福島 直哉(宅建士・リフォームスタイリスト)
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公開日:2024年3月20日
REDSエージェント、宅建士・宅建マイスターの福島直哉です。以前、日本一高いビルの複合施設「麻布台ヒルズ」について紹介しました。今回は東京都港区虎ノ門・愛宕に所在し、森ビルが開発・運営する複合施設「虎ノ門ヒルズ」を紹介します。
(写真はイメージです)
虎ノ門ヒルズは2014年に竣工・開業し、オフィスや住宅、ホテル、商業施設、カンファレンス施設などから構成されています。
虎ノ門ヒルズ開業に合わせ東京メトロ日比谷線に、ビルに直結した新駅「虎ノ門ヒルズ駅」が新設されました。虎ノ門ヒルズ駅は、東京都港区虎ノ門一丁目にあり、駅番号はH 06。
2020年6月に神谷町駅と霞ケ関駅間に開業しました。東京メトロ全線では180番目で、日比谷線では開業以来56年ぶり22番目の駅となりました。虎ノ門ヒルズ駅は、森ビルが建設費用の大半を負担する請願駅として建設されました。
虎ノ門ヒルズ駅は、地下2階部分や新たな地上出口が整備され、最終形になりました。
虎ノ門ヒルズ駅によく似た名前の地下鉄の駅に「虎ノ門駅(とらのもんえき)」があります。東京メトロ銀座線で、虎ノ門ヒルズ駅とつながっています。
虎ノ門の歴史は江戸時代までさかのぼります。当時、江戸城の西側に位置していた門が、四神相応に基づき白虎にちなんで「虎ノ門」と名付けられました。
江戸時代には、虎ノ門は外桜田御門と共に江戸城の西の玄関口として重要な役割を果たしていました。また、周辺には武家屋敷や寺院などが多く立ち並び、江戸の繁華街の一つでもありました。
明治時代に入り、江戸城が取り壊されると、虎ノ門周辺は近代的な街並みに整備されました。1873年には、虎ノ門駅が開業し、交通の要衝としてさらに発展していきます。
戦後は、虎ノ門周辺はオフィス街として発展しました。現在では、多くの企業が本社を構える虎ノ門は、東京のビジネス中心地の一つとなっています。近年では、虎ノ門ヒルズをはじめとする大規模な再開発プロジェクトが進行しており、虎ノ門は新たな都市型生活拠点へと生まれ変わろうとしています。
虎ノ門の歴史は、江戸時代から現代まで、日本の政治、経済、文化を反映してきたと言えるでしょう。今後も、虎ノ門は東京の重要な拠点として、さらなる発展をしていくことが期待されています。
虎ノ門は、東京の歴史と未来が融合した、魅力的な都市型生活拠点です。ぜひ一度訪れて、その魅力を体感してみてください。