堀 茂勝(宅建士・リフォームスタイリスト)
購入は煽らず、売却は囲い込みせず、寄り添います。
CLOSE
公開日:2023年2月8日
皆様こんにちは。
首都圏の一都三県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)で不動産仲介手数料「無料」「割引」で注目されております、不動産流通システム【REDS】のエージェント、宅建士の堀 茂勝(ほり しげかつ)です。
新聞でこんな記事を見かけました。
これ、ブロック型のメモ用紙です。
この新聞記事を見て、「きれいなオブジェだなぁ」とは思っても、それが「メモ帳」だとは気付かず、直ぐには意味が吞み込めませんでした。
「これはイイ! プレゼントにも使えそうだ!」
・・・と思って、「お値段は、いくらだろぉ?」と思って探してみたら・・・。アマゾンAmazonにありました。11,000円!!
YouTubeにも動画が載ってました。めくっていく様子を見ることが出来ます。ぜひご覧ください。
今まで使用してきた『健康保険証』を使っての初診・再診について、今年の4月から6円上乗せ(窓口3割負担の場合。1割負担の場合は2円上乗せ)にし、特例的に値上げする方針を、政府は固めたそうです。来年秋には現行の保険証を廃止する方針です。
公開日:2023年1月24日
皆様こんにちは。
首都圏の一都三県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)で不動産仲介手数料「無料」「割引」で注目されております、不動産流通システム【REDS】のエージェント、宅建士の堀 茂勝(ほり しげかつ)です。
下記は、本日の朝刊の記事です。
『最強寒波予報「10年に1度の低温」』
なんて、あんまり見かけない、すごい警戒文句です。
本日24日から、あさって26日にかけて、全国的に警戒が必要だそうです。
車を運転する方は、冬用タイヤや、チェーンを必ず準備することをおススメいたします。
我々不動産業者でよくあるのは、こういう極端に寒い日、雪の日などに、販売中や賃貸募集中の物件の物件の給湯器を破裂させてしまう事!
氷点下になると水は凍って膨張します。
飲み物が入ったペットボトルを凍らせて、膨張してパンパンに膨らんでしまったのを見たことがあるのではないでしょうか。
ペットボトルは膨張して変形しても、なかなか破裂しませんが、水道管や給湯器の配管などは、膨張すると破裂してしまいます。
それを防ぐために、いまの給湯機のほとんどには、氷点下の日には内部の凍結防止のヒーターが作動して、配管が破裂しないようにしています。
ですので居住中の物件では、そうとう古い給湯器でないかぎり、そんなには破裂しないものです。
しかしブレーカーを切ってしまうと、このヒーターが作動しないので、かんたんに凍結して破裂してしまったります。
不動産業者は、販売中の空家物件や、空室中の賃貸物件を、とうぜんながらよく扱います。
空室の場合、ご内見の際にひとつひとつの電灯スイッチを付けたり消したりするのが手間だったり、退出時の照明の点け忘れたりがよくあります。
そこで、ブレーカーのオン・オフで点灯・消灯をおこなっていることがよくあります。
そんな物件で、凍結破裂がよくおこるのです。
わたくしも以前に、アパートの空室の給湯器が凍結破裂したのに遭遇しました。
極寒の一夜が明けた朝、ご近所さんからの連絡で駆けつけてみると、上記の写真のようにすごい勢いで噴出していました。
まるで、噴水のようで、朝の陽射しが当たってキラキラと、それは綺麗な光景でしたっ!
水がかかり続けたところは、まるでつららのようで、それは見事なものでした!!
ゾッとするでしょ。きをつけましょう。
公開日:2023年1月22日
皆様こんにちは。
首都圏の一都三県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)で不動産仲介手数料「無料」「割引」で注目されております、不動産流通システム【REDS】のエージェント、宅建士の堀 茂勝(ほり しげかつ)です。
政府は、ますます『マイナカード』の普及に本腰を入れています。
今まで使用してきた『健康保険証』を使っての初診・再診について、今年の4月から6円上乗せ(窓口3割負担の場合。1割負担の場合は2円上乗せ)にし、特例的に値上げする方針を、政府は固めたそうです。来年秋には現行の保険証を廃止する方針です。
『マイナ保険証』の利用者は、この負担増を免除するとのことで、切り替えの促進をはかりたいようです。
マイナカードについては、年金や児童手当の受け取りのための口座を持つ国民に対し、マイナンバーにひも付けた「公金受取口座」への登録を促す新たな制度を導入する方向で、自治体が郵便などで尋ねて、一定期間のうちに本人が不同意の意思を示さなければ同意したとみなして登録する仕組みを検討しているそうです。
さらに、マイナカードとSuicaやPASMOを連携させて、高齢者や住民限定のバス運賃割引などを簡単に受けられるサービスを全国で推進する方針とのことで、すでに実証実験を、前橋市とJR東日本などで2020年12月から始めているそうです。
全国で初めてこの仕組みを活用し、市民限定でバス運賃などを割り引くサービスの実証実験を始めた前橋市の利用者からは「マイナンバーカードを持ち歩かなくて済むので安心だ」などと歓迎する声が出ているといいます。
導入の前から、いろいろな意見があった『マイナカード』。新たな取り組みには、いつも不安がつきもので、普及に時間がかかっています。
しかし、便利なものはいつのまにか「あたりまえ」のものになっていくもので、おそらくそれも時間の問題かもしれません。
何年か、かかって、切符からSUICA・PASMOに切り替わっていき、今ではあたりまえの便利さを享受しているように、マイナカードも、デメリット面を克服しながらも普及していくことで、数年後には『マイナカード』を有効利用するのが当たり前な世の中になっていくのでしょうか。
公開日:2023年1月8日
皆様こんにちは。
首都圏の一都三県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)で不動産仲介手数料「無料」「割引」で注目されております、不動産流通システム【REDS】のエージェント、宅建士の堀 茂勝(ほり しげかつ)です。
金利を最長で35年固定する住宅ローン「フラット35」の適用金利が年明け1月4日に発表がありましたが、金利上昇は3か月連続となりました。
これは日本銀行による金融緩和策の修正後に「長期金利」が上昇したことを受けた対応との事で、住宅ローンの市場では、「固定型」の金利は引き上げの動きが相次いでいるそうです。
「固定型」と「変動型」の金利差がますます拡大することで、変動型の人気が一段と高まるとの見方があるそうです。
< 堀のブログ 参考ページ >
連載1:2022年8月31日公開「金利が急上昇するかも? 変動より固定がいい?」
連載2:2022年9月12日公開「今後金利は急上昇する? 「固定金利」がいいの?「変動」は怖いの?」
連載3:2022年9月28日公開「固定金利と変動金利、トントンになる状況を知れば怖くない?」
連載4:2022年10月8日公開「住宅ローン金利上昇?『急上昇バブル』の再現で固定と変動がトントンになるケースは?」
公開日:2022年12月22日
皆様こんにちは。
首都圏の一都三県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)で不動産仲介手数料「無料」「割引」で注目されております、不動産流通システム【REDS】のエージェント、宅建士の堀 茂勝(ほり しげかつ)です。
交通事故。
わたしも高校性の時、自転車通学中に交差点で、夜勤明けで帰宅途中の右折車両にぶつかってしまった事があり、骨を痛めてしまった事があります。
この時は運よく、ケガはそれほど大きなことにはならずに済んだので、「体のダメージ」はさほどではなくても、その後しばらくの間、相手方や保険会社などのとのやりとり・交渉で、ほとほと精神的にも疲れてしまい、ほんの一瞬、秒単位の「交通事故」によって、数か月後までの長期間受けた「心のダメージ」のほうが大きかったのを覚えています。
先日新聞で、弁護士が作った『慰謝料計算機』なるものの存在を知りました。
「交通事故に遭ったとき、請求できる賠償金はいくらか――。その目安を自動で計算してくれるウェブサイトを弁護士がつくり、事故の被害者の間で利用が広がっている。」とのこと。
このサイトは「交通事故お役立ち手帳」( https://kotsujiko.law/ )という名称で、『慰謝料計算機』は、事故の状況やけがの程度、入院期間、年収などを質問に答える形で入力すれば、過去の裁判例を基にした賠償金の目安が自動的に算出されるスグレモノ。
ちなみに、上記の画面では、「過失ゼロの交通事故で、軽度の打撲・ねんざ・キズ。入院はしなかったが休業は3日で、通院2週間。治療費と通院交通費など13,000かかった」として試算してみましたところ、請求金額は161,666円と試算されました。
この金額は、「過去の裁判例を基にした賠償金の目安(弁護士基準)」との事ですが、保険会社が提示するのは、あくまでその保険会社が「社内マニュアルによる提示額(任意保険基準)」のため、弁護士基準の1/2(半分)程度になってしまう事もよくあるのだそうです。
新聞記事によると、過去の実例としては「事故でめまいの後遺症が残った被害者に対し、損保会社の提示は約270万円。裁判の結果約1020万円が支払われることに」と、約3.8倍もの賠償金になったケースもあったとのことです。
この「交通事故お役立ち手帳」サイトでは、相談までは無料で応じる全国40か所以上の弁護士事務所も紹介しているそうです。
ある日突然、生活や人生を大きく変えてしまう「交通事故」。万が一遭遇してしまった時に、このサイトがある事を思い出しみてください。
公開日:2022年12月15日
皆様こんにちは。
首都圏の一都三県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)で不動産仲介手数料「無料」「割引」で注目されております、不動産流通システム【REDS】のエージェント、宅建士の堀 茂勝(ほり しげかつ)です。
あいかわらず、タワマン(タワーマンション:高層マンション)の人気は続いているようです。
確かに見晴らし・眺望は抜群に素晴らしいので、「勝ち組」のステータスとして所有したい!という、「正直不動産の永瀬財地」のような方はいらっしゃいます。
しかしそれにしても、「眺望なら、記念日にスカイツリーに行くぐらいで十分。日常生活の場である住居に、そこまでの眺望は要求しないなぁ。」という一般庶民の私にとっては、「日々の生活で、雲上にいるような眺望を望む方が、そんなに多数いらっしゃるものかなぁ?なぜこんなに人気なの?」と、当初はちょっと不思議に思っていたりもしました。
しかし、実はお金持ちが「タワマン」に群がる理由は、「眺望」だけではなく、「節税効果」にあったようです。
たくさんお金を持っている方が、子や孫に資産を残したいとき、そのお金を「タワマン」に変えておけば、相続時の評価額がすごく小さく評価されるため、金額が高ければ高いほど、節税効果が高いので、数億円もの高額なお部屋が人気だったわけです。
この「相続時評価額」が、実際の取引価格よりも大幅に低く算定されている評価方法について、政府・与党が見直す方針を固めたというのです。
今年4月、最高裁で、タワマン節税を理由に再評価・追徴課税した国税当局が勝訴したことがきっかけのようで、国税庁が有識者会議を設置し、2024年度以降の税制改正を検討するということえです。
こうなると、「おかね持ち」の方々にとって、「タワマン」の旨味は半減してしまいますネ。
もしかしたら、タワマン人気も若干冷めてきて、値段がいい感じに下がってくるかもしれません。
節税関係なしにタワマンに住みたい方にとっては、逆にラッキーなお知らせですね。
節税効果も下がることで、値段が下がる前に売ってしまおうと「売却」するかたが増加すれば、「売却活動」も早い者勝ちになる可能性が・・・。
そんな方々のために、「囲い込みをしない」REDSならではの売り方があります。
「囲い込み」を「まったくしない」売却手法については、このわたくしのブログに、以前とり上げて掲載しております。
・『続々とご成約! 「川口市の戸建」「多摩市マンション」、「世田谷区戸建」』
https://www.reds.co.jp/p97313/
・『★売却進行LIVE報告その2★リアル両手禁止! 売却開始2週間で、確認・問合せ370件超!!』
https://www.reds.co.jp/p94008/
不動産のご売却についてご興味をお持ちの方は、ぜひご相談ください。
shi.hori@red-sys.jp
公開日:2022年12月14日
皆様こんにちは。
首都圏の一都三県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)で不動産仲介手数料「無料」「割引」で注目されております、不動産流通システム【REDS】のエージェント、宅建士の堀 茂勝(ほり しげかつ)です。
皆様の中に、いつも「大いびき」をかいていて、家族に迷惑をかけている方、いらっしゃいませんか?
そのうえ「最近どうも、昼間に眠くなってしまう」という方や、家族に「ときどき急に、いびきが止まって静かになったと思ったら、30秒ぐらいで、急にまた大いびきになったりしているわよ!」と言われたら、それはもう、あなたは「SAS」かもしれません。
SAS(サス)とは、「睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)」の略です。なんとなく聞いたことありませんか?
「医学的には、10秒以上の気流停止(気道の空気の流れが止まった状態)を無呼吸とし、無呼吸が一晩(7時間の睡眠中)に30回以上、もしくは1時間あたり5回以上あれば、睡眠時無呼吸です」との事(無呼吸なおそう.comより)。
「でも、SASの患者さんの中には自覚症状がなく、未治療の方が多くいらっしゃいます。睡眠時無呼吸は様々な合併症を引き起こしたり、居眠り運転など自動車事故の発症率が一般の方に比べ約2.6倍高くなることが報告*されています。」だそうです。(無呼吸なおそう.com 専門医がお答え!いびきやSASのよくある質問)
なんと、おすもうさん(力士)の半数がこのSASである可能性を指摘し、取組成績にも悪影響を起こしているとの報告もありました。(2003.03.14【日本呼吸器学会速報】)
SASだと診断されると、その治療としてCPAP(シーパップ)という機械を使います。
こんな感じで、チューブの付いたマスクをつけて夜は就寝します。
機械はこんな感じ。実はわたくしも約10年前からCPAPを使っていまして、今は「テイジン(帝人ファーマ)のスリープメイト10」という上の写真の機種を使っています。
いまでは、相撲部屋でCPAPを使っている様子は、あまり珍しくなさそうです。
テレビ局のWebサイトでも、こんなページを見つけました。
TBSテレビ「爆報!THEフライデー」毎週金曜よる7:00~
寝ている間に「舌」が「のど」に落ち込んで塞いでしまう事で起きる「いびき」と「無呼吸」。
これを防ぐために、CPAPという機械は、呼吸に合わせて、ほんのすこしだけ空気を送り込んでくれます。
無理やり空気が送られてくるわけではなく、意外とわからない程度に送り込んでいるので、見た目とは異なり、つけていても、呼吸にはあまり違和感がありません。
「もしかしたら、自分もそうかも・・・」と思われた方は、ぜひ一度検査してみることをおススメいたします。
公開日:2022年12月12日
皆様こんにちは。
首都圏の一都三県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)で不動産仲介手数料「無料」「割引」で注目されております、不動産流通システム【REDS】のエージェント、宅建士の堀 茂勝(ほり しげかつ)です。
本日12/12に、「REINS(レインズ)」を運営している通称:東日本レインズ(公益財団法人東日本不動産流通機構)から11月の市況レポートの発表がありました。その『月例速報 Market Watch サマリーレポート <2022 年11 月度>』の内容を、ご紹介させて頂きます。
・中古マンションの成約件数は、前年同月比で、10~30%もダウン。売れ行きに急ブレーキがかかっています。
・中古マンションの成約㎡単価は、東京区部と神奈川は14%前後の急上昇!。売価が大きく跳ね上がっています。
・中古戸建の成約件数も、前年同月比で、やはり10~30%ダウン。こちらも売れ行きに急ブレーキがかかっています。
・中古戸建の成約㎡単価は、特に横浜・川崎市では15%超の急上昇!。その他のエリアも全体的に売価が上がっています。
実際に販売している「わたくし」の印象としては、成約はこのレポートほどの低調な印象はありませんが、販売価格はかなり上がってきている実感があります。
年明けから徐々に「春のお引っ越しシーズン」に向かって、不動産が多少動く時期に入っていきます。
ご売却をお考えの方、売却時間に多少余裕があれば、若干「強気(つよき)」でスタートもいいのではないでしょうか。
また、ご購入をお考えの方、売買されている件数が比較的少ないという事は、売主さんも「価格交渉」に応じてくれる可能性の材料になり得ますね。
このようなデータを、上手に使ってみてはいかがでしょうか。
公開日:2022年11月25日
皆様こんにちは。
首都圏の一都三県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)で不動産仲介手数料「無料」「割引」で注目されております、不動産流通システム【REDS】のエージェント、宅建士の堀 茂勝(ほり しげかつ)です。
「最近どうも疲れやすい」
「やる気が出ず、何をしても楽しいと思えない」
「気持ちが落ち込んで、よく眠れない。急に汗がたくさん出る」
40代を過ぎて、こんな症状に思い当たる節がある男性、ひょっとしたら「更年期障害」かもしれません・・・という記事を見かけました。
「男の更年期障害」の診断は、血液検査で「テストステロン」の数値を調べるそうです。
また「突然汗が出る」「寝つきが悪い」など17項目の質問票の点数結果により、重症度も判定できるそうです。
改善するための方法は、
・ウォーキングなどで体を動かす
・十分に睡眠をとる
・友人らと会話を楽しむ
・ストレスを減らすよう努める
といったことを実践すると良いそうで、人と交流して評価され達成感を得られると、テストステロンが増えてくるそうです。
医療機関で「テストステロン」を補充する治療があるそうです。
なかなか改善しない場合は「日本メンズヘルス医学会」の医療機関に相談してみたら、いかがでしょう。
このストレス社会、ストレスなしで過ごすことは困難ですが、たまには仕事仲間以外の友人との時間をつくることも大切ですね。
公開日:2022年11月23日
皆様こんにちは。
首都圏の一都三県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)で不動産仲介手数料「無料」「割引」で注目されております、不動産流通システム【REDS】のエージェント、宅建士の堀 茂勝(ほり しげかつ)です。
先日、新聞に表題に書いたようなニュース記事が大きく取り上げられていて、「こんなことってあるの?」っとビックリ!
会社と無関係の男が創業者の親族になりすまして、役員全員を交代させて登記申請をしてしまい、本来の社長が「解任」を知ったのは登記が完了した後だったとの事。
法務局から届いた通知を見て、自分に代わり、姓こそ同じだが全く面識のない者が代表取締役に就いたとあり、社長は血の気が引いたというが、身に覚えのない「登記完了」の日付から、既に10日がたっていたという。
とてもありえないと思っていたこんなことが、簡単にできてしまう事に、恐怖さえ感じました。
2020年の登記制度の変更後、現在の登記制度では、虚偽の疑いがある場合に法務局が完了前に連絡するのは「著名な上場企業など」に限られているらしく、「突然の乗っ取りに中小企業が防御できない」と専門家は警鐘を鳴らしているという。
犯人の狙いは、この会社の子会社の消費者金融の経営権取得や約1,000億円に上る保有資産の売却だったとみられ、本当の社長は「新経営陣」の職務執行停止を求める仮処分を地裁に申し立てたが、その後も、犯人の「新経営陣」は子会社の対し、役員交代を目的とした株主総会招集や、配当金未払いを理由とした違約金を含む350億円の支払いなどを次々と要求してきたという。
逃げもせず、開き直る乗っ取り犯は、会社売却の動きも具体化させたという。
地裁が職務執行停止を認める仮処分を出すなどして、資産売却は未然に防げたらしいが、本当の社長は今も社長の座に復帰できていないという。
「知るのがもっと遅れ、事情を知らない第三者に全資産が売却されていたら、取り返しがつかなかった」と話したそうです。
自分たちの会社が、こんなことにあってしまった・・・人ごとではございませんね。