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福島 直哉(宅建士・リフォームスタイリスト)

お客様に寄り添った営業をしております。

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公開日:2023年2月23日

皆様こんにちは、仲介手数料最大無料【REDS】不動産流通システムの福島直哉です。

不動産経済研究所によりますと、全国の新築マンション価格が6年連続で過去最高を更新し、東京23区はこの10年で約3,000万円上昇の8,236万円になったのことです!

 

これは、マンション用地や人件費が高騰したほか、円安などを背景に資材価格も高いからです。

不動産各社は値下げをせず時間をかけて販売する戦略にカジを切っているため価格は下がる兆しが見えません。

一方で最適な土地の確保は難しくなっており、発売戸数は減少しています!

今後も新築マンションの戸数減・価格上昇の傾向は続きそうです。

これからは価格高騰の新築マンションではなく、割安な中古マンションが脚光を浴びそうです!

それではまた、よろしくお願い申し上げます。

 

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公開日:2023年2月17日

皆様こんにちは、仲介手数料最大無料【REDS】不動産流通システムの福島直哉です。

ここ数年は資材価格の高騰を受けて新築マンション価格の上昇が続いています。

不動産経済研究所によりますと、1月の首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)の新築マンション平均価格は前年同月比5.7%高い6,510万円だったそうです!

新築マンションは一般的なサラリーマン世帯では手が届かない高嶺の花となっていますね・・・

マンションデベロッパーは高値を維持すべく供給を絞っており、さらに高騰する土地の仕入れや建設費などのコストを物件に反映させるため、新築マンションの価格が下がる可能性は低いと思われます。

その一方で、今週の週刊ダイヤモンドの記事によりますと、東京23区中古マンションでは、じつに45%の物件が5%以上の値下げを行っているとのことです!

これは、新築マンションの価格高騰に引っ張られる形で、首都圏の中古マンションの価格が上昇してきたものの、売買が成立しない物件が増えて在庫が積み上がっているからです。

当面は、新築よりも中古マンションの方が狙い目です!

それではまた、よろしくお願い申し上げます。

 

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公開日:2020年6月22日

菅野です。

先週あった、不動産価格に関する2つのニュースです。

 

①国交省「地価LOOKレポート」令和2年第1四半期は価格上昇の鈍化傾向

主要都市の高度利用地地価動向報告~地価LOOKレポート~

国交省より4半期ごとに出ている「地価LOOKレポート」令和2年第1四半期の報告が6月19日に発表されました。

全国的に見ても、3%以上の価格上昇が少なく、逆に昨年は見られなかった価格下落した地域が見られます。

首都圏では3%以上上昇している地区はなく、逆に横浜の山手地区が下落傾向になるとの結果でした。

コロナショックの影響は大きいと思われますが、この傾向がこのまま続くのかどうか、次の四半期を注視したいところです。

 

5月の首都圏マンション発売、コロナ禍で過去最少を更新

新築マンションの分譲新規供給数が5月、過去最少を更新したそうです。

即完マンションもなかったそうですが、これは販売にあたり新型コロナウイルス対応がなかなか難しかったところで、売り出しを一時的にストップしていただけであろうと思われます。

新築の供給が減ると、中古市場は活気を帯びます。

 

 

先月後半から今月にかけての肌感覚では、コロナ自粛期間の反動がかなり大きく、市況にプラスに働いているように感じられます。

おそらく、中古不動産売買の取引件数は前年同時期より確実に増加するものと思われます。

価格に関しては、業販物件の下落は感じられますが、個人売主の物件についてはそれほど値下がり傾向は感じられません。

ですので、新築戸建の在庫物件などはこのコロナ自粛明けにかなり売れているように思われます。

売れ行きがあまりに良すぎると、今後は供給不足になる可能性もあり、供給不足は値上がりのファクターとなります。

全体的に見ると、コロナショックの一時的なブレーキは、その後の不動産市況には力を貯めたバネのような役割となってしまったように思われます。

また、値上がり傾向が復活、しかも強化されることが予想されます。

 

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公開日:2020年3月20日

菅野です。

日本テレビ「ZIP!」より取材いただき、その模様が3月19日に放送されました。

ディレクターさんが、先日私の書いたブログを見ていただいたそうで、コロナショックの不動産関係に対する影響についていろいろとお話させていただきました。

その中で、実際に番組内で使われたのは住設機器の発注停止・納入延期による物件引渡の遅延についての部分でした。

 

例年、この時期は引っ越しに伴う購入、売却の案件が多く、時期の決まった急ぎの購入案件もあります。

今年に限っては、新型コロナウイルスの影響で、企業の転勤異動そのものが減っているようですが、それでもこの時期に引っ越ししないといけない方には、

「状態の良い中古物件」

をお勧めしています。(これにはリフォーム済みのものも含みます。)

 

理由としては

1、現物を見ることができる。

2、すぐ住める。

3、新築物件に比べると、価格下落のリスクが低い。

ということが挙げられます。

 

1、現物を見ることができる。

未完成物件の購入で往々にしてあるのは、事前に思い描いていたものと完成品が違っているということです。

これは一つの例ですが、以前、私が所有物件を売却させていただいた方から、せっかく購入契約した新築マンションを解約したという話を聞きました。

もともと、契約したお部屋は南向きではあったものの、あまり陽当りの宜しくない位置だったらしいのですが、完成直前に販売会社から仕様変更の連絡があり、経緯は不明ながらリビングの窓の上の梁が太くなったそうで、結果的に梁が下がり、かつ張り出す形になってしまったそうです。

お客様がお住まいになり、私が売った物件は天井近くまで窓のある、採光に優れたお部屋でしたので、許せない仕様変更だったそうです。

その頃は、新築マンションの値上がりが見込める時期でしたので、私はお客様に「一度買って、気に入らなければ売る方向でも損はしませんよ」というアドバイスをいたしましたが、お客様には分譲会社が不誠実だと感じられたらしく、すったもんだの挙句、解約されたとのことでした。

現物を見ることができれば、このようなこともありません。

また、現物があれば検討者が自分で見るだけでなく、ホームインスペクション(住宅診断)などで物件のチェックをすることも可能です。

 

 

2、すぐ住める。

状態の良い中古物件は、簡易なリフォームやハウスクリーニング等を施すことで、すぐに住めます。

リフォーム済み物件ならもちろん、それも不要です。

傷みの大きい物件は、自分の好みの仕様へと大がかりなリフォームを希望されている方には向きますが、工事の滞っている今はあまりお勧めしません。

 

 

3、新築物件に比べると、価格下落のリスクが低い。

コロナショックで不動産価格の値下がりリスクが高まる今は、価格相場が天井に達した新築マンションを購入することはプラスはなくリスクでしかありません。

もちろん、中古物件も値上がりはしていますが、それなりに年を経たマンションは減価償却され、ある程度、値段がこなれています。

不動産の価格は、景気を無視すると一般的には、経年の反比例に近い値のカーブになるとされています。

1000万円の戸建の景気を考慮しない減価のグラフ、単位は縦が価格、横が年です。

すなわち、新築時が最も高く、そこから急角度に価格が落ちていき、一定期間を過ぎると値下がり率が緩やかになっていきます。

急角度に価格が落ちる新築物件よりも、一定期間たった中古物件のほうが値下がりカーブが緩やかになっているので、リスクが低くなります。

 

混乱の経済状況下で、私たちは出来る限りのリスク回避をしていきたいところです。

こういう時代だからこそ、変化しにくい「資産価値」がどのようなものであるかを、お客様もご一緒にお考えのうえ、ご購入いただけたらと思います。

 

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