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公開日:2024年5月10日

畳を使わないのはもったいない! 畳のメリットとデメリット、歴史や地域で異なるサイズなどを解説

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こんにちは、REDSリフォーム、一級建築施工管理技士補の松本信明です。

昨今の住宅からは和室がなくなり、畳を見ることが少なくなっています。既存の畳をフローリングに変更するリフォームもとても多くなっています。

廃棄処分場に行くと畳が山積みになっていて、「もったいないな」といつも思います。原料の稲わらやイグサが減少し、職人も減っているため、今後はさらに畳を見る機会が減ってしまうかもしれません。

ちなみに私は、畳の上に布団を敷いて寝ています。とても安らぎ、良質な睡眠ができています。そんな畳を詳しく調べてみましたので、お話していきます。

畳

畳を構成する3つの要素

畳は、以下の3つの要素で構成されています。

  1. 畳表(たたみおもて):表面の部分で、通常はイグサを織ったものです。特殊用途の畳を除いて、イグサが一般的に使用されます。畳表は畳の美しさや質感を決定します。
  2. 畳床(たたみどこ):芯材となる部分で、畳の厚みを出します。畳床は稲わらを圧縮して縫い合わせたもの(ワラ畳)や、ポリスチレンフォームをはさんだもの、木質系の繊維板を使用したものなどがあります。
  3. 畳縁(たたみべり):畳表と畳床を縫いつける部分で、畳の周囲を飾る役割を果たします。

日本の伝統、畳のいいところ

畳は、日本の住宅文化に深く結びついた和室の床材です。最近ではフローリングなどの洋風の床材も増えていますが、畳は多くの人々に愛されています。畳の主ないいところをご紹介します。

  1. 自然素材:畳はイグサを主成分としています。天然素材なので、環境にやさしく、自然の風合いを感じさせます。
  2. 保温性と調湿効果:畳は床に敷くことで、床からの冷気を遮断してくれます。湿度を調整してくれる機能も持っています。
  3. 足触りと静音性:畳の表面は柔らかく、歩いたり座ったりする際に心地よい感触があります。また、歩行音を吸収してくれるため、家が静かになります。
  4. 和室の雰囲気:畳の風合いや香りは、日本の伝統的な住まいの雰囲気を演出してくれます。
  5. リラックス効果:畳の上で座ると、心を落ち着かせ、リラックスさせてくれます。日本茶を飲みながら畳の上で過ごす時間は、特別なひとときです。

日本人の歴史は畳とともに

畳は、日本の文化やライフスタイルに深く根付いており、多くの人々に愛されています。畳の歴史についても調べてみました。

畳の原料「イグサ」はいつからあるのか?

畳の原料であるイグサは、古来より世界中に自生していたと考えられています。その種類は300種にも及び、日本のみならず中国、インド、アメリカにも存在していました。

日本人は自分たちの生活をより快適なものにするために、イグサを使った敷物を生み出し、畳へと発展させていったのです。弥生時代ごろから、棺に入った人骨と一緒にイグサのむしろ(敷物のこと)が発掘されており、埋葬の際に遺体を包むものとして使用されていたようです。この時代は、狩猟生活から農耕生活にシフトチェンジした大変革の時代で、日本人は自分たちの「家」を持つようになり、衣食住の「住の文化」が誕生しました。

畳の誕生

イグサの敷物は、床つきを軽減するために次第に厚みを増していきました。最初はただ敷物を重ね合わせていただけでしたが、バラバラになるのを防ぐために縁を布で縫い合わせるようになりました。これが、畳の原型です。

奈良時代に建てられた正倉院では、世界最古ともいえる畳が見つかりました。この畳は御床畳(ごしょうたたみ)と呼ばれ、天皇が就寝の際に使用されたベッドのようなものの上に敷かれていたとされています。

また、日本最古の書物『古事記』からは畳の記述を見ることができます。皇族ヤマトタケルが船で海を渡っている際、その海の神様の怒りを買ってしまい、船が転覆しそうになります。その際、后(妻のこと)が神様の怒りを鎮めようと、海の上に畳を敷いて神様の目の前に赴き、怒りを鎮めたといいます。この2つの事実から考えてみると、少なくとも奈良時代(西暦700年前後)には畳が存在していたことが分かります。

ただ、当時の畳は現在のように床が付いた頑丈なものではなく、折り畳みが可能な、現在のイグサのカーペットのようなものであったといわれています。絵巻物などにも、当時の畳と見られる絵が散見されます。

地域で異なる畳のサイズ

畳のサイズは地域によって異なります。代表的な地域別の畳のサイズを以下に示します。

  • 京間(きょうま):京都や関西地方、中国地方、九州地方などで用いられており、サイズは「191cm×95.5cm」で最も大きいです。
  • 中京間(ちゅうきょうま):サイズは「182cm×91cm」で、京間の次の大きさです。
  • 江戸間(えどま):全国的な標準規格で、サイズは「176cm×88cm」です。
  • 団地間(だんちま):サイズは「170cm×85cm」で最も小さいです。

地域によって畳の寸法に違いがありますが、基本の建物の寸法が違うということですね。

畳のメリットとデメリット

畳のデメリットとメリットを詳しく説明します。

畳のデメリット

  1. 掃除や手入れに手間がかかる:畳は繊維と繊維の間にすき間があるため、ホコリや髪の毛などの汚れが溜まりやすく、掃除が大変です。畳とフローリングの境目にもホコリが落ちることがあります。定期的に畳を持ち上げて干す必要があります。
  2. カビやダニが繁殖する可能性:掃除や定期的な乾燥を怠ると、畳の細かいすき間にカビやダニが繁殖することがあります。特に子どものいる家庭では気になる点です。
  3. 洗濯物の部屋干しがしづらい:高湿度の環境でカビやダニが発生するため、雨天時に洗濯物を畳の上で干すことが難しいことがあります。
  4. シロアリの食害も:畳の裏側がシロアリに食害されるケースも報告されています。定期的なメンテナンスが必要です。
  5. 家具を置きづらい:畳は柔らかい繊維で形成されているため、家具を置くとへこみが生じることがあります。
  6. 現代の住宅のイメージに合わない:シンプルモダンな内装や大理石調の住まいにおいて、和室の持つ日本的な雰囲気が合わない可能性があります。部屋の雰囲気を一新しづらい点もデメリットです。
  7. 畳の表替えや新調に費用がかかる:居住空間の環境を良好に維持するためには畳表や畳床の交換が必要で、メンテナンスに費用がかかります。
  8. 新築時の建築費用が高額になる:新築住宅に設ける場合は一般的にはフローリングよりも施工費用が高くなります。

畳のメリット

  1. 柔らかい:畳は柔らかいため、子どもや高齢者が遊んだり横になったりする際に安心感があります。
  2. 空気を含んでいるため、夏涼しく冬暖かい:空気を含んでいるため、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせます。
  3. イグサの香りでリラックス効果を期待できる:イグサの香りはリラックス効果を持ち、畳の上で過ごす時間が特別なひとときになります。

以上畳について調べてみました。今後減少していく畳ではありますが、日本の文化として、継承しなければならない畳をどのように取り入れていくかは、住宅を仕事としている私も考えていかなければならないと思います。

 

この記事を執筆した
エージェントプロフィール

松本 信明

現場経験41年多種多様な工事お受けします。

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