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島崎 正輝(宅建士・リフォームスタイリスト)

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公開日:2020年12月13日

先に自己紹介しましたが、前職の賃貸管理が記憶に新鮮ですので簡単にお話ししたいと思いますがまず売買の思い出話を。。

元々は一戸建てやマンションの売買、仲介の営業を22年くらい経験しておりました。最初の頃は社有物件の新築の一戸建てやマンション、中古の一戸建てやマンションを仲介でなく、エンドユーザーに直売する業務でした。仲介が入りませんので仲介手数料が発生しません。最近はパワービルダーが新築一戸建てをレインズ等に掲載して不動産業者に仲介で成約をお願いする形が多いですが、当時の私の勤務先は、あくまでも自力で買主を探すという方法でした。いわゆる集客方法は「テレアポ」と「飛び込み」で今では考えられない方法で販売していました。当時はその方法だけで目標が達成できてしまっていたのです。私の営業方法は地道に繰り返すこと、電話はいきなりではなくゆっくりと、飛び込みは仲良しになって顔見知りになる事が肝要でした。この背景にあるのは「安心感」です。信用されないとこの方法では家は売れません。やはり理屈ではないんですね。安心を提供する事が一番大切なんだと感じていました。もちろん現場を見て、チラシを見ての「反響」もありましたが、これは大先輩たちが対応するので当時の新人には周りません。

とある街に全8棟の建売住宅が建築されることになりました。基礎の段階から募集開始です。現地に出向いてまず「近くに新築住宅が建築されます」と挨拶を兼ねて現地のご紹介をしていきます。あくまでもいきなりのセールスは禁物です。次回お伺いしたときに門前払いとなってしまいます。あくまでも挨拶だけです。迷惑そうなお客様はしばらく訪問しません。次回以降はとにかく周辺を歩いて家の外にいるお客様は特にお声がけしてお馴染みになれるようにしていました。玄関先で家の中にいるお客様はかなり警戒しています。ところが家の外に出ているときは警戒を緩めてくれるんですね。これは意外でした。とにかく心を開いて頂かないと話を聞いてもらえません。安心して頂けるまではお客様にセールスはしないほうが良いのですね。

           

この当時の思いを背景に接客サービスを行ってまいりました。今の時代は専門知識や法令はネットで調べられますし、契約の際に重要事項説明という形でうんざりするくらい聞くことが出来ます。でも購入した後のトラブルやリスクはなかなか予想できません。買わなきゃよかったというお客様はいつの時代も沢山いると思います。ですので安心して頂いて、お客様のリスクを事前によく説明して、「予想できてよかった」「聞いておいてよかった」と思えるマイホーム購入をお手伝いしたいと思います。前提はまず「安心」していただけるエージェントであること。

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