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戸村 麻衣子(宅建士・リフォームスタイリスト)

2年連続売却成約率100% 住まいを共に考えます

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公開日:2022年9月25日

こんにちは。

仲介手数料が必ず割引、最大無料の【不動産流通システム】REDSの戸村です。

 

先週に引き続き近代建築の紹介です。

今日は、埼玉県川口市にある旧田中家住宅を紹介したいと思います。

 

旧田中家は代々家督を継ぐ長男が「徳兵衛」の名前を襲名するそうなのですが、その四代目、田中徳兵衛は味噌醸造業・材木商として財を築き上げたそうです。旧田中家住宅のすぐ近くに、材木を搬出していた芝川の支流も見られます。

 

洋館・和館・茶室・文庫蔵・庭園と見どころも多い、国指定の重要文化財。

こちらもまぁほんと素敵です。笑

 

先週ご紹介した九段ハウスは1927年築。こちらは1921~23年にかけて建設されました。

 

洋館は迎賓館ですね。来客を考えて作られています。

ああ素敵…笑

 

奥にある和館は、住むための工夫も散見されて、そういった部分も見るのが楽しい場所です。

照明とかも萌え萌えしますね…

 

時代を感じる防空壕もあります。

庭も茶室までの道を楽しんで回遊出来て、見どころの多い建築だと思います。

 

でも、こちらに伺って一番驚いたのは「え、川口で味噌醸造して、しかも全国展開してたの?!」でした…(;´∀`)

 

こちらは節供(節句、と書くのが現代だと普通ですが、古くは「節供(季節の変わり目にあたって祝いを行う節日(せちにち)に、供御(くご=飲食物)を奉るのを例とする)」と書いていたようです。)の際に、旧田中家住宅に伝わる人形や市内の旧家から寄贈された人形などを展示します。

 

そういった節供の展示や、四季ごとの庭園の変化を楽しむことが出来ると思うので、折に触れて訪問するのも楽しいと思います。

 

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公開日:2022年9月19日

こんにちは。

仲介手数料が必ず割引、最大無料の【不動産流通システム】REDSの戸村です。

 

突然ですが、建築物が好きです。

建築物目当てに街歩きしたりします。

 

この仕事も、様々な建築物に触れることができる楽しみがある、ということのポイントが高くて、嫌な思い(主に囲い込みをする失礼な業者さん…なぜ不動産業界は上から目線の方が多いのか…という愚痴は置いておき)をすることが多くても、続けていられるのかもしれません。

 

今日は、千代田区にある九段ハウス(kudan house)を紹介したいと思います。

九段ハウスは新潟県長岡市出身の財界人山口家の5代目、山口萬吉氏が建設したスパニッシュ様式の家です。「耐震設計の父」と呼ばれる内藤多仲氏を中心に意匠設計は木子七郎氏・今井兼次氏、家具・建具装飾は鳩山一郎邸等の家具を手掛けた梶田恵が担っています。家具・建具装飾費用は建物建設費用とほぼ同額になったそうなので、その質・技術の高さが偲ばれます。

 

まぁとにかく素敵なんです。

1927年に建設されたこの家は、戦中・戦後、そして開発が進んだ都心部において取り壊されることなくほぼ建築当時のままの姿を遺し、2018年に「登録有形文化財」となっております。

 

今は「会員制ビジネスサロン」となっていますが、イベントによっては一般開放されている時があるので、比較的ご覧になるチャンスは多いと思います。

イベントの最中にスタッフの方による館内案内などが行われることもありますので、ご興味のある方はイベントを確認して伺ってみてください。

 

 

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公開日:2022年9月11日

こんにちは。

仲介手数料が必ず割引、最大無料の【不動産流通システム】REDSの戸村です。

 

先日、『江之浦測候所』というアートスポットに行ってきました。

 

「測候所?…?天体観測でもするの…?」と聞いた瞬間思いました。笑

 

現代美術作家の杉元博司氏(NHK大河ドラマ『青天を衝け』の題字を書いた方)が相模湾に面した元みかん畑に作ったアートスペースです。

 

 

展示品だけでなく、山も空も海も、すべてが美術品のように感じられる、とても素晴らしい空間でした。

 

夏至に太陽が昇る方角には「夏至光遥拝100メートルギャラリー」

冬至に太陽が昇る方角には「冬至光遥拝隧道」

 

など、どうやって配置設計したんだろうと考えさせられるものばかり。

 

夜の観覧も出来るので昨夜(2022年9月10日)の十五夜などはさぞかし綺麗だったろうと思います。

 

歴史、建築物、石、化学、天文学、考古学…人間の営みも、自然も全て入っていて、あらゆる要素が入った凄い空間でした。ご興味ある方はぜひ!

 

 

完全予約制で、小田原の隣の根府川という可愛い駅から直通(無料)のバスも出ています。

(バス利用の方は予約時に一緒に申込する形なので安心です)

 

私も必ずもう一度は行きたいと思います。

今度は温泉宿も一緒に予約したいですね。笑

 

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公開日:2022年9月4日

こんにちは。

仲介手数料が必ず割引、最大無料の【不動産流通システム】REDSの戸村です。

 

自宅アパートの外壁塗装のお話、外壁塗装前に必ず行う高圧洗浄について起きた事例の紹介、その続きです。

 

網戸は高圧洗浄の翌日夜に気づきました。(朝は急いでいて気付きませんでした…)

夜帰宅し、雨戸を閉めようとしたら網戸がビリビリに破けていて一瞬「何か自分がぶつけたりして破けたのだろうか…」と考えてしまいましたが、縦ラインにいくつか切れ目があって、むしろ「どうやったらこんなことが出来るんだろう」と考えて初めて「高圧洗浄か!」と。(すぐに気づけ、という話です)

 

翌朝写真を撮って工事会社に連絡しました。

 

問題はその後です。

すぐに「対応します」とSMS返信はありましたが、その後全く連絡なし。

1週間後に管理会社より別件で連絡があり、その際に「高圧洗浄で網戸が破けた連絡を施工会社に連絡しましたが、その後何も連絡がございません」と言った後にようやく連絡が入り、発見してから約2週間後に修繕されていました。(修繕完了の連絡もなく、網戸の取り付けは表裏反対でした。)

 

更に言うとエアコンのドレン(配管)を巻いているテープは、足場の解体前まではシートがかかっていてよく見えず、シートが外された後に外から部屋を見て発見したという状況です。

 

そもそもで高圧洗浄を行った職人さんは網戸とエアコンの配管のテープが破れていたことに気づいていたはずです。私の部屋だけの被害だったようなので、おそらく私の部屋を一番最初に行って破いてしまい、他のお部屋はそうならないように気を付けたんでしょう。

 

けれど、やってしまったのであれば、その場で報告して修繕について話をすればよいだけのこと。それを一切せず、職人さんは放置したと考えられます。

 

高圧洗浄の職人さんのみならず、塗装した職人も、網戸を直した現場監督さんも気づいたはずです。それをずっと見過ごして、こちらが言うまで放置していたというのが、非常に心証が悪く、言った後の対応も謝罪もなく、放置できるだけ放置して、クレームが入ったからスケジュールの連絡もせず直した、という状況だったと思います。

 

塗装の施行は丁寧だな、という印象でしたし、最後に監督がご挨拶に来た際に「何かあれば言ってください」と言葉はかけてくださったのですが、最後まで高圧洗浄の不備についての謝罪はありませんでした。

 

「反面教師にしよう」

 

と考えて自分を納得させたような状況です。

 

クレームになりうる事が発生した時には、まずは状況の報告とその後の対応についての説明、そして実施の際のスケジュール連絡とその管理。そして、謝罪。

 

自分自身が感じた嫌な思いをお客様にはさせないよう注意します。

 

 

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