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公開日:2025年4月12日  戸村 麻衣子

税務署ですら苦戦! 分かりにくい2025年度住宅ローン減税の「特別控除」や「認定住宅」の優遇について解説

こんにちは。仲介手数料が必ず割引・最大無料の「不動産流通システム」、REDSエージェント、宅建士の戸村です。

前回から不動産にかかわる税金についてお話しさせていただいておりますが、今回ご説明するのは住宅ローン減税です。

この住宅ローン減税は2024(令和6)年度から内容が複雑化していて、私たち不動産会社の人間にとってもわかりづらいものとなっています。2024年時点では税務署に問い合わせても明確な回答が得られない時期がありました。おそらく税務署職員の方にとっても当初はわかりづらい内容だったのだと思います。

では、2025年度住宅ローン減税について解説していきます。

住宅ローン減税

(写真はイメージです)

2024年から変わった「省エネ性能」

2025年度住宅ローン減税の仕組みが複雑化した原因は「省エネ性能」についての変更です。

2021年10月に建築物のエネルギー消費性能の向上を図るため、建築物省エネ法(建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律)を制定・改正し、建築物のエネルギー消費性能基準への適合義務などの措置が講じられました。

断熱性能を高めた省エネ住宅にすることで「住宅の省エネルギー化」が実現できます。そのため、2024年から重要な要素となるのが住宅の「省エネ性能」で、住宅ローン減税はこの「省エネ性能」の一定の基準をクリアしていることが必要となります。

詳細は私が昨年書いたブログ
2024年4月、「省エネ性能表示制度」スタート! 住宅ローン減税にも影響する「省エネ性能」とは?
をご確認ください。

子育て・若年世代のメリット

私は不動産売買仲介時に住宅ローン減税をご説明するのに、国土交通省が出しているPDFから抽出した以下の資料をよく活用します。

住宅ローン減税等の住宅取得促進策にに係る所要の措置

「一覧にまとまっていてよくわかる!」と思っていたのですが、この一覧には掲載されていない「特別控除」があります。また逆に、掲載されているのにさらに細かい規定があって、掲載内容から読み取れる対象額とは違う、というケースもあったりします。

その点をご説明します。

特別控除

一覧には「借入限度額」が以下のように記載されています(以下の3つはすべて「新築」における場合です)。

  • 長期優良住宅・低炭素住宅:4,500万円
  • ZEH水準省エネ住宅:3,500万円
  • 省エネ基準適合住宅:3,000万円

ですが、令和6年度に改正された以下の内容が継続決定しています。

(1)住宅ローン減税:以下のとおり、令和6年と同様の措置を引き続き実施。
○ 借入限度額について、子育て世帯・若者夫婦世帯※が令和7年に新築住宅等に入居する場合には、令和4・5年入居の場合の水準〔認定住宅:5,000万円、ZEH水準省エネ住宅:4,500万円、省エネ基準適合住宅:4,000万円〕を維持する。

※①年齢19歳未満の扶養親族を有する者 ②年齢40歳未満であって配偶者を有する者又は年齢40歳以上であって年齢40歳未満の配偶者を有する者 が、住宅ローン減税の適用を受ける場合(①又は②に該当するか否かについては、 入居した年の12月31日時点の現況による)が対象となります。

○ 新築住宅の床面積要件を40㎡以上に緩和する措置(合計所得金額1,000万円以下の年分に限る。)について、建築確認の期限を令和7年12月31日(改正前:令和6年12月31日)に延長する。

※国土交通省 ~令和7年度税制改正における住宅関係税制のご案内~ 報道資料より抜粋

つまり、「19歳未満のお子さんを育てる子育て世代」と「当人、もしくは配偶者が40歳未満のご夫婦」は以下のように限度額が変わるのです。

  • 長期優良住宅・低炭素住宅:4,500万円 → 5,000万円
  • ZEH水準省エネ住宅:3,500万円 → 4,500万円
  • 省エネ基準適合住宅:3,000万円 → 4,000万円

減税対象枠が少しでも増えるのは嬉しい内容になりますね。

わかりづらい住宅性能

減税対象枠が増えるのはいいのですが、わかりづらいのは左側、「長期優良住宅」や「ZEH水準省エネ住宅」「省エネ基準適合住宅」です。ひとつひとつ簡単に、住宅ローン控除に必要な範囲で説明します。

1.長期優良住宅:「長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた優良な住宅」として国が定める基準をクリアし都道府県または市区町村の「認定通知書」が交付された住宅。
→証明する書類は「長期優良住宅認定通知書」です。

2.低炭素住宅:各項目にわたり一定の基準をクリアし都道府県または市区町村等の「認定通知書」が交付された住宅。
→証明する書類は「認定書」や「認定低炭素住宅建築証明書」などです。

3.ZEH水準省エネ住宅:強化外皮基準に適合し、再生可能エネルギー等を除き、基準一次エネルギー消費量から 20%以上の一次エネルギー消費量が削減される性能を有する住宅。(※「評価方法基準第5の5-1(3)の等級5以上の基準(結露の発生を防止する対策に関する基準を除く)」「評価方法基準第5の5-2(3)の等級6以上の基準」)

4.省エネ基準適合住宅:国の「建築物省エネ法」の省エネ性能の基準を満たした住宅。(※「評価方法基準第5の5-1(3)の等級4以上の基準(結露の発生を防止する対策に関する基準を除く)」「評価方法基準第5の5-2(3)の等級4以上の基準」)

→3と4を証明する書類は「住宅省エネルギー性能証明書」または各基準への適合を証する「建設住宅性能評価書」です。性能評価書は「設計」もあるのでご注意ください。対象となるのは「建設」の性能評価書です。

既存(中古)住宅における優遇

上記の説明は新築に限ってのことです。既存住宅の場合、一覧には1~4の住宅についてまとめて記載されていますが、細かく確認すると以下の違いが見えてきます。

  1. 長期優良住宅:「認定通知書」が交付されている「認定住宅」
  2. 低炭素住宅:「認定通知書」が交付されている「認定住宅」
  3. ZEH水準省エネ住宅:「評価方法基準第5の5-1(4)の等級5以上の基準(結露の発生を防止する対策に関する基準を除く)」「評価方法基準第5の5-2(4)の等級6以上の基準」
  4. 省エネ基準適合住宅:「評価方法基準第5の5-1(4)の等級4以上の基準(結露の発生を防止する対策に関する基準を除く)」「評価方法基準第5の5-2(4)の等級4以上の基準」

1と2は認定通知書が交付されていればその認定が何年前のものであっても該当しますが、3と4は性能評価されて(「建設性能評価書」が発行されて)から2年以内のものでないと控除対象となりません。

最後に

省エネルギー性能基準が2024年から変わったこともあって、非常にわかりづらくなっています。特に既存住宅において3・4の「建設性能評価書」の発行が2年以内のもの、というのは一覧のみではわからない内容です。

そして、おそらくこの住宅ローン控除の特別枠は今年度で終了する内容ですので、本当に税金は難しいですし、社会情勢によって変わっていくものだと実感いたします。

住宅を決定するのは節税だけではありませんが(節税を意識して住宅を選ばれる方はまれだと思いますが)、住宅性能は今までの建物とは格段に変わってきますので、今後のリセールなどを考えると、今年住宅をご購入される方は住宅の性能にも注目してみるといいかもしれません。

 

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戸村 麻衣子

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※2026年04月12日現在 本社・首都圏営業所の数値

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    1 か月前

    不動産の売却と購入を両方お願い致しました。
    ご担当の小室様には依頼当時は先行して購入したりできることなどすら知らない知識レベルですが、丁寧に売り先行、買い先行なども教えて頂き依頼主の状況に応じて臨機応変に対応頂きました。
    結果売却も購入も予想通りに進み非常に満足です。サイトでは仲介手数料無料やなどの魅力が入口で気になる方は多いと思いますが、依頼した後のサポートが丁寧で迅速で非常に頼りになる会社様だと思います。
    知識がない方でも依頼主に寄り添った対応でアドバイス頂けますので、悩まれる方は是非ご相談頂くことをおすすめします。
    私もまたお世話になる機会がありましたらご依頼させて頂きます。
    本当にありがとうございました。

    1 か月前

    ご担当の堀さんに大変お世話になり、このたび無事に住宅を購入することができました。

    当初は、仲介手数料が比較的低額であることを知り、「知名度の高い最大手仲介会社と比べれば、サービス内容が多少見劣りするのもやむを得ないだろう」と考えたうえで問い合わせましたが、実際には、これ以上望みようのない素晴らしいサポートを頂きました。

    内覧については、何度もお時間をいただくのが心苦しく感じておりましたが、堀さんから「納得したうえで購入された方が良いから」と何度も内覧を勧めていただき、その都度丁寧にお付き合い頂きました。疑問点にも一つひとつ真摯にお答えいただき、安心して検討を重ねることができました。

    また、売主側から提示された資料や条件についても、細部まで目を通したうえで注意すべき点を的確にご指摘くださり、大変心強く感じました。最終的には、「堀さんが買って良いと言っている物件であれば問題無い」という考え方に至りました。

    検討していた物件が金融機関の融資を受けにくいことが判明した際には、複数の銀行へお問い合わせいただき、最終的には融資可能な金融機関を見つけてくださり、担当者の方との調整まで行っていただきました。

    加えて、私どもが40年以上前の施工時の情報について関心を持ち問い合わせた際には、施工を担当したゼネコンにまで問い合わせて確認を取って頂き、懸念点を解消してくださいました。

    振り返りますと、どの場面を取っても、堀さんがご担当でなければ、途中で購入を諦めていたのではないかと思います。

    このように書くと、堀さんが検討者が購入するように仕向けるやり手営業マンという風にも読めるかも知れませんが、実際にはこちらが検討を棚上げしていた時期には検討を促されるようなことは全く無く、こちらがサポートを必要とする時だけ必要なサポート頂いたように思います。ですので大変納得感を持って住宅を購入することができました。

    不動産の購入を検討されている方には強くお勧めしたいと思います。また私自身、引き続き不動産の売買を検討することがあれば、ぜひまた堀さんのお世話になれればと考えています。

    4 か月前

    自宅(中古戸建て)の売却でお世話になりました。

    まず何よりも、営業(小室様)の方に、超丁寧&超迅速&超親身なご対応を頂き、★5では足りないです!!

    当方、介護や仕事や新居(二世帯住宅)の建築対応や仮住まいへの引越しで日々バタバタしてしまい、必要な物を紛失してしまったり、諸対応が遅くなってしまったり、、、と、色々ご迷惑をお掛けしてしまいましたが、都度、豊富な専門知識で臨機応変に気持ちの良いご対応を頂き、本当に心強かったです。感謝しかありません。

    隅々まで行き届いたサービスにも関わらず、仲介手数料は他社様の半額以下という、申し訳なくなるほどありがたい内容でした。

    また、買主様も先方の仲介業者様も素晴らしい方々で、非常に恵まれたお取引ができました。

    こだわりを詰め込んだ思い入れのある注文自宅でしが、まさにそのこだわりを気に入って頂けた買主様に引き合わせて頂き、ご購入頂く事ができ、大変嬉しく思っております。

    また何かありましたら、絶対REDS様にお願いしますし、お友達に不動産取引を検討している人がいたら、全力で勧めようと思います!

    もういくら御礼を言っても足りないです!
    本当に本当にありがとうございました!!

    4 か月前

    担当して頂いた 菅原さん には約1年程お世話になりました。

    不動産のことはもちろん、法律の事などとても知識が豊富な方で色々な事を教わり勉強になりました。些細な質問にも的確でわかりやすくお返事を下さるとても親切な方でした。家探しに疲弊していた時も、とくに営業電話などもなく私達のペースに合わせて頂き本当に助かりました。都内・神奈川県と私達夫婦のわがままにも付き合って頂き、ありがとうございました。

    決済も無事に終わり、念願のマイホームを購入する事ができました。

    とても信頼のできる不動産屋さんです!
    また機会があれば、宜しくお願い致します。

    2 か月前

    中古マンションの購入を検討し始めて約1年、10軒ほどの内見に根気強く同行してくださった担当の山崎さんには、本当にお世話になりました。
    契約を急かされるようなことは一切なく、漠然としていた条件も山崎さんに相談を重ねるうちに、自分たちの中で明確にまとまっていきました。おかげさまで、心から納得して大きな決断ができました。
    巧みな営業トークというよりも、知りたいことに対してメリット・デメリットを隠さず正直に答えてくださる姿勢に、深い信頼を寄せることができました。レスポンスの速さも抜群で、こちらが「ちゃんと休めているかな?」と心配になってしまうほど(笑)。素敵なご縁をいただき、心から感謝しています。