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松本 信明

現場経験41年多種多様な工事お受けします。

最終更新日:2023年6月25日
公開日:2023年6月20日

REDSリフォーム、一級施工管理技士補の松本です。

私は40年以上、建築の経験があります。その中でも大工として15年間、現場で作業をしてきた経験があります。自宅も自分の手で建てましたし、今でも現場で大工として工事を行うことがあります。そんな大工について、解説します。

大工

宮大工、家屋大工、町大工、数寄屋大工……

大工とは、主として木造建造物の建築や修理を行う職人のことです。

大工には、宮大工、家屋大工、町大工、数寄屋大工、ツーバイフォー大工、プレハブ大工などの種類があります。特別な資格や学歴は必要ありませんが、それぞれに専門的な技術や知識が必要で、親方の下で働きながら技術を習得していく必要があります。

家屋大工と町大工

家屋大工と町大工について解説します。

家屋大工や町大工は、主に木造建築物の新築や増築、リフォームを行う職人です。木材の加工や組み立て、床や天井の下地づくり、壁のボード貼りなど、幅広い作業を担当します。

町大工という名前は、古くから日本各地で相互扶助の単位として町(町場)という共同体があり、その中で公共事業的な役割を担っていたことに由来します。現在では、消費者側が好きな業者に依頼する時代になっていますが、昔ながらの町大工もまだまだ活躍しています。

家屋大工や町大工になるには、現場で親方の下で働きながら技術を習得していく必要があります。見習い期間は約2年とされており、この期間で設計図の見方や工具の扱い、仕事の流れを学びます。最近ではその前に専門学校などで知識を学ぶケースもあります。また、建築士や電気工事士などの資格を取得すると、仕事の幅や収入が広がります。

家屋大工や町大工の年収は、経験やスキル、勤務形態によって異なりますが400万~600万円程度といわれています。一人親方として独立すると、自分で仕事を取ってくる必要がありますが、収入は高くなる可能性があります。一方、会社員として働く場合は、安定した収入を得られます。

家屋大工や町大工の仕事のやりがいは、自分の手で建物をつくり上げることや、お客様から感謝されることです。自分が手掛けた建物が長く残り、社会貢献につながっていることもやりがいになります。

反面、肉体的にも精神的にも苦労が多い仕事でもあります。仕事の進捗は天候や季節に左右されますし、危険な作業もあります。仕事量や収入は景気に影響されることもあります。

その他の大工

家屋大工や町大工のほかに、以下のような種類があります。

・宮大工
寺社や仏閣など日本の伝統的な木造建築物の建築や修繕を専門に行います。木材だけで建物を組み立てる「木組み」という伝統工法を使うことが多く、高度な技術と知識が必要です。職人の数が少ないため、高待遇です。

・型枠大工
鉄筋コンクリート造の建物などをつくる際に、コンクリートを流し込む型枠をつくる職人です。コンクリートの強度に影響する温度や湿度などを考慮する必要があり、高い技術が求められます。住宅やビルだけでなく、橋やトンネルなども手掛けます。

・造作大工
天井や壁、床、窓枠、巾木など、建物の内装部分を木材でつくる職人です。完成後、目に見える部分を仕上げるため、繊細な技術とデザインセンスが要求されます。

このほか、数寄屋大工や船大工、建具大工や家具大工など、さまざまな種類の大工がいますが、現在それほど多くはありません。

宮大工について

寺

宮大工について少し掘り下げてみましょう。

宮大工の歴史は、飛鳥時代に朝鮮から来た慧滋(えじ)と慧聡(えそう)という僧侶が飛鳥寺を建てたことにさかのぼります。聖徳太子は朝鮮から来たこの二人から教えを受け、法隆寺などに代表される歴史的建造物を建立したといわれています。今でも宮大工の間では聖徳太子は神様として扱われています。

宮大工は、神社や仏閣の新築工事も手がけますが、貴重な文化財の解体や補修に携わることもあります。日本の伝統的な建築工法である「木組み工法」という技術を使って、釘や金物をほとんど使わずに木と木をはめ合わせて建物を組み上げていきます。

宮大工の国家資格はありませんが、一人前になるまでに最低10年はかかるといわれており、高い技術と豊富な知識が求められます。宮大工のほとんどが「渡り大工」で、ひとつの地域に留まって仕事をするのではなく、各地の文化財を渡り歩いて修理をします。日本の伝統文化を守る重要な職業であり、やりがいも大きいのが特徴です。

まとめ

今回は、私の仕事でもある大工について少しご説明しました。一般的な住宅を作る大工として15年間現場で作業をしましたが、その当時は、宮大工にあこがれていて、結婚していなければ宮大工の仕事をしていたかもしれません。

宮大工にはいまだにあこがれていますが、今はREDSリフォームでお客様とご家族が笑顔で幸せを感じて暮らせる住まいづくりのお手伝いに没頭しています。

 

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