川口 吉彦(宅建士・リフォームスタイリスト)
どんな小さな事でも何なりとお申し付けください。
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最終更新日:2023年7月1日
公開日:2023年6月6日
不動産売買仲介の中古マンション売買契約に付随する、付帯設備や告知事項のトラブルでは、どのようなケースが多く見受けられ、何に注意をして売買契約を進めればよいか、また購入の際の住宅ローンの概要を一般購入者の立場で考えてみました。
中古マンションの売買では、エアコン、キッチン、浴室、トイレなどの付帯設備が重要な要素です。
購入前に十分な点検を行わずに契約を進めると、故障や損傷が判明した後に高額な修理費用が発生する可能性があります。
注意点として、付帯設備の状態や機能性について明確に確認し、修理交換などの履歴をチェックすることが重要です。
売主は買い手に対して、建物や周辺環境に関する重要な情報を正確に提供する責任があります。
しかし、告知事項が不正確であったり隠蔽されていたりするケースもあります。
例えば、近隣トラブルや建物の法的問題などが隠されている場合、購入後に予想外の問題が生じる可能性があります。
購入者は契約前に重要事項説明書や契約書を詳細に確認し、特に法的な問題や近隣トラブル、修繕履歴などに関する情報を注意深くチェックする必要があり、疑問点等があれば、どんな小さなことでも遠慮せずに仲介業者に確認してみてください。
不動産売買には法的・技術的な専門知識が必要です。
信頼できる不動産エージェントや建築士などの専門家の助言を受けることで、契約書や重要事項説明書の内容や不動産の状態を適切に判断することができます。
購入前にマンションの内部と外部を詳細に点検し、付帯設備の状態を再確認します。
また、近隣環境や建物の法的な問題についても調査を行うことが重要です。
建物の状態を見るためには、建築士や施工業者、住宅診断士等の意見を聞くことも有益です。
契約書や重要事項説明書は注意深く読み、すべての項目や条件を理解してください。
特に付帯設備や告知事項に関する項目を重点的にチェックし、曖昧さや矛盾点がないか確認します。
質問や不明な点があれば、担当者に明確な回答を求めることも重要です。
不動産取引においては、購入者の保護を目的とした特約や条件を契約書に盛り込むことが可能かどうか仲介業者に確認するのも一考です。
例えば、付帯設備の保証期間や修理費用の負担などを検討しましょう。
専門家のアドバイスを受けながら、自身の利益を守るために追加保証などの措置を検討してみてください。
マンション購入は大きな責任となるため、情報収集と総合的な判断が重要です。
一括購入や投資目的での購入の場合は、将来的な市場動向や収益性も考慮されますが、住居系はご本人が自ら住まいとしての住処になります。
冷静な慎重さを持ちながら、自身の経済状況や将来の計画に合致するかどうかを考慮して決定しましょう。
特に住宅ローンを組む方は、仲介業者のアドバイスはもちろんですが、ご自身でもよく調べてみてください。
最終的には、自身の利益と将来の安定を考慮しながら、マンションの売買契約に進むかどうかを判断する必要があります。
以上の7点に気を付けることで、購入後の後悔やトラブルの大半は回避できることでしょう。
注意深く調査し、リスクを最小限に抑えるための対策を講じることで、より安心してマンション購入を行うことができます。
住宅ローンについてですが、皆さんがよく耳にする「変動金利と固定金利」の違いを簡単に説明すると、変動金利は金利が変動するため、金利が上昇すると返済額も上昇します。
一方、固定金利は金利が固定されるため、返済額が安定します。
ただし、固定金利の場合、金利が上昇しても返済額は変わらないため、金利が下がった場合には、他の銀行の住宅ローンの金利が下がっても、自分の住宅ローンの金利は下がらないというデメリットもあります。
また最近多く見受けられます「ネット系住宅ローン」と「銀行窓口の住宅ローン」の違いについてですが、ネット系住宅ローンはインターネット上で申し込みや手続きができるため、自宅にいながら手続きができるというメリットがあります。
また、金利が低い場合があるため、金利比較をすることが大切です。
一方、銀行窓口の住宅ローンは、担当者と直接話をすることができるため、細かい相談や質問にも対応してもらえます。
また、銀行窓口での手続きは手続きの進捗状況を確認しやすく、安心感があります。
住宅ローンの金利比較等については、インターネットで調べてみると、各銀行の住宅ローン金利比較や、新規借り入れ・借り換え時の支払いシミュレーション・計算、基礎知識やキャンペーン情報などが掲載されていますので、ぜひ参考にしてみてください。
また、住宅ローンには様々な種類があります。金利タイプや返済方法など、自分に合った住宅ローンを選ぶことが大切ですが、どちらが有利かは個人差があります。
ご自身のライフスタイルや将来的な収入などを考慮して、お選びください。
最終更新日:2023年6月12日
公開日:2023年4月6日
ご購入もご売却も「仲介手数料無料もしくは割引」のREDS【宅建士】 志水です。
4月1日住宅金融支援機構よりフラット35の金利が発表されました。
フラット35(買取型)4月の金利
◎借入期間21年以上(融資率9割以下)の場合
取扱金融機関が提供する金利最も多い金利(最頻金利)
年1.76%(同0.20%上昇)6ヶ月ぶりの低下
前年同月に比べて0.32%上昇
先月まで5カ月連続で上昇していた金利が一転、低下となりました。
米国の金融不安などの影響もあるようですが、2%目前だったので一息ついたのでしょうか。
また、政府は子育て世帯への支援策の一環としてフラット35に金利を引き下げる優遇を設置する方向で調整しています。
今後も固定金利の変動は、目が離せない状況です。
一方変動金利ですが
4月になって住信SBIネット銀行の最優遇金利
0.32%となりました。(基準金利2.775%) 3月は0.375%
こちらはキャンペーン金利のため、いつ終了となるかはわかりませんが、直近でご利用可能な方は是非ご検討いただくことをお薦めいたします。
固定と変動のどっちが良いのか?
また、今後の金利についても、先を読むことは難しいですが、各々の生活水準にあった金額・ローンのお借入れで不動産を購入されることが大切かと思います。
そして当然ですが、ご購入物件の内容が一番大切です。
住宅ローンのご相談・お手伝いはREDS志水までお気軽にご相談ください。
さらにREDSではご購入・ご売却どちらも
仲介手数料が必ず「割引」、そして最大「無料」となります。
不動産のご購入・ローンの相談はREDSの「志水」まで
直接お電話OKです 070-1475-4269
メールでも ke.shimizu@red-sys.jp
LINEでも ID:redsshimizu
お客様の「味方」になってお取引のお手伝いいたします
最終更新日:2023年3月10日
公開日:2023年3月9日
ご購入もご売却も「仲介手数料無料もしくは割引」のREDS【宅建士】 志水です。
3月1日住宅金融支援機構よりフラット35の金利が発表されました。
フラット35(買取型)3月の金利
◎借入期間21年以上(融資率9割以下)の場合
取扱金融機関が提供する金利最も多い金利(最頻金利)
年1.96%(同0.08%上昇)5ヵ月連続で上昇
前年同月に比べて0.510%上昇
※2017年10月の商品改訂以来では最も高い金利を更新となりました。
いよいよ2%台も目前です。
変動との比較は難しいですが、長期固定の安心感を求め、フラット35をご利用される場合があります。
1.96%でも正直申し上げて安いのですが、少し前ですと1%前半から1%を切る時期もありました。
ちなみに米国では、30年ものの住宅ローン固定金利が4週連続で上昇の6.79%
※全米抵当貸付銀行協会(MBA)3月8日発表
住宅ローン金利は昨年終盤から今年の初めにかけて低下した後、再び上昇している。
米金融当局が積極的な政策姿勢を強めるとの見通しが強まったことが背景にあるとのことでした。
米国でも住宅ローンの金利は日本と同じく上昇していますが、金利の差が約5%弱あります。
( ※当然、一概に日本と米国の比較はできませんがかなりの差です)
今後の金利についても、先を読むことは難しいですが、各々の生活水準にあった金額・ローンのお借入れで不動産を購入されることが大切かと思います。
そして当然ですが、ご購入物件の内容も大切です。
住宅ローンのご相談・お手伝いはREDS志水までお気軽にご相談ください。
さらにREDSではご購入・ご売却どちらも
仲介手数料が必ず「割引」、そして最大「無料」となります。
不動産のご購入・ローンの相談はREDSの「志水」まで
直接お電話OKです 070-1475-4269
メールでも ke.shimizu@red-sys.jp
LINEでも ID:redsshimizu
お客様の「味方」になってお取引のお手伝いいたします
最終更新日:2022年3月7日
公開日:2022年3月6日
全期間固定金利のフラット35におきまして、2022年3月現在の金利は、年1.43%となり、2ヵ月連続で上昇致しました。1.4%台の金利は、2018年以来となります。
また、10年固定型の金利におきましても、多くの金融機関で引き上げられました。
一般的に金利上昇傾向にある場合は、『固定金利』から上昇し始め、その後『変動金利』が上昇するものと考えられております。
しかしながら、現在の変動金利におきましては、歴史的な低金利となっており、大変魅力的です。
変動金利においての注意点は、よく語られておりますが、固定金利期間選択型を選ばれた場合、期間終了後、金利の優遇幅が小さくなる金融機関が多いことも注意が必要です。
ご住宅に関してはもちろん、住宅ローンにおきましても、お気軽にご相談ください。
最終更新日:2021年10月31日
公開日:2021年4月16日
【仲介手数料最大無料・最低でも割引】不動産流通システムREDS
「リアル正直不動産」を目指している宅建士の菊池弘之です。
【正直不動産9巻で弊社REDSが紹介されています】
前回は変動金利型住宅ローンについてご紹介しましたので、
今回は固定金利型住宅ローンの仕組みについて解説いたします。
【メリット】
・固定金利のため金利変動の影響を受けず、ずっと返済額が変わることがない。
・返済額が変わらないので、家庭の収支計画を立てやすい
【デメリット】
・金利上昇などがない場合、一般的に変動金利型よりも返済総額が多くなる。
ただ、一般的に言われている上記のメリットのほかに、私が個人的に一番のメリットだと感じることがあります。
それは、
「同じ年収でも、変動金利型より固定金利型のほうが借入額を増やせる」
ということです。
なぜかというと、借入可能かどうか銀行が判断するときに使う「審査金利」が違うからです。
住宅ローンを借入する際、銀行が「このお客様にはいくらなら貸しても大丈夫なのか」という審査をします。
各銀行は設定している返済比率(収入から住宅ローンの返済にいくら回せるかという計算)にしたがって、その返済比率に収まるのであれば、融資をしようという判断になります。
その時に使う金利が「審査金利」です。
※各銀行が設定している基準金利とは別物です。
変動金利型は金利変動の可能性があるので、審査をする際、余裕を持った審査金利を設定しており、
三井住友銀行の場合ですと、3.3%の審査金利となっております。(2020年4月16日現在)
それに比べて、固定金利(例としてフラット35)ですと、審査金利も固定金利と同じ数値になるので、年1.370%の審査金利となります。(2020年4月16日現在)
上記の条件で借入可能額を試算してみます。
A様
・年収500万円
・借入期間:35年
・他の借り入れ:なし
【変動金利】
実行金利:0.625%
審査金利:3.3%
返済比率:40%以内
⇒借入可能額(目安):4,140万円
【固定金利】
実行金利:1.370%
審査金利:1.370%
返済比率:35%以内
⇒借入可能額(目安):4,860万円
返済比率が35%でも、審査金利が低いので借入可能額が伸びました。
今回ご案内した固定金利については、金利変動のリスクを気にされる方はもちろんですが、借入可能額が増えるため、個人的には以下のような場合のお客様にもお勧めできます。
・ご夫婦共働きで収入もしっかりあるが、ご主人が転職したばかりで、銀行として奥様の収入のみしか銀行が審査してくれない場合。
・本業の収入のほかに副業等の収入があり、将来的にもローンの支払いが問題ない場合。
・変動金利だと難しいが、固定金利にすると憧れの物件に手が届く場合。等
変動金利と固定金利を比べてみましたが、どちらにもメリット・デメリットがありますので、個々のご家庭の返済計画に最適なものを選ぶことが大切です。
REDSでは住宅ローンについてのご相談も承っておりますので、ご気軽にご相談ください。
最後に言い忘れましたが、
弊社REDSなら、一般に流通している物件であれば、ほとんどの物件について、仲介手数料が「無料か割引」で
ご購入いただけますので大変お得です。
このブログが少しでも皆様のお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
公開日:2017年4月28日
菅野です。今日は住宅ローンの「フラット35」についてのトピックです。
今春に住宅金融支援機構のホームページに発表された内容で、注目すべきものがございました。
住宅ローン商品の「フラット35」に団体信用生命保険が付く、というものです。
まず前提としてのご説明です。
「フラット35」というのは、住宅金融支援機構が一般金融機関とタッグを組んで提供する住宅ローンです。
借りている期間ずっと、金利が変わらないというところが特徴で、金利上昇の雰囲気を感じる最近に、かなりの人気となっております。
今回、団体信用生命保険(通称「団信」といいます)が付くことになる、というのがニュースになっておりますが、なぜでしょうか。
実は、フラット35は「団信」加入の義務はありません。
ですので、フラット35で「団信」に加入する場合、別途お金を年払いで負担して加入するという方法をとっていました。
そのため、払い忘れなどで保証が受けられなくなったり、年払いということで負担が大きく感じられたりするというデメリットがございました。
そこで、今年の10月より、団信が金利に含まれるタイプの「フラット35」が始まるそうです。
ただ、今までは団信加入義務がなかった為、都市銀行などで借りることのできない持病のある方などがフラット35を利用していました。
こういった人は今後救済されないのでは?という疑問が生まれます。
しかし、どうやら団信が付保されていないタイプのフラット35も利用できるようで、そこは一安心です。
一般の銀行に比べて、金利が高いと言われる「フラット35」ですが、今後、金利の上昇が予想される昨今では、十分に魅力のある住宅ローンと言えるでしょう。
フラット35のプレスリリースです(PDF注意)。
http://www.jhf.go.jp/files/300334039.pdf
住宅ローンのご相談もぜひ、仲介手数料最大無料のREDS不動産流通システムの菅野にどうぞ!
最終更新日:2020年2月1日
公開日:2017年1月13日
菅野です。私が売却を受任しておりました、 「シーアイマンション上野」
「シティテラス成増」 が相次いでご成約となりました。 年末年始から、不動産市況は活況を呈しているように見えます。 金利は確実に上がっていくことが予想され、固定金利ローンの利用も増えていくのではないでしょうか。 煽るわけではありませんが、本当に「買うなら今」です。 不動産の購入・売却は是非とも仲介手数料最大無料の【REDS】不動産流通システムをご利用ください。 REDS(レッズ)の事務所は秋葉原が最寄り駅です。 REDS(レッズ)の販売手法を駆使すれば、秋葉原エリアだけではなく、東京23区、23区周辺の東京都下及び都内通勤エリアまでも対応可能なエリアとなります。 「売却相談・無料査定」・「仲介手数料査定」・「お問合せ」は、メールであれば24時間受付中です。メールでも迅速な対応を心掛けています。 お気軽にお問合せください。 REDS(レッズ)は水曜日も9:00-19:00まで営業(電話受付け)しております。 もちろん土日祝日も営業しています。お気軽にお電話ください。 皆様からのお問合せを心よりお待ちしております。 仲介手数料が無料、半額と聞くと「大丈夫なのだろうか」と疑問に思う方も少なくないと思います。「そんなうまい話があるわけない!」、「仕事が雑なのでは?」、「他に追加費用がかかるのでは?」などと思っていませんか? 今までREDS(レッズ)をご利用いただいた多くの売主様・買主様も、初めのうちは多かれ少なかれ、そのような疑問を持っておられたと思います。 それでも「本当に仲介手数料が安くなるのなら・・・」と思ってお問合せをいただいた結果と評価を「お客様の声」や、お客様へのインタビューでご紹介しています。 手前みそで恐縮ですが、大変ご好評をいただいておりますので、ぜひご覧ください。 私、菅野洋充のプロフィールはこちらです。 REDSでは、売るときも買うときも一生懸命お手伝いさせて頂きます。 どうぞよろしくお願いいたします。