日本テレビ系列の「有吉ゼミ」では、「東MAX家を買う」と題し、芸人の東貴博(以下東MAXといいます)が妻の安めぐみと娘のために、予算5,000万円で「ウッドデッキのある海辺の別荘」を探すという企画を放送してきました。実際に販売されている別荘を、東MAXが坂上忍に案内されて内覧をする様子とともに紹介するというもので、企画が始まってから半年間で実に18軒もの別荘を紹介してきたということです。別荘ならではのゴージャスな設備や凝った内装、それに驚いたり喜んだりする東MAXや坂上忍のリアクションが人気を呼ぶコーナーとなっていました。

 

10月8日の「有吉ゼミ 2時間SP」では「東MAX家を買う 完結編」と題し、さらに3軒の南房総の別荘を内覧、いよいよ半年間の集大成として結論が出るということです。千葉県在住歴通算15年の筆者としては、幼い子供たちと過ごした思い出のある南房総の風景も楽しみつつ、結局どんな別荘を買うことにするのかワクワクしながら視聴させていただきました。

 

住宅購入

(写真はイメージです)

 

ちゃぶ台返しの決断は不動産屋さん「あるある」

 

今回新たに紹介されたのは、3軒の別荘です。番組史上最高額の館山市坂井の2億円の大豪邸物件、同じく館山市でありながら史上最安値1,580万円のログハウス物件、不動産会社がこの地区一番のオススメという24帖の素晴らしく広いウッドデッキのある富津市のデザイナーズ物件と、バラエティーに富んだ別荘が紹介されていました。完結編ということで、紹介する物件はいずれも甲乙つけがたい特色のある見事な物件でした。

 

東MAXも即決することはできず、今回紹介の3軒のうち、最高額の物件とオススメ物件の2軒を「キープ」として決定を後日に保留しました。前回までと合わせて「キープ」5軒があり、妻の安めぐみと家族会議で相談した結果を発表するということです。番組の冒頭で、前回までのキープ物件の中では、特に湘南の5,430万円の物件を安めぐみが特に気に入っているとの情報がありました。筆者としては、おそらくその湘南の物件か今回のおススメ物件に決定するのではないかと予測をして発表を待ちました。まったくCMの時間がもどかしいこと。

 

いよいよ発表です。

 

「私 東Maxは……土地を買いました!」

 

「エー!?」
スタジオ騒然です。
「自分で建てた方が理想に近くなると思って土地も並行して探していました。ウッドデッキを造れる海のそばの土地ということで、館山市の90坪の土地を700万円で買いました」

 

「何のための半年の番組だよ!21軒も別荘見せてきて、結局土地を買ったってなんだよ。番組関係ないじゃん! やらせかよ! 別荘を買う気なんかほんとはなかったんじゃないのか?」
そう憤った視聴者も数多くいたのではないでしょうか?

 

また、別荘を案内した不動産会社にたいしこんな気遣いをしてくださった視聴者もいるのではないでしょうか。
「21軒もの別荘を案内した不動産会社だって大迷惑だったのじゃないか?」と。

 

でも、不動産業界にいる立場から言わせていただくと、実はこういう結論でまったく構わないのです。不動産会社にとってはこうしたことはまさに「あるある」ですから。何件も内覧を繰り返しても購入が決まらないばかりか、他社さんが紹介した物件に決まってしまったり、中古物件の購入を検討されていたお客様が新聞チラシで見た新築物件の購入を決めてしまったり。こうしたちゃぶ台返しは本当によくあることなんです。

 

不動産業者の「幸せ」は内覧を重ねてでも希望の住まいを手にしてもらうこと

 

これはなぜかというと、不動産の購入はまさしく縁によって決まるものといえるからです。まさに希望通り、といった物件を見つけるのは至難の業ともいえますし、せっかく見つかってもあと一歩のところで他の方に売れてしまうこともあります。そうした縁を結び付けるお手伝いをすることでお客様の役に立つことを自身の喜びとするのが不動産業です。内覧を何度もご案内することで、お客様の希望をより明確にし、より希望に近い物件をご紹介することが可能になります。そうした業務の繰り返しの中で、本当にお客様の希望の住まいを手に入れるお手伝いをするのが不動産業なのです。

 

たとえ何度も繰り返して内覧の案内をし、そうして明確になったお客様の希望が、別荘の購入ではなく土地の購入であったとしても、内覧が無駄になったのではないのです。それは不動産会社にとっても喜びなのです。そのはずです。きっとそうです。そうに違いありません。

 

なので、読者のみなさまも、住まい探しの際に不動産会社の担当者に対して「もう5軒も内覧の案内をしてもらったし、あんまり気に入ったわけではないけど、このあたりで決めないとなあ・・・。一生懸命に親身になって説明してくれたしなあ・・・」なんて遠慮も忖度もいらない、ちゃぶ台返しもウエルカム、ということを知っておいてください。

 

別荘選びのポイントとは

 

番組を観ているうちに、自分も別荘を持ってみたいな、と思った方も多いのではないでしょうか。簡単に別荘選びのポイントをご紹介しましょう。

 

所有か賃貸か 

 

別荘の所有形態にもさまざまあります。購入して所有する場合、大きなメリットは内装を好みに変えられるなどやはり自由度が高いこと。デメリットは売買代金、固定資産税、修繕費用などコストが大きいことが挙げられます。賃貸の大きなメリットは少ないコストで別荘ライフが楽しめること、気軽に始められることです。デメリットは自由度が少ないことでしょう。

 

場所 

 

海・山・湖など別荘の楽しみ方をイメージして場所選定する必要があります。自宅からの距離やアクセスなども考慮しましょう。また、人里離れた場所にある場合は上下水道やガスなどインフラの整備状況、気候状況などのチェックも欠かせません。

 

地域のサービス

 

地方公共団体によってゴミや除雪のサービスは違います。地域の灯油配送サービスや水道・電気工事などに対応できる業者がいるかいないかも生活にとっては重要です。また生活必需品のスーパーやホームセンターなどのお店、銀行や郵便局、緊急時の病院や警察などの公共施設も確認しておきましょう。

 

こうしたチェックポイントは見過ごしてしまいがちです。不動産会社に自分の希望を相談して別荘探しを手伝ってもらうのはいかがでしょう。東MAXのように21軒くらい素敵な別荘を紹介してくれる不動産会社であれば、きっといつかは希望にぴったりの別荘を見つけてくれることでしょう。

 

 

プロフィール
早坂 龍太(宅地建物取引士)
龍翔プランニング代表取締役。1964年生まれ。1987年北海道大学法学部卒業。石油元売会社勤務を経て、北海道で不動産の賃貸管理、売買・賃貸仲介、プランニング・コンサルティングを行う。

 

 

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