エージェントブログ
AGENT BLOG
公開日:2025年11月11日  下山 聡

マンションの構造で住み心地と暮らしやすさは変わる! 壁式構造とラーメン構造との違い

みなさま、こんにちは。

《仲介手数料無料または割引》【REDS(レッズ)】不動産流通システム、宅建士・宅建マイスターの下山です。

マンション購入を検討しているとき、「壁式構造」や「ラーメン構造」という言葉を見かけたことはありませんか? 構造というと専門的で難しそうに感じますが、実は住み心地やリフォームの自由度、防音性などに関わる大切なポイントです。

今回は、SUUMOでもわかりやすく解説されていた内容を参考に、「壁式構造とは何か」「ラーメン構造との違い」「見分け方」などを、不動産営業の視点からやさしくご紹介いたします。

マンションの構造

(画像はイメージです)

壁式構造とラーメン構造

マンションの構造は大きく分けて「壁式構造」と「ラーメン構造」の2種類があります。

壁式構造とは、柱や梁ではなく、壁と床の“面”で建物を支える構造のこと。建物を支える壁は「耐力壁(構造壁)」と呼ばれ、地震や風などの力を建物全体で分散して受け止める仕組みです。

一方のラーメン構造(ドイツ語の“Rahmen=枠”が語源)は、柱と梁で“枠”を作り、その枠で建物を支える構造です。開口部(窓や間口)を大きく取りやすく、低層から高層まで幅広い建築に対応できるのが特徴です。

つまり──

  • 壁式構造:壁で支える「面構造」
  • ラーメン構造:柱と梁で支える「枠構造」

という違いになります。

壁式構造の壁厚と強度

鉄筋コンクリート造(RC造)のマンションは、建築基準法で壁厚12cm以上と定められています。実際のマンションでは15〜18cm程度のコンクリート壁が一般的で、壁厚が増すほど構造の安定性や防音性能、耐震性が高まる傾向にあります。

一方で、ラーメン構造では室内の間仕切り壁に石こうボードなどの乾式壁を使うケースが多く、構造壁は戸境壁(住戸と住戸の間)や外壁など一部に限られます。そのため、壁式構造の方がコンクリートの厚みが全体的に厚いという違いがあります。

間取り図での見分け方

マンションの広告には「構造:RC造」と書かれていても、「ラーメン構造」「壁式構造」とまでは記載されていないことが多いですよね。そんなときは、間取り図を見るだけでもヒントが得られます。

  • 間取り図に四角い柱の出っ張りが描かれている → ラーメン構造
  • 柱が描かれていない → 壁式構造(の可能性が高い)

また、ラーメン構造でも「アウトフレーム工法」といって柱を室外側に出して室内をすっきりさせる手法もあります。そのため、柱が見えない=必ず壁式、とは限りません。正確に知りたい場合は登記簿や設計図面での確認が必要です。

建物の階数でも判別できる?

構造を見極めるもうひとつのポイントは「階数」です。

建築基準法では、壁式RC造は原則として地上5階以下(軒高20m以下とされています。つまり、6階建て以上のマンションはラーメン構造の可能性が高いということです(ただし、一定の技術条件を満たせば6階建て以上でも壁式構造とすることは可能です)。

マンション見学時の構造チェックポイント

実際にマンションを見学する際には、次の点を意識してみましょう。

  • 室内に太い柱や梁の出っ張りが見える → ラーメン構造の可能性が高い
  • 室内がすっきりしていて凹凸が少ない → 壁式構造の可能性が高い

中古マンションの場合は、リフォームによって梁や柱が隠れている場合もあるため、見た目だけでは判断できないこともあります。

壁式構造マンションのメリット

室内がスッキリ・家具配置がしやすい

壁式構造では、室内に柱や梁の出っ張りが少ないため、凹凸のないスッキリした空間になります。家具の配置がしやすく、天井まで有効に使えるのも魅力です。

遮音性・防音性に優れる

隣の住戸との間が厚いコンクリートの耐力壁で仕切られているため、音が伝わりにくい構造になっています。もちろん、窓サッシや生活音の条件にも左右されますが、同条件であればラーメン構造よりも静かな環境が期待できます。

高い耐震性

壁と床が一体となって「面」で支えるため、地震の力が分散されやすく、耐震性が高いのも特徴です。日本の地震環境を考えると、構造面の安心感は大きなメリットです。

気密性・断熱性が高い

壁式構造は外周が厚いコンクリートで覆われており、熱が逃げにくく、冷暖房効率が良い点もポイント。断熱性・気密性の高さは、快適性だけでなく光熱費の削減にもつながります。

壁式構造マンションのデメリット

間取り変更に制約がある

壁式構造では、耐力壁を取り除くことができません。このため、「リビングと隣の部屋を一体化したい」「間仕切りを撤去したい」といった大きな間取り変更は制限を受けます。スケルトンリノベーション(全撤去)には不向きです。

ただし、すべての壁が耐力壁ではないため、構造的に問題のない「雑壁」であれば撤去可能なケースもあります。リフォーム会社に確認してみるといでしょう。

開口部の制約

耐力壁に窓やドアを後から増設することはできません。採光や通風を改善したい場合も、壁式構造では「壁を壊して開口を広げる」というリフォームが難しい点を理解しておく必要があります。

高層階志向には不向き

壁式構造は5階建て以下が基本です。そのため、「タワーマンションに住みたい」「眺望を重視したい」という方には不向きな構造といえます。

壁式構造のマンションを選ぶときのポイント

将来のリフォームをイメージしておく

壁式構造のマンションを購入する際は、将来のライフスタイル変化に備えたリフォームの可能性を考えておくことが大切です。「大規模な間取り変更はしない」「水回りの位置はそのままでいい」などの条件であれば、壁式構造でも快適に暮らせます。

専門家にリフォーム可否を相談する

「壁式構造だから無理」と最初からあきらめる必要はありません。耐力壁以外の部分をうまく生かせば、思い描く間取りに近づけるケースもあります。設計事務所やリフォーム会社に構造を確認してもらい、プロの目線でリフォームプランを提案してもらうと安心です。

まとめ:構造を知ることで“住み心地”が見えてくる

壁式構造は、静かで安定感のある住み心地を求める方に向いています。一方、ラーメン構造は開放的な間取りやリフォームの自由度を重視する方におすすめです。

構造の違いを知っておくことで、「なぜこの部屋はスッキリしているのか」「なぜ梁が出ているのか」といった疑問が解消され、より納得してマンションを選べるようになります。

気になる物件がございましたら、SUUMO・アットホームなどで見つけた物件URLをコピーして、私・下山までメールでお送りください。

売主と直接取引できる物件は仲介手数料無料、仲介会社が入っている場合でも割引対応が可能です。詳細をお調べしてご案内いたします。

安心と実績で多くのお客様に選ばれている【REDS】不動産流通システムの下山まで、ぜひお気軽にご相談ください。

それでは、またお会いしましょう。

―――――――――――――――
【REDS】不動産流通システム
担当:下山
《仲介手数料無料または割引でご案内中!》
―――――――――――――――

 

記事を執筆したエージェント

下山 聡

回答数 18

宅建士・リフォームスタイリスト

プロフィールページへ
このエージェントに相談する

REDSではすべてのお客様に、
Googleクチコミの投稿を
お願いしています。

※2026年07月19日現在 本社・首都圏営業所の数値

※2026年07月19日現在 本社・首都圏営業所の数値

  • 平均評価
    5.0
  • 投稿数
    258

    1 か月前

    柳澤さんと出会えて、私は幸せ者でした。中古マンションを購入するにあたり、仲介手数料が半額?全額無料?、正直、どんなカラクリ?他の項目で請求される?なんて思ったのは事実ですが、柳澤さんと電話でご相談した数時間後には、新宿本社で面談。すべての不安を、払拭して頂いたのが柳澤さん。柳澤さんだっからこそ、話を前進させようと思いました。
    柳澤さんは、仕事を楽しまれています、だから、安心して任せられる。とにかく、レスポンスは早い、的確で分かりやすい。
    余計経費は使わない、手数料は片方から貰う、それによって半額や全額無料、素晴らしい経営方針だと思います、間違いなく大成長されると思います。
    柳澤さんとREDSさんとのご縁に感謝、本当にお世話になりました。また、何かの際にはご相談させて貰います、そして、周りの仲間に強く紹介しておきます。

    3 週間前

    中古マンションの売却でお世話になりました。
    担当の志水様は、ベテランならではの豊富な知識で市場動向や適正価格を丁寧に解説してくださり、終始納得感を持って進めることができました。
    何より素晴らしいと感じたのは、情報の囲い込み等を一切行わないという徹底した透明性です。この誠実な姿勢と親身な対応に、人間としても深い信頼を置くことができました。
    結果として非常に満足のいく売却ができ、今後も購入の機会があればぜひ志水様にお願いしたいと考えています。知人にも自信を持って紹介できる不動産会社様です。

    3 か月前

    REDSは、自分でSUUMOなどを使って物件検索ができる人にはおすすめだと感じました。
    他の不動産会社にも行きましたが、こちらの希望に寄り添うというより、不動産会社側が売りたい物件を勧められているように感じることもありました。

    その点、REDSは自分で見つけた物件を軸に進めやすいのがよかったです。
    一方で、自分が望む物件像がまだ明確でない人や、うまく検索できない人にとっては、REDSだけで良い物件に出会うのは少し難しいかもしれません。

    ただ、そういう場合でも、結局は良い不動産会社や担当者に出会えないと希望の物件にはたどり着きにくいと思います。
    安い買い物ではないので、まずは自分でもいろいろな物件を見て勉強し、ある程度判断できる状態になってから動くのが大切だと感じました。

    担当の山崎一さん対応がスムーズで、とても安心感がありました。こちらが気になることや質問にも毎回正確に答えていただけただけでなく、自分では気づいていなかった点まで補足して教えてくださり、終始安心してお任せできました。

    4 か月前

    新しい自宅の購入でお世話になりました。仲介手数料が無料だったのが素晴らしいです。担当の方(中石さん)の知識も豊富で、返事も迅速、物件購入に際してゴリ押しもなく、気になる物件についてフラットなご意見をいただけたのが性に合っていました。おすすめです。

    3 か月前

    木村さんに中古マンション購入のサポートをしていただきました。
    内見から住宅ローンの選定、契約まで幅広くご対応いただき、大変助かりました。

    特にメールのレスポンスが非常に早く、常に安心してやり取りができた点が印象的です。

    また、引き渡し後にもいくつかご相談させていただきましたが、引き渡しが終わった後も変わらず丁寧にご対応いただき、信頼できる方だと感じました。

    今後、もし購入や売却の機会があれば、ぜひまた木村さんにお願いしたいと思いますし、他の方にも自信を持っておすすめできる方です。