エージェントブログ
AGENT BLOG
最終更新日:2025年2月28日
公開日:2024年11月25日  有馬 春志

領収書の発行は義務だけど再発行は無理強いできない? 手元にないと経費計上できないのか

REDSの宅建士、有馬春志です。

経費を計上する際には、金銭の受け取りがあったことを証明する領収書が必要になります。しかし、発行された領収書を受け取っていても、商品やサービスを購入した側が領収書を紛失してしまうこともあります。

このように、手元に領収書がなければ、経費を計上することはできないのでしょうか。

領収書

(画像はイメージです)

領収書がないと経費として認められない可能性

事業活動に必要な商品やサービスを購入した場合、その費用を経費として計上できます。計上した経費は、収益から差し引くことができ、課税所得の額を減らすことにつながります。

日本は所得税、相続税、贈与税で所得や資産が多ければ多いほど税率が高くなる累進課税制度を採用しています。

個人事業主の場合、個人の所得を申告し所得税を納めることになるため、課税所得を減らせばその分、税負担を軽くできる可能性があります。法人の場合は法人税を納めますが、必要な備品の購入費や接待交際費などを経費として計上することで、法人の所得を減らせ、節税対策として活用することが可能です。

ただし、費用を経費として計上するためには、領収書が必要になり、支払い先から領収書を受け取っていなかったり、紛失していたりする場合は、経費として認められない可能性があります。

領収書の発行は義務

領収書は「受取証書」という書類の一種で、債権者が債務の弁済を受けたことを証明するために債務者に交付するものです。債務というと一般的には借金をイメージしますが、法的には他人に金銭や物を渡す義務のことを指し、弁済とは債務が履行され、債権を消滅させることを意味します。

債務の弁済と領収書の発行は「同時履行」といって、どちらも法的な義務となっており、民法第486条では「弁済をする者は、弁済と引換えに、弁済を受領する者に対して受取証書の交付を請求することができる」と定めています。

平たくいえば、顧客が商品の提供を受けるのであればお金を払う義務があり、お店はお金を受け取るのであれば商品を提供して、領収書を発行する義務があるということです。

原則として、利用者が求めた場合は領収書を発行する義務があるので、もし商品やサービスを購入して領収書が交付されない場合は、お店や会社に領収書の発行を求めましょう。

売上をごまかす目的で相手が故意に領収書を発行しないケースもありますが、単純に渡しそびれていたり、発行を忘れていたりすることがほとんどなので、発行をお願いすれば、通常は領収書を受け取ることができます。

もし、特に理由もなくお店や会社から領収書の発行を拒否された場合は、同時履行が成り立たないため、代金の支払いそのものを拒否しましょう。

領収書の代わりになるのはどんな書類?

領収書が発行されなくても、支払いの事実があったことを証明する書類があれば、「受取証書」として処理することができます。

販売者の名前をはじめ支払い先や取引のあった日付、金額や商品名などの必要事項が記載されたレシートは受取証書として領収書と同等に取り扱われます。

たとえば、小売店で商品を購入した際に、手書きの領収書を発行してもらうこともあるかと思いますが、万が一発行してもらうことを忘れていたとしても、レシートがあれば問題はありません。また、経費計上を行ううえでは、請求書や納品書、各種利用明細書、出金伝票なども領収書の代わりに利用することができる場合もあります。

領収書の再発行は無理強いできない!

注意したいのは、領収書を紛失してしまい、さらに領収書の代わりになる書類も存在しないケースです。こうした状況では、取引先のお店や会社に領収書の再発行を依頼したいところですが、相手にしてみれば、本当に紛失したのか、経費の水増しが目的なのか判別できないため、原則として再発行を断ることにしているお店や会社もあります。

領収書を求められた場合、発行する義務はありますが、再発行は義務ではないため、断られても無理強いはできません。

もし領収書を再発行してもらえなければ、出金伝票に支払い先や取引のあった日付、金額や商品名などを記入しておきましょう。出金伝票は出金があった際に、その内容を記載しておく伝票で、絶対ではありませんが、この出金伝票の記録をもって経費が認められる可能性もあります。

また、すべての支払いをクレジットカードや銀行振込にすれば、カード会社や銀行に支払いの履歴が残るため、領収書の代わりに、出金があったことを証明できます。

前提として領収書を紛失しないように管理しておくことはもちろんですが、紛失しても問題がない仕組みを構築していくことが大切です。

 

記事を執筆したエージェント

有馬 春志

回答数 0

宅建士・リフォームスタイリスト

プロフィールページへ

REDSではすべてのお客様に、
Googleクチコミの投稿を
お願いしています。

※2026年08月23日現在 本社・首都圏営業所の数値

※2026年08月23日現在 本社・首都圏営業所の数値

  • 平均評価
    4.9
  • 投稿数
    267

    2 か月前

    義母にマンションの売却はどこがいいのか相談を受け、すぐにREDSを紹介しました。
    他の不動産会社と違って、売り込みが全くなく自分のペースで進めることが出来るのが非常に大きかったです。

    担当の下山さんには大変お世話になりました。

    築年数が厳しい条件の中、数々の条件を伝えたところ、適切かつ具体的に提案していただきました。
    下山さんの人柄も安心でき、打ち合わせの時に、冗談や笑い話が多く、不動産売却のことを忘れてしまうほどでした。
    また色々な相談もすぐ迅速に対応していただ感謝しております。

    また機会があれば是非REDSを利用したいし、紹介していきたいと思います。
    エージェントの指名は下山さんをオススメします!

    本当にありがとうございました!

    2 か月前

    中古マンションの売却でお世話になりました。
    担当の志水様は、ベテランならではの豊富な知識で市場動向や適正価格を丁寧に解説してくださり、終始納得感を持って進めることができました。
    何より素晴らしいと感じたのは、情報の囲い込み等を一切行わないという徹底した透明性です。この誠実な姿勢と親身な対応に、人間としても深い信頼を置くことができました。
    結果として非常に満足のいく売却ができ、今後も購入の機会があればぜひ志水様にお願いしたいと考えています。知人にも自信を持って紹介できる不動産会社様です。

    4 か月前

    REDSは、自分でSUUMOなどを使って物件検索ができる人にはおすすめだと感じました。
    他の不動産会社にも行きましたが、こちらの希望に寄り添うというより、不動産会社側が売りたい物件を勧められているように感じることもありました。

    その点、REDSは自分で見つけた物件を軸に進めやすいのがよかったです。
    一方で、自分が望む物件像がまだ明確でない人や、うまく検索できない人にとっては、REDSだけで良い物件に出会うのは少し難しいかもしれません。

    ただ、そういう場合でも、結局は良い不動産会社や担当者に出会えないと希望の物件にはたどり着きにくいと思います。
    安い買い物ではないので、まずは自分でもいろいろな物件を見て勉強し、ある程度判断できる状態になってから動くのが大切だと感じました。

    担当の山崎一さん対応がスムーズで、とても安心感がありました。こちらが気になることや質問にも毎回正確に答えていただけただけでなく、自分では気づいていなかった点まで補足して教えてくださり、終始安心してお任せできました。

    4 か月前

    木村さんに中古マンション購入のサポートをしていただきました。
    内見から住宅ローンの選定、契約まで幅広くご対応いただき、大変助かりました。

    特にメールのレスポンスが非常に早く、常に安心してやり取りができた点が印象的です。

    また、引き渡し後にもいくつかご相談させていただきましたが、引き渡しが終わった後も変わらず丁寧にご対応いただき、信頼できる方だと感じました。

    今後、もし購入や売却の機会があれば、ぜひまた木村さんにお願いしたいと思いますし、他の方にも自信を持っておすすめできる方です。

    2 か月前

    柳澤さんと出会えて、私は幸せ者でした。中古マンションを購入するにあたり、仲介手数料が半額?全額無料?、正直、どんなカラクリ?他の項目で請求される?なんて思ったのは事実ですが、柳澤さんと電話でご相談した数時間後には、新宿本社で面談。すべての不安を、払拭して頂いたのが柳澤さん。柳澤さんだっからこそ、話を前進させようと思いました。
    柳澤さんは、仕事を楽しまれています、だから、安心して任せられる。とにかく、レスポンスは早い、的確で分かりやすい。
    余計経費は使わない、手数料は片方から貰う、それによって半額や全額無料、素晴らしい経営方針だと思います、間違いなく大成長されると思います。
    柳澤さんとREDSさんとのご縁に感謝、本当にお世話になりました。また、何かの際にはご相談させて貰います、そして、周りの仲間に強く紹介しておきます。