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公開日:2025年6月23日  伊橋 秀鎭

補償範囲が異なる地震保険と火災保険。地震国・日本ではセット加入が必須!

こんにちは! 【仲介手数料が最大無料】のREDSエージェント、宅建士の伊橋(いはし)です。

暑くなってきましたね。今年の梅雨は蒸し暑くなりそうです。そして、またあの溶けてしまうような夏がまもなくやってきます。

ということで、今回は火災保険と地震保険について考えてみることにしました。

保険

(写真はイメージです)

火災保険とはどんな保険?

火災保険とは、住宅や家財が火災やその他の災害によって損害を受けた際に、その損害を補償するための保険です。

日本では、多くの住宅所有者や賃貸契約者が火災保険に加入し、万が一の際に経済的な負担を軽減しています。火災だけでなく、風災・水災・落雷・爆発・盗難など幅広いリスクを補償できるため、大切な資産を守るために不可欠な保険の一つとなっています。

火災保険の補償範囲

火災保険は、単に火災による損害を補償するだけでなく、さまざまな災害や事故に対応できる柔軟な保険で、以下のような補償範囲があります。

火災、落雷、破裂・爆発

火災保険の基本的な補償は、火災による損害をカバーすることです。例えば、火の不始末で火災が発生した場合や、電気設備の故障による火災、さらには落雷や爆発事故による損害も補償対象になります。

風災・雹(ひょう)災・雪災

台風や強風などによる住宅の損害や、雹(ひょう)や豪雪による建物の損壊も補償されます。特に、台風が多い地域では、風災による損害をカバーできる火災保険が重要です。

水災

洪水や土砂災害による損害も補償対象となることがあります。ただし、水災補償はオプションとなっている場合もあり、水災のリスクが低い地域では不要とされることもあります。

盗難

家財が盗難被害に遭った場合、その損害を補償してくれる場合があります。例えば、空き巣によって家財が盗まれたり、破壊されたりした場合などです。

その他の偶然の事故

破損や汚損による家財の損害、例えば子供が誤ってテレビを壊してしまった場合や、床に何かを落として傷がついた場合なども補償対象になることがあります。ただし、これらの補償は契約内容によって異なります。

火災保険の種類

火災保険には、補償内容や契約方法によっていくつかの種類があります。

住宅総合保険

幅広い災害や事故を補償するタイプの火災保険で、火災・風災・水災・盗難などを包括的にカバーします。多くの住宅所有者が選ぶ標準的なプランです。

住宅火災保険

住宅総合保険よりも補償範囲が限定され、火災・風災・落雷・爆発などに特化した保険です。盗難や水災などを補償対象外とすることで、保険料を抑えることができます。

企業向け火災保険

会社や店舗向けの火災保険で、業務用の建物や設備を補償します。事業用の資産を保護するために企業が加入するケースが多いです。

火災保険の加入方法

火災保険に加入する際には、いくつかの重要なポイントを考慮する必要があります。

保険金額の設定

建物と家財の保険金額を設定します。建物の再建費用や家財の価値を考慮し、適切な金額に設定することが重要です。

保険会社の比較

複数の保険会社のプランを比較し、補償内容や保険料の違いを確認します。特に、地震保険との組み合わせやオプション補償を慎重に検討することが重要です。

契約期間

火災保険は1年契約が一般的ですが、長期間の契約(5年契約など)も可能です。長期間契約では保険料の割引が適用されることもあります。

火災保険の必要性

火災は予測が難しく、一度発生すると住宅や家財に甚大な損害を与えます。そのため、多くの人が火災保険に加入し、リスクに備えています。火災保険がなぜ必要なのか、もう少し考えてみましょう。

災害リスクへの備え

日本は自然災害が多い国であり、台風や洪水、雪害などのリスクがあります。火災保険はこうした災害への備えとして非常に有効です。

経済的負担の軽減

住宅の修復や家財の再購入には多額の費用がかかります。火災保険があれば、損害時の経済的負担を軽減できます。

賃貸住宅でも有効

火災保険は持ち家だけでなく、賃貸住宅でも加入することが推奨されています。賃貸契約の際に火災保険加入を義務付けられることが多く、借主の家財を守るためにも必要な保険です。

火災保険は地震保険との併用が安全です!

火災保険単独では、地震が原因で発生した火災や建物の損壊は補償されません。日本では地震のリスクが高いため、火災保険とセットで地震保険を契約することが推奨されています。地震保険の補償内容についても理解し、必要に応じて併用するのが賢明な選択です。

地震保険は、地震による被害を補償するための保険です。日本は地震が頻発する国であり、大規模な地震が発生すると住宅や家財に甚大な損害をもたらすことがありますので、地震による経済的な負担を軽減するために、多くの人が地震保険に加入しています。

地震保険の特徴

地震保険は、民間の損害保険会社と政府が共同で運営しています。これは、大規模な地震が発生した際に保険会社単独では補償が困難になる可能性があり、政府が一定の割合で再保険することで、保険制度を安定させているのです。

地震保険は単独で契約することはできず、必ず火災保険とセットで契約する必要があります。これは、火災保険だけでは地震による損害を補償できないためです。例えば、地震が原因で火災が発生した場合、火災保険だけでは補償されませんが、地震保険に加入していれば補償されます。

地震保険の補償対象

地震保険は、建物と家財の両方に対して補償を行いますが、契約時に選択できます。具体的な補償範囲は以下のようになっています。

  • 建物(住宅専用):地震・噴火・津波による損壊、流失、焼失など
  • 家財:家具、家電、衣類など(ただし、高価な貴金属や美術品などは対象外)

地震保険の保険金は、損害の程度に応じて「全損」「半損」「一部損」の3段階で決定されています。

  • 全損:契約金額の100%〈最大500万円(家財)、5000万円(建物)〉
  • 半損:契約金額の50%
  • 一部損:契約金額の5%

保険料と補償額の上限

保険料は地域によって異なり、地震のリスクが高い地域ほど保険料が高く設定されています。

補償額の上限は建物が5,000万円、家財が1,000万円と決まっており、火災保険の保険金額の30~50%の範囲で設定されます。

地震保険の必要性

日本は世界でも有数の地震多発国であり、過去の大地震では住宅や家財に大きな被害が発生しています。例えば、1995年の阪神・淡路大震災や2011年の東日本大震災では、多くの建物が倒壊し、多くの人が生活再建に苦しみました。

地震被害を受けた際、政府の災害支援制度が提供されますが、その補償金額は限られており、被災者の負担が大きくなることがあります。地震保険に加入していれば、より安定した資金を確保でき、生活再建の助けになります。

住宅ローンを抱えている場合には、地震で自宅が倒壊したとしてもローンの支払い義務は継続されますが、地震保険に加入していれば、保険金を活用して生活再建や住宅の再購入に充てることができます。

保険料の負担や補償内容を比較しながら、自分に適した保険を選び、万一の備えをしっかりと整えておくことが大切ですね。

 

今後とも【仲介手数料が最大無料】のREDSの伊橋(いはし)を何卒よろしくお願い申し上げます。
伊橋の直通携帯 080-7564-4410

 

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