マンション・戸建を問わず、みなさまが住まいの購入時に、必ずチェックされるのが間取りですね。さらにどんな設備がついているのかも気になるところだと思います。そんな、住まい選びの決め手となる間取りや設備にも、時代ごとの流行や変遷、進歩があります。それらを解説してみます。

 

キッチン

(写真はイメージです)

 

間取りの最新トレンド

 

広いリビングに階段、ロフト、シューズインクローク!

 

(1)間取り
かつては、「1DK」や「2DK」の間取りが主流でした。Dはダイニングで、Kはキッチン。つまり、居間と台所・食堂は完全に別々の部屋で、ふすまや引き戸で、居間と台所を仕切っていました。昔は部屋の数が多いほど好まれる傾向になりましたが、最近では広い部屋がドカンとある方が好まれるようです。こうしてリビングのLも合わせて一間のLDKが主流となりました。たとえば2LDKだと、寝室用の部屋と子供用の部屋の2部屋とは別に、12畳くらいのソファセットやテレビが置けて、食事を作る場所と食べる場所がひとつの空間になったLDKがあります。

 

(2)リビング階段
2階建の戸建などの場合、これまでは玄関ホールや廊下に階段があるのが一般的でしたが、最近はあえてリビングに階段を設置する「リビング階段」の物件も人気がでてきました。これは、スタイリッシュであると考えられ始めたと同時に、2階に部屋がある家族が外出するときや帰宅したときに、必ずリビングを通るため、家族どうしが顔を合わせる機会が増えるということがメリットとして受け入れられたためです。また、奥行き感があるため、視覚的に広く見えるということもあるようです。

 

(3)シューズインクローク
これは、住宅設備にも近い感じですが、玄関に大きな収納スペースを設けた間取が、最近人気です。靴を置くだけでなく、自転車やゴルフバッグ、キャンプ用品などアウトドアで使うものを収納することができ、玄関周りをスッキリ見せることができます。実際ご案内していて、これは便利だなと感じます。

 

(4)ロフトスペース 
部屋の中にもうひとつの空間を作りだすロフト。これまでは2~3畳くらいのスペースで寝室にしたり、物置にしたりくらいの活用法がメインでしたが、ここ最近ではスペースを大きく取って、子供部屋や勉強部屋、リビングなどさまざまな用途に使われています。階段を収納にすることもできますし、開放的な印象で人気があります。

 

住宅設備のトレンド

 

対面型キッチンにもいろいろ

 

次に、住宅設備です。

 

(1)対面型キッチン
これは、DKの間取がLDKに変わる過程で採用され始めたキッチンです。キッチンに立って料理や皿洗いをしながら、ダイニングやリビングにいる子供やテレビを眺められる造りになっているため非常に人気があり、主流になりつつあります。壁と接していない「アイランドキッチン」、一方のみ壁に接した「ペニンシュラキッチン」、シンクとコンロが横に一体となった「I型キッチン」、シンクとコンロが分かれた「セパレート型キッチン」、シンクとコンロがL字型で一体となった「L型キッチン」の5つに分類できます。

 

(2)ビルトイン食器洗い乾燥機
非常に人気の設備です。シンクの下の引き出しに入っていることが多く、外付けするよりスペースを取ることもありません。「きれいに使えるし、時間の節約になる」という意見もありますが「大きな食器が入れにくく、洗えない素材のものもある」など、いる・いらないで意見が分かれる設備でもあります。

 

(3)浴室乾燥機
ユニットタイプの浴室についている、浴室乾燥は梅雨時など洗濯物を干せないときに重宝するため今や、ついているのが当たり前になりました。

 

(4)ペアガラス
2枚の板ガラスの間に乾燥した空気を注入したガラスのことで、高い断熱効果を生むペアガラス。省エネや結露対策には欠かせない存在です

 

(5)床暖房
温水式と電気式の2種類があります。エアコンをつけなくても床暖房のみで十分に暖かくなるため、冬場に重宝しているという人が多いです。エアコンに比べて乾燥も防げます。

 

(6)シャンプードレッサー
洗面台の一種で、通常より洗面ボウルが大きく、ハンドシャワーで洗面や洗髪などができる機能を備えた洗面化粧台。これも当たり前の設備ですが、高級な物件でインテリア性の高い輸入水栓などを使った物件では、付いていないこともあります。

 

(7)ディスポーザー
ほぼマンション限定ですが、キッチンシンクの排水口で生ごみの粉砕処理ができる設備です。生ごみをためて捨てる必要がなく、ニオイや衛生面で人気が伸びてきています。ただ、地域によっては取り付けられないところもあるようです。さらに処理施設の維持費がかかるため、管理費に上乗せされています。

 

こだわるべきは間取り。設備へのこだわりはほどほどに

 

不動産の営業マンから見て思うことは、「間取り」は物件選びで重要な要素ですが、住宅設備に関しては、あまりこだわることはお勧めしない、というのが本音です。

 

というのも、設備の多くは、後から付けたり変更することができるからです。

 

全て気に入っているが、食洗器がないのであきらめる、という方もいらっしゃいますが、そこまで食洗器にこだわるのであれば、最初から食洗器のない物件は対象から除外する方がいいでしょう。

 

坂爪潤(REDSエージェント、080-7959-2283、j.sakazume@red-sys.jp)
長野県出身。宅地建物取引士。首都圏一円、戸建て、マンション、注文住宅、投資・事業用物件まで幅広く対応。相続や登記に関する知識は豊富。
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