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最終更新日:2026年3月13日
公開日:2026年1月30日  堀 茂勝

変動金利と固定金利、住宅ローン選びはどちらがいいのか。渾身の計算シートでシミュレーションしました!

皆様こんにちは。

首都圏1都3県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)の不動産取引について、必ず「仲介手数料が無料」または「仲介手数料が割引」になることで注目の、不動産流通システム【REDS】のマイスターエージェント、【宅建士】【宅建マイスター】の堀 茂勝(ほり しげかつ)でございます。

今回は住宅ローンを利用する方が悩みに悩む「変動金利」と「固定金利」の選択について解説します。

固定金利と変動金利

(写真はイメージです)

金利が、だんだん上がってきた!

日銀が追加利上げの姿勢を崩さないなか、住宅ローンを利用しようとしている方、すでに利用している方にとって、変動金利のままでいいのか固定金利を選ぶのか、結構悩ましいものです。

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これまで、金利はどのように推移しているのか、以下に記載されているグラフとデータを見てみましょう。

全国地方銀行協会パンフレット(横浜銀行HPに掲載)
ご存じですか変動型住宅ローンのしくみ」p.2
<住宅関連金利の推移>(出所:日本銀行)

日本銀行「長・短期プライムレート(主要行)の推移 2001年以降

バブルというのは、その前の1986年から約5年間を指し、その後5年間で崩壊していくらしいのですが、グラフから読み取りますと、短期プライムレート(グラフのオレンジ色の線)は約3.3%から5年後には、約8.4%まで急激に上昇して、その後の5年間で約1.5%まで落ち込んでいった様子が見て取れます。

しかしその後、バブル崩壊後の1996年頃以降、現在の2026年までの約30年間、ずっと低金利時代が続いてきたことが、グラフから見て取れます。ここにきて「金利が上昇した」と騒いでいますが、グラフで見ると長期プライムレート(グラフの青色の線)が若干右肩上がりになってきたものの、オレンジ色の線は、まだほとんど上がらずに推移しています。

バブル時と、その後のバブル崩壊時の、大きな「山」と比較すると、一番右側の上昇は〝可愛いもの〟。ほんの「ふもと」のようです。

現在の住宅ローンの金利は・・

具体的に住宅ローンの金利を見てみましょう。

たとえば、本日時点で、三菱UFJ銀行さんのホームページで、住宅ローンの金利を確認してみますと、下記のようになっています。

三菱UFJ銀行ホームページ「住宅ローン金利

こちらによると、

  • 変動金利:年0.670%~
  • 固定金利:年3.39%~(全期間固定31~35年)

になっており、固定金利は変動金利0.670%の約5倍の金利になっています。

35年間の超長期の固定金利を選ぶ場合は「フラット35」もよく利用されていますので、そちらも見てみましょう

住宅金融支援機構|「フラット35」2026年1月の金利

こちらの方が、若干金利は低くなっているようですが、それでも

固定金利:年2.190%~(全期間固定31~35年以下、9割超)

となっており、F35の固定金利は変動金利0.670%の約3.27倍にもなっています。

「変動」と「固定」、どちらの金利を選ぶ!?

住宅ローンを利用しようとしている方、すでに利用している方にとって、「変動金利」を選んでも大丈夫なのか、「固定金利」を選んだ方が安心なのか、結構悩ましいものです。

そこで、変動金利と固定金利をグラフ化しましたので、比較してみましょう。

固定金利のグラフ

1住宅ローン比較試算

上記のグラフは、年利2.19%の固定金利で1億円を35年(420カ月)払いで借りた場合のグラフです。

月々の返済額は、34万1,096円。固定金利ですので、返済金額は35年間一切変わりません。

変動金利のグラフ

2住宅ローン比較試算

上記のグラフは、年利0.670%の変動金利で1億円を35年(420カ月)払いで借りた場合で、結果的に金利が一切変わらなかった場合のグラフです。

月々の返済額は、当初は26万7,168円。固定金利との差は約7万3,927円となります。

まずは変動金利でも金利が上がらなかった場合の比較

上記のグラフの、固定金利を選択した場合、その返済総額は約1億4,326万円。借入金額は1億ですので、利息として4,326万円を払うことになるわけです。

それに対して変動金利を選択した場合で、もしも金利が上がらずに結果的に金利が35年間、一切変わらなかった場合には、35年間の返済総額は約1億1,221万円。固定金利の場合との差額は、3,105万円となります。

もうひとつの見方として、変動金利の場合の「35年420カ月の返済総額:約1億1,221万円」に対して、固定金利の場合の月々返済額「341,096円」の何カ月分がこの額になるかを計算してみますと、最初のグラフにあるとおり「329カ月」で支払いが終わってしまうことになり、91カ月(7.58年)も早く支払いが終わる計算になります。

つまり、月々の支払額が少ないということは、月々の返済を、同額を払える能力があるのであれば、変動金利を選んだ場合は、その差額を貯めて一定額が貯まったら「繰り上げ返済」に回してしまえば、より早く支払いを終えることができるため、よりメリットが出るともいえます。

金利

変動金利で、どんどん金利が上がった場合の比較

「変動金利なんだから、金利がそのままのわけがないじゃないか!」……そうですよね。

そこで次の比較グラフは「変動を選んだ場合に、金利がぐんぐん上がった場合」を想像したグラフです。

3住宅ローン比較試算

返済額のグラフが階段状になっているのは、「5年ルール」と「125%ルール」の仕業です。このルールについては、今回は説明を割愛しますが、知りたい方は、
全国地方銀行協会パンフ「ご存じですか変動型住宅ローンのしくみ」(横浜銀行HPに掲載)
のp.4に説明がありますので、ご覧ください。

このシミュレーション結果によって読み取れるのは、当初の金利「0.670%」から、35年420カ月の間、まっすぐ金利が上昇し続けて、最終的に金利が「約5%」にまで上昇してしまった場合に、「固定金利」を払っていた場合と同額(約1億4,326万円)を返済して終了するというものです。

ここまで金利が上がってしまうことを「リスク」と考えることもできますが、逆に「固定金利」を選択した場合は、このような金利上昇がなされなかった場合には、「変動金利」よりも多い返済総額を支払わなければならないという「リスク」を背負っているとも、気付かれるでしょう。

じつは「繰り上げ返済」を考慮すると「変動金利」は、もっと有利!?

さきほどのグラフは「変動を選んだ場合に、金利がぐんぐん上がった場合」ですが、当初は「固定金利」よりも、月々の返済額は相当少ない額を払っています。

「固定金利」と「変動金利」を平等に比較するのであれば、当初から同じ額を支払える余力があるとした場合を比較すべきではないかと考えたのが、次のグラフです。

つまり、当初「固定金利」に対して少なく返済している期間は、その差額を貯蓄して、その貯蓄額が100万円貯まるごとに元金を100万円「繰り上げ返済」してしまう……という、細かい技を使った上で、金利をまっすぐ上昇させてみました。

4住宅ローン比較試算

この方式で、さきほどと同様に、当初の金利「0.670%」から、35年420カ月の間、まっすぐ金利が上昇し続けた場合に、「固定金利」を払っていた場合と同額(約1億4,326万円)を返済して終了するように上昇した最終金利は、「約6.5%」にまで上昇してしまった場合となりました(さきほどは約5.0%でした)。

あらためて、最初に掲載した下記の今までの金利グラフを見てみますと、この「約6.5%」という金利を短期プライムレートが超えていたのは、1990~1992年のバブルピークのほんの3年程度の期間だったことがわかります。

つまり、今後この「バブル」と同じような金利に向けて、それ以上の金利に向けて上昇し続けていくと思う方は「固定金利」がお得かもしれないですし、そこまでの上昇はないと思う方は「変動金利」でも、そこまでリスクは巨大ではないのかもしれない……と見受けられるのが、私なりの今回のシミュレーションから読み取れた結果です。

まとめ

今回お見せしているグラフは、毎月毎月、420カ月のセルごとに、ローン計算をおこなう莫大な計算シートを作成してシミュレーションをしたものです。

前月の残高が変われば、翌月以降すべて数値が変わってきますし、途中で金利が変わったり、繰り上げ返済したりなどによっても、それ以降の数値がすべて影響を受けて変わって計算し直すシートです。

そこまでして、冷静に「固定金利」と「変動金利」の比較をしてみたのが、今回のブログです。

いままでも「FP」を名乗るいろいろな方が、「変動金利と固定金利」について論じており、金利上昇局面になると多くの「即席FP」っぽい方々が、「変動金利のリスク」をあおっているのをよく見かけます。

しかし今回のように、きちんと月々の返済額を自動計算するシミュレーションシートを作って、実態を比較したシミュレーションなどは、ほとんど見かけることがありません。

イメージや表面的な危機感ばかりをあおっている記事は、新聞でさえよく見かけますが、「ほんとうに、なにを根拠に書いているのだろう」と思ってしまう記事も多々あります。

もうひとつ感じるのは、「『固定金利』っていうのは、高い金利に設定して銀行が確実にぼろ儲けできるようになっている」という印象です。リスクを嫌う日本人にとって「安心」な固定金利を選んでもらえば、今後80~90年代のバブルと同じ金利がやってきたとしても、やっと変動金利と同じ総返済額になるぐらいですから、そこまでいかなければ金融機関は確実に儲けられるのです。

もしかしたら「にわかFP」が「変動金利のリスク」をあおっているのは、金融機関からの依頼があるからでは?……などと勘ぐってしまいたくなります。

とはいえ、変動金利にはリスクが伴うのも事実です。ぜったいに「変動金利のほうが得」などとは言えません。

最終的には「好み」の問題といえなくもありませんので、このような情報を見て、ご自身の好みと照らし合わせてみてはいかがでしょうか。

【REDS】宅建マイスター:堀 茂勝

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    2 か月前

    不動産の売却と購入を両方お願い致しました。
    ご担当の小室様には依頼当時は先行して購入したりできることなどすら知らない知識レベルですが、丁寧に売り先行、買い先行なども教えて頂き依頼主の状況に応じて臨機応変に対応頂きました。
    結果売却も購入も予想通りに進み非常に満足です。サイトでは仲介手数料無料やなどの魅力が入口で気になる方は多いと思いますが、依頼した後のサポートが丁寧で迅速で非常に頼りになる会社様だと思います。
    知識がない方でも依頼主に寄り添った対応でアドバイス頂けますので、悩まれる方は是非ご相談頂くことをおすすめします。
    私もまたお世話になる機会がありましたらご依頼させて頂きます。
    本当にありがとうございました。

    2 か月前

    ご担当の堀さんに大変お世話になり、このたび無事に住宅を購入することができました。

    当初は、仲介手数料が比較的低額であることを知り、「知名度の高い最大手仲介会社と比べれば、サービス内容が多少見劣りするのもやむを得ないだろう」と考えたうえで問い合わせましたが、実際には、これ以上望みようのない素晴らしいサポートを頂きました。

    内覧については、何度もお時間をいただくのが心苦しく感じておりましたが、堀さんから「納得したうえで購入された方が良いから」と何度も内覧を勧めていただき、その都度丁寧にお付き合い頂きました。疑問点にも一つひとつ真摯にお答えいただき、安心して検討を重ねることができました。

    また、売主側から提示された資料や条件についても、細部まで目を通したうえで注意すべき点を的確にご指摘くださり、大変心強く感じました。最終的には、「堀さんが買って良いと言っている物件であれば問題無い」という考え方に至りました。

    検討していた物件が金融機関の融資を受けにくいことが判明した際には、複数の銀行へお問い合わせいただき、最終的には融資可能な金融機関を見つけてくださり、担当者の方との調整まで行っていただきました。

    加えて、私どもが40年以上前の施工時の情報について関心を持ち問い合わせた際には、施工を担当したゼネコンにまで問い合わせて確認を取って頂き、懸念点を解消してくださいました。

    振り返りますと、どの場面を取っても、堀さんがご担当でなければ、途中で購入を諦めていたのではないかと思います。

    このように書くと、堀さんが検討者が購入するように仕向けるやり手営業マンという風にも読めるかも知れませんが、実際にはこちらが検討を棚上げしていた時期には検討を促されるようなことは全く無く、こちらがサポートを必要とする時だけ必要なサポート頂いたように思います。ですので大変納得感を持って住宅を購入することができました。

    不動産の購入を検討されている方には強くお勧めしたいと思います。また私自身、引き続き不動産の売買を検討することがあれば、ぜひまた堀さんのお世話になれればと考えています。

    5 か月前

    自宅(中古戸建て)の売却でお世話になりました。

    まず何よりも、営業(小室様)の方に、超丁寧&超迅速&超親身なご対応を頂き、★5では足りないです!!

    当方、介護や仕事や新居(二世帯住宅)の建築対応や仮住まいへの引越しで日々バタバタしてしまい、必要な物を紛失してしまったり、諸対応が遅くなってしまったり、、、と、色々ご迷惑をお掛けしてしまいましたが、都度、豊富な専門知識で臨機応変に気持ちの良いご対応を頂き、本当に心強かったです。感謝しかありません。

    隅々まで行き届いたサービスにも関わらず、仲介手数料は他社様の半額以下という、申し訳なくなるほどありがたい内容でした。

    また、買主様も先方の仲介業者様も素晴らしい方々で、非常に恵まれたお取引ができました。

    こだわりを詰め込んだ思い入れのある注文自宅でしが、まさにそのこだわりを気に入って頂けた買主様に引き合わせて頂き、ご購入頂く事ができ、大変嬉しく思っております。

    また何かありましたら、絶対REDS様にお願いしますし、お友達に不動産取引を検討している人がいたら、全力で勧めようと思います!

    もういくら御礼を言っても足りないです!
    本当に本当にありがとうございました!!

    4 か月前

    担当して頂いた 菅原さん には約1年程お世話になりました。

    不動産のことはもちろん、法律の事などとても知識が豊富な方で色々な事を教わり勉強になりました。些細な質問にも的確でわかりやすくお返事を下さるとても親切な方でした。家探しに疲弊していた時も、とくに営業電話などもなく私達のペースに合わせて頂き本当に助かりました。都内・神奈川県と私達夫婦のわがままにも付き合って頂き、ありがとうございました。

    決済も無事に終わり、念願のマイホームを購入する事ができました。

    とても信頼のできる不動産屋さんです!
    また機会があれば、宜しくお願い致します。

    3 か月前

    中古マンションの購入を検討し始めて約1年、10軒ほどの内見に根気強く同行してくださった担当の山崎さんには、本当にお世話になりました。
    契約を急かされるようなことは一切なく、漠然としていた条件も山崎さんに相談を重ねるうちに、自分たちの中で明確にまとまっていきました。おかげさまで、心から納得して大きな決断ができました。
    巧みな営業トークというよりも、知りたいことに対してメリット・デメリットを隠さず正直に答えてくださる姿勢に、深い信頼を寄せることができました。レスポンスの速さも抜群で、こちらが「ちゃんと休めているかな?」と心配になってしまうほど(笑)。素敵なご縁をいただき、心から感謝しています。