REDSエージェント、宅建士の菅野です。ここのところ東京をはじめ全国でコロナウイルスの新規感染者が激増している感がありますね。一向に先が見えないコロナ禍にあって、不動産価格の今後についてはさまざま論じられていますが、私はやがて反転上昇するとみています。2つのニュースから読み解きます。

 

不動産価格

(写真はイメージです)

 

① 国交省「地価LOOKレポート」令和2年第1四半期は価格上昇の鈍化傾向 主要都市の高度利用地地価動向報告~地価LOOKレポート~

 

1つ目が、国土交通省より4半期ごとに出ている「地価LOOKレポート令和2年第1四半期の報告」です。6月19日に発表されました。2020年1~3月の地価についてのデータ分析です。

 

それによると、首都圏では地価が3%以上の上昇を見せている地区はなく、逆に横浜の山手地区が下落傾向になるとの結果でした。コロナショックの影響は大きいと思われますが、この傾向がこのまま続くのかどうか、次の四半期を注視したいところです。

 

② 5月の首都圏マンション発売、コロナ禍で過去最少を更新

 

不動産経済研究所の調査によると、新築マンションの分譲新規供給数が5月、過去最少を更新したそうです。その数なんと393戸(前年同月比82.2%減)。即完マンションもなかったそうですが、これは販売にあたり新型コロナウイルス対応がなかなか難しかったところで、売り出しを一時的にストップしていただけなのかもしれません。

 

このように新築の供給が減ると、中古市場は活気を帯びます。5月後半から6月にかけての肌感覚では、コロナ自粛期間の反動がかなり大きく、市況にプラスに働いているように感じられます。おそらく、中古不動産売買の取引件数は前年同時期より確実に増加するものと思われます。

 

価格に関しては、業販物件の下落は感じられますが、個人売主の物件については、それほど値下がり傾向は感じられません。新築戸建の在庫物件などは、このコロナ自粛明けにかなり売れているように思われます。

 

売れ行きがあまりに良すぎると、今後は供給不足になる可能性もあり、供給不足は値上がりのファクターとなります。全体的に見ると、コロナショックの一時的なブレーキは、その後の不動産市況にはいわば「力をためたバネ」のような役割となってしまったようです。

 

また、値上がり傾向が復活、しかも強化されることが予想されます。住まいを探されている方は、住みたいエリアの住みたい物件を手に入れるため、素早い行動こそがカギとなります。まずはご相談ください。

 

 

菅野 洋充(REDSエージェント、0800-100-6633、hiromitsu@red-sys.jp)
北海道出身。所有資格は宅地建物取引士、宅建マイスター、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)、ホームステージャー2級、競売不動産取扱主任者、情報セキュリティマネジメント、住宅ローンアドバイザーなど。
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