皆様いつもご覧いただき、ありがとうございます。
《不動産仲介手数料が無料もしくは割引》不動産流通システム【REDS】の坂本です。
昨今の住宅設備の値上げラッシュの背景にあるのは、原材料価格の高騰があげられます。
さらに経済回復が先行したアメリカや中国で需要が拡大、輸送に必要なコンテナを確保するための費用も高騰していると言われております。
資材の中でも特に価格急騰が目立ったのは木材です。
コロナ感染拡大による製材所の休業で木材の供給量が減ったこと、さらにテレワークの普及による持ち家志向の高まりで住宅需要が増えたことなどを背景に、木材需給がひっ迫し、価格が高騰。「ウッドショック」と呼ばれる状況が続いています。
また、鉄や銅、アルミニウムなどの金属の価格上昇も著しく、「アイアンショック」とも言われる事態が起きています。門扉やサッシなど建築資材として幅広く使われているアルミニウムは供給不足が続き、価格が高騰しており、今後もアルミニウム価格の高騰は続くものとみられています。
建築資材の価格や物流コストの上昇分は、結果として工事費用に転嫁されるため、住宅価格の上昇が懸念されています。
マイホーム購入を検討されている方にとっては、「いつ住宅価格の高騰が一段落するのか」が気になるところですが、残念ながら明確な答えは誰にもわかりません。
今後の推移を見極めようと住宅の購入を控える動きも当然考えられますし、逆に「これ以上高くなってしまう前に購入しよう」という方もいるでしょう。いずれの場合も、市場価格の動向だけにとらわれることなく、ご自身にとって無理のない購入金額を把握し、余裕ある返済計画を立てた上で購入を決めることが大切だと思います。
引き続き、皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。