エージェントブログAGENT BLOG

小田 俊介(宅建士)

全力・迅速・親身になってご対応いたします。

4.9

8

このエージェントに相談する

公開日:2024年4月18日

【仲介手数料最大無料】のREDSエージェント、宅建士・宅建マイスターの小田俊介(おだ しゅんすけ)です。今回は「内見する際のポイント(共用部、周辺環境編)」について書かせていただきます。

不動産購入にあたり、現地確認をしないで購入手続きをすすめることはまずないと思います。前回ブログ(室内編)に続き、今度は室内以外の検討要素をご紹介します。いくら室内が気に入っても即断は禁物です。是非、本ブログをご参考に物件探しをしていただければと存じます。

不動産の内見

共用部分の内見でチェックするべき6つのポイント

共用部分の内見でチェックしたいポイントを6つ紹介します。

1.ゴミ置場の位置、ちらかり具合

ゴミステーション(ゴミ捨て場)の位置や散らかり具合は意外と重要なポイントです。ゴミステーションが散らかっている場合、ゴミ捨てのマナーの悪い住人がいるということになります。またゴミ置場が住んでいるところから遠くにあり、不便な場合もあるので、念のため位置を確認しておきましょう。

2.掲示板の張り紙

物件の共有部分にある掲示板にどんな張り紙がされているのかも忘れずにチェックしておきましょう。掲示板に「騒音に注意」などの張り紙がある場合、騒音トラブルがあったことが考えられます。ほかにも不穏な内容の注意書きがあれば、過去にそうしたトラブルがあったことを意味します。

3.郵便受け(メールボックス)

セキュリティ面を重視している方は、玄関がオートロックであるか、窓やベランダからの侵入が容易でないかを気にされると思いますが、郵便受けもチェックしておくべきでしょう。

手が入るほど郵便受けの投函口が広いと犯罪につながる可能性もあります。縦型なのか横型なのか、鍵解除はダイアル式なのかなど、人それぞれ好みはあると思いますが、日々使う部分ですから好みに合うかは大事です。よく確認しておきましょう。

4.駐輪場・駐車場・バイク置場

新居で自転車、自動車、バイクに乗る予定のある人は、駐輪場・駐車場・バイク置き場に屋根があるか、狭すぎないか、自走式か機械式か、きちんと整備されているかなどを確認しておきましょう。そもそも駐輪場、駐車場、バイク置場がない物件もあります。その場合は近くの月極を探す必要があります。

5.宅配ボックス

不在時でも宅配物を預かってくれる宅配ボックスは、必須ではありませんが、働く世代にとってはとても便利な設備です。物件掲載ページに記載されていないことも多いので、内見時に有無を確認しておきましょう。

6.隣住戸との間隔

「自分の部屋のドアと隣人の部屋のドアの間隔」も見ておくといいでしょう。ドアどうしの間隔が近すぎる場合、壁が薄かったり、防音性が低かったりする可能性があります。

内見する物件の周辺環境でチェックするべき5つのポイント

内見する物件の周辺環境では主に以下の5つに目を光らせましょう。

1.最寄り駅までの距離

最寄り駅まで徒歩何分かは物件掲載ページや図面に書いてありますが、「踏切がある」「待ち時間の長い信号がある」などの理由により、記載時間よりも余計に時間がかかることが多いことがよくあります。タワーマンションの場合は、エレベーターの待ち時間もたっぷりあります。やはり、実際に歩いてみてドアから駅のホームまでどれくらい時間がかかるか計測しておくといいでしょう。

2.近くにスーパーやコンビニがあるか

余裕があれば、徒歩圏内にスーパーやコンビニがあるか確認しておきましょう。コンビニは駅周辺などに何件かあることが多いですが、スーパーは意外とないことがあります。スーパーはコンビニよりも廉価で品ぞろえがいいところが多く、遠いと日常生活のための買い物が不便になります。やはり徒歩圏内に1つはあると嬉しいですね。

3.1階や隣住戸に飲食店がないか

物件の1階や隣に飲食店があると、餌に誘われてゴキブリなどの害虫が出やすくなります。そのため虫嫌いの人はなるべく避けたほうがよいでしょう。気軽に飲食店に行けるというメリットもありますが、料理のニオイが窓から入ってくることもありますので、気にされる方は注意しましょう。

4.近隣、マンション内の雰囲気が悪くないか

近所にいわゆる「ゴミ屋敷」があった場合は、その物件はやめておいたほうがいいでしょう。ゴミのニオイがするのはもちろん、住人とのトラブルが懸念されます。ゴミ屋敷でなくても、雑草だらけの家や、ボロボロの家がある場合も注意が必要です。また、暴力団事務所が至近であるという物件も気にするポイントかと思います。

ご自身で調べても分からないことが多いかもしれません。そうした情報は不動産の営業担当者にお問い合わせください。

5.面している道路の交通量

物件近くの道路の交通量が多いと、騒音に悩まされるだけでなく、排気ガスによる健康リスクがあります。車の排気ガスが洗濯物に付着することもあり、ベランダで洗濯物を干すときにかなりのストレスになります。また近くに交差点がある場合、停車時のエンジン音に悩まされることもあります。

内見担当者へのヒアリングも有効

「前に住んでいた人の退去理由を知りたい」「隣戸住民の情報を知りたい」という場合は、内見に同行している担当者に尋ねてみましょう。担当者によっても異なりますが、問題のない範囲で情報を教えてくれることがあります。弊社REDS社員は開示されている全ての情報を共有いたします。

以上、共用部、周辺環境のポイントを説明させていただきました。大きなお金が動く【不動産購入】に関しては、当然お客様のご要望内容も水準の高いものであると思いますが、100パーセント希望を満たす物件はほとんどないですし、もしくは予算内に収まらないため、何が自分にとって優先事項が高いのか整理していただく必要があると思います。

その中でも弊社REDS『小田』は、お客様のご要望内容をお聞きした上で限りなくご希望を満たせるような物件のご紹介をさせていただきますので、是非ともご相談いただければと存じます。

ここまでご拝読いただきありがとうございます。引き続きよろしくお願い申し上げます。

 

カテゴリー: