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由里 拓也(宅建士・リフォームスタイリスト)

ご納得の物件に巡り会えるまでご案内します。

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公開日:2023年12月20日

REDSエージェント、宅建士の由里拓也です。

子育て世帯を応援する住宅ローン「【フラット35】子育てプラス」という制度が、2024年2月13日にスタートします。フラット35子育てプラスとは、子育て世帯や若年夫婦世帯に対して、子どもの人数や住宅の性能などに応じて、一定期間住宅ローンの金利を引き下げる制度です。最大で年1.0%の金利引き下げが受けられます。このフラット35子育てプラスのように、子育て世帯に有利になる住宅ローン商品について解説します。

住宅ローン

【フラット35】子育てプラス

下記、【フラット35】子育てプラスの適用例を解説します。お子さまが増えるにつれて、金利が下がります。

●若年夫婦世帯または子ども1人の場合 当初5年間▲0.25%
●子ども2人の場合 当初5年間▲0.5%
●子ども3人の場合 当初5年間▲0.75%

詳細は下記リンクよりご確認いただけます。
https://www.flat35.com/lp/19/seido202402/index.html

その他、各金融機関におきましても、子育て支援を応援した住宅ローン商品があります。

みずほ銀行

1.返済額増減サービスの手数料が無料になります。子育て期間中の収入や支出の変化に合わせて、返済額を増やしたり減らしたりできるサービスです。
2.多目的ローン[住宅ローン利用者専用口]の金利が年率0.1%引き下げられます。子育て期間中のさまざまな資金需要に対応できるサービスです。
3.ライフスタイルサービスで、出産・育児、旅行・スポーツクラブなどの商品・サービスを割引価格で利用できます。日々の生活をサポートするサービスです。

子育て応援サービスを利用するには、20歳未満のお子さまがいることが条件となります。

詳細は、下記リンクよりご確認いただけます。
https://www.mizuhobank.co.jp/retail/products/loan/housing/summary/kosodate/index.html

三井住友信託銀行

1.お子さまが6歳のお誕生日、15歳のお誕生日を迎えられたら、その都度住宅ローンの金利を1年間年0.1%優遇されます。
2.ご出産時には、子供服・マタニティ・ベビー用品専門店や家事代行サービスのクーポンをプレゼントされます。

資産運用ご相談、投資信託自動購入プランや三井住友信託ダイナースクラブカードのお申し込みをされた方、2021年1月4日以降に住宅ローンをお借り入れのお客さまで、お借入日以降にお子さまがお生まれの方、お子さまが6歳、15歳のお誕生日を迎えられた方が条件となります。

詳細は、下記リンクよりご確認いただけます。
https://www.smtb.jp/personal/loan/house/junior-support-n

イオン銀行

1.お借入期間中、イオングループでのお買い物が毎日5%オフになります。
2.ライフイベントに合わせて、住宅ローンの返済金額を一時的に減らすことができます。
3.がん保障付住宅ローンや全疾病団信住宅ローンなど、保障が充実した団体信用生命保険を選ぶことができます。

子育て世帯応援を利用するには、2021年1月4日以降にイオン銀行住宅ローンをお借り入れのお客さまで、お借入日以降にお子さまがお生まれの方、お子さまが6歳、15歳のお誕生日を迎えられた方が条件となります。

詳細は、下記リンクよりご確認いただけます。
https://www.aeonbank.co.jp/housing_loan/ikujikyugyo/

三菱UFJ銀行

住宅ローンをご利用中に、ご本人さまより出産前から出産後6カ月以内にお申し出いただくと、お申し出から1年間、適用金利よりさらに年0.2%優遇されるサービスです。

詳細は、下記リンクよりご確認いただけます。
https://www.bk.mufg.jp/kariru/jutaku/hensai/index.html

SBI新生銀行

病児保育サービスや家事代行サービスなど、子育て世帯に嬉しいサービスがクーポンで提供されます。コントロール返済というサービスで、一部繰上返済をすると、元金返済を一時的に休止できます。安心保障付団信というサービスで、死亡や所定の要介護状態になった場合に、残債を免除されます。自然災害時債務免除特約というサービスで、自然災害による損害の程度に応じて、月々の返済額を免除します。

上記サービスを利用されるには、以下の条件が必要です。

●お借り入れ金額が1,500万円以上であること。お借り入れ期間が25年以上であること。
●当初固定金利タイプか長期固定(全期間固定)金利タイプを選択すること。
●サービス提供会社が対応している地域にお住まいであること。

詳細は、下記リンクよりご確認いただけます。
https://www.sbishinseibank.co.jp/retail/housing/relievedpack/

まとめ

子育て支援・応援等のある民間金融機関の住宅ローン商品は、それほど多くはありませんが、都市銀行や地域金融機関、ネット銀行で販売されています。特典としては、子どもの出産や人数に応じた住宅ローンの金利優遇、期限前返済や返済額の変更に伴う手数料に関する優遇やオプション、団体信用生命保険のオプション、出産・入学に伴うギフト(割引クーポン、カタログギフト)、住宅ローン以外の多目的ローンなどの金利優遇、引越等の提携サービスの割引など、各々の商品内容や付随サービスなどがあります。

住宅ローンの選択は、金利水準や当面の返済額抑制の視点のみではなく、子育て支援など、社会的な政策誘導と連携した支援、親世代からの支援を加味した贈与、住宅ローン控除等の税制も上手く活用し、住宅ローン選択を支援することが重要です。

 

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