックン』を結成してお茶の間の人気者に。
私はNHKの番組(英語でしゃべらナイト)でよくお見掛けしていました。
テレビが映らない中、読書を良くされ、それがのちの優秀な学力に結び付いたということで、やはり優秀な方の多くは読書家が多いと実感しました。私も小さなころから馬鹿みたいに読書をしたのに、雑学のみ増え、学力に結び付かなかったな…と違いを感じてしまったのは、また別の話です…(´;ω;`)
さて。
パックンが連載しているニューズウィーク日本版のコラム、全部ではありませんが、よく読んでます!ファンです!
…と、本人には言えませんでしたが(;^ω^)
とっても気さくで穏やかな方だな~と。想像通りで嬉しかったです!
最終更新日:2023年7月1日
公開日:2023年4月8日
こんにちは。
仲介手数料が必ず割引、最大無料の【不動産流通システム】REDSの戸村です。
不動産会社の人間にとってはなじみがあり過ぎて逆に「わからないことがわからない」となりがちな【不動産売買の流れ】。
ほとんどのお客様が初めて、もしくは10年以上ぶりの「久しぶりの体験」になるので、わからない・忘れてしまった、ということが多いと思います。
お客様にお渡しするために作成した【全体の流れ】を添付いたします。
まずは 購入編。
①準備段階
希望・条件整理
資金計画
情報収集・物件検索
問合せ・相談
◎希望・条件整理◎
ご自身が購入したい物件についてイメージを固めます。
ただ、この時点では希望と現実がすり合わないこともあるので、予算や場所、外せない条件などを考えるのが良いと思います。とはいっても「外せない条件」というのが、本当に外せないのか、希望だけ先走っているのかの判断は難しいこともあります。検討を進めるにあたって徐々に整理していくのが良いと思います。
◎資金計画◎
不動産売買は本体価格以外にも諸費用等発生します。
現金ではなく住宅ローンを利用する場合は自己資金として不動産売買に使用できるお金を明確にした上で、ご年収と現時点で別途お借入があるかないか(ある場合は月額のお支払い額)をお伝えいただければ、ざっくりですがお借入れできる金額がわかります。
◎情報収集・物件検索◎
SUUMOなどに代表されるポータルサイトなどを利用して、物件検索いたします。
◎問合せ・相談◎
上記情報収集・物件検索と同時でも大丈夫です!気になる物件がある場合は物件の情報が載っているURLを弊社へご連絡いただければ弊社でお取り扱いできるのか、仲介手数料はいくらか、回答致します。
ご希望条件を言って下さればこちらでご希望に近いと思われる物件をご紹介することも可能です。
さて、まずは第一段階でした。
次回、続きをご紹介致します。
待て、次回! 笑
公開日:2023年4月1日
こんにちは。
仲介手数料が必ず割引、最大無料の【不動産流通システム】REDSの戸村です。
みなさんが物件を探す時に利用するサイトはどちらでしょうか?
SUUMO、at home、ホームズ、yahoo不動産、オウチーノ…
色々なサイトがございますが、最も利用者が多く、物件数も多いのがSUUMOです。
そのSUUMOが、この春、変わります。
今まで仲介手数料については表示できなかったのですが、この4月より表示可能となります!
弊社のように高いサービスを仲介手数料無料や割引で提供していた会社には朗報。
朗報というか…ずっと会社が働きかけをしていた結果でもあるのだと思います。
不動産取引を公正に、わかりやすく。
仲介手数料のSUUMO記載はその一歩でもあります。
弊社で仲介を行って良かった、と仰って下さる方がより増えるよう、
いち営業の身ですが、頑張っていきたいと思います。
最終更新日:2023年3月27日
公開日:2023年3月25日
こんにちは。
仲介手数料が必ず割引、最大無料の【不動産流通システム】REDSの戸村です。
近代建築の紹介、その19です。
池袋にある、自由学園 明日館
自由学園は、羽仁もと子・吉一夫妻により大正10年(1921) に女学校として創立されました。
知識の詰め込みではない、新しい教育の実践。お昼ご飯を自分たちで作るのも有名ですね。
自由学園 明日館はその創設の地であり、フランク・ロイド・ライトと、その弟子の遠藤新の設計になる建築です。
こちらもよく撮影にも使われる名建築ですので、どこかでお見掛けしている方も多いと思います。
見学は比較的自由です。
施設利用もできますので、講座開催なども行われています。
私は今回、和菓子(練り切り)の成型を楽しむ講座に応募して夜の自由学園に伺いました。
みんな大好きフランク・ロイド・ライト。
有名な講堂も夜はまた違う雰囲気。
椅子なども特別に作っていますし(↑↑↑わかりますか?)
ところどころある高低差をカバーする石造りの階段がまた素敵で、個人的に萌え萌えしています。
まぁあまり写真映えしないかもしれないのでこちらでは控えます…笑
しかし和菓子の成型、面白かったなぁ
スーパーボールを使って成型
餡のお味はもちろん抜群の美味しさでした。お抹茶も先生が点ててくださいます。
上品な味で美味しい白餡(中には芋餡)でした
また参加しようと思います*^^*