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公開日:2025年12月25日  小野田 浩

日銀追加利上げによる住宅ローンへの影響とは?〜金利上昇の背景と家計への影響をやさしく解説〜

皆様こんにちは。不動産売買の仲介手数料が【無料・割引】のREDSエージェント、宅建士・宅建マイスターの小野田です。

日本銀行が2025年12月19日に開催した金融政策決定会合で、追加利上げを決めました。政策金利の誘導目標は0.25%引き上げて0.75%。政策金利は30年ぶりの高い水準であり、2026年以降も経済・物価情勢をみながら利上げを継続する方針です。

私たちの生活や家計にはどのような影響があるのでしょうか。特に家計への影響が大きい「住宅ローン」も含めて、わかりやすく解説していきます。

金利上昇

(写真はイメージです)

日銀が利上げする背景

今回の日本銀行による政策金利の利上げの背景にあるのは「物価上昇と賃金上昇」の広がりです。

ここ数年、エネルギー価格や食料品の値上がりが続き、企業の人件費も上昇しています。これまで日本銀行は長く「超低金利政策」を続けてきましたが、物価がある程度安定して上がる環境になったことで、金融政策の〝正常化〟を進める段階に入ったと判断しているようです。

とはいえ、急激な利上げは企業や家庭への負担を大きくするため、日銀はこれまでと同じく「小幅かつ段階的な引き上げ」を慎重に行うものと思われます。

住宅ローンのタイプ別の金利上昇の影響

住宅ローンの金利のタイプは大きく分けて「固定金利」と「変動金利」の2つがあります。

「固定金利」は、借入当初に金利が確定し、返済終了まで金利が一定なので、政策金利が上昇しても、住宅ローンの金利は変わりませんので、返済額も変わりません。

他方で「変動金利」では、短期金利(政策金利)の動向に応じて住宅ローンの金利が変わるため、金利上昇の影響を受け、総返済額が増えることになります。もう少し詳しく記載すると、「返済額5年間一定ルール」や「返済額見直し125%ルール」がありますので、毎月の返済額がすぐに増えることはありません。元利均等返済では、返済額(元金プラス利息)の内、利息部分が増え元金部分が減ることになります。そして新返済額は、5年経過後の残高と金利で再計算されます。

上記のように、変動金利か固定金利かによって、政策金利上昇による影響の受け方は大きく異なりますので、まずはご自身の住宅ローンが「固定金利」か「変動金利」を確認しましょう。「変動金利」で借入をしていて、今後の金利上昇が心配な場合には、「固定金利型への借り換えを検討するのも一つの方法です。また、繰り上げ返済を積極的に行うことで、将来的な金利負担を減らすことができます。

追加利上げによる住宅ローンへの4つの影響

変動金利型ローンの返済額が増える

政策金利が上がると、連動して変動型ローンの金利が引き上げられるため、返済額が増えることになります。

固定金利型の新規ローン金利も上昇

固定金利型は長期金利の影響を受けるため、国債利回りが上がると借入時の金利も上昇します。

住宅購入意欲の鈍化

住宅ローンの負担が増えることで、住宅購入を見送る人が増え、不動産市場全体がやや落ち着く可能性もあります。

家計全体の支出増加

住宅ローンだけでなく、自動車ローンや教育ローン、クレジットカードの金利なども上がる傾向があり、家計全体の負担が増えることが想定されます。

金利上昇にどう向き合うか

利上げは日本経済の〝回復のサイン〟でもありますが、家計にとっては負担増となる可能性の高い局面です。そこで、家計を守るために以下のような行動を試してみてはどうでしょうか。

返済シミュレーション

金利が今後0.25%、0.50%と上がった場合を想定して返済額のシミュレーションをしておくことで、将来に備えることができます。

固定費の見直し

通信費や保険料など、毎月の出費を見直しておくことで、返済負担増に備えられます。

専門家への相談

住宅ローンの借り換えや繰上返済の計画を、金融機関やファイナンシャルプランナーに相談してみるのがおすすめです。

資産形成を考える

金利の上昇を前提に資産形成を考えて、金利の上昇によるプラスの恩恵を享受できるようにすることもできます。

まとめ

日銀の追加利上げは、日本経済が長い低金利時代から脱却し、正常化へと向かう流れの一環です。政策金利は30年ぶりの高水準となり、大きな転換点となります。

金利の上昇は、変動金利で住宅ローンを組んでいる方にとっては、支出額の増額というマイナスの影響を及ぼします。

今後、金利の上昇がどのようなペースで進んでいくのかは不明ですが、世界的に見ても今の日本の金利は他の先進国と比べて異常なほど低い水準にありますので、今後の金利上昇は避けられない動きと捉えて、柔軟に返済計画や家計を見直すことで、家計を守る準備を整えていくことが求められるようになることは確実と思われます。

では、また。

 

この記事を執筆した
エージェントプロフィール

小野田 浩
(宅建士・リフォームスタイリスト)

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※2026年01月18日現在 本社・首都圏営業所の数値

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    2 か月前

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    1 か月前

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