REDSエージェント、宅建士の坂爪です。今回は中古マンションを買って引っ越すときに気になる「ハウスクリーニング」について解説します。このハウスクリーニングのとらえ方しだいで、売主様や買主様とトラブルになることもありますので「たかがクリーニング」と言わずに、ぜひ最後までごらんください。

 

ハウスクリーニング 浴室の掃除

(写真はイメージです)

 

プロのハウスクリーニングは普通の人の掃除とはレベルが違います。特にトイレやキッチンなどは日常の掃除では落としきれない頑固な汚れをはじめ、壁や床、つり棚や照明に至るまでピカピカにしてくれます。フローリングも磨くだけでなくワックスで仕上げてくれますし、換気扇やエアコンを分解洗浄して本来の機能を回復させてくれます。また、掃除が大変なサッシやレールの細かい部分まで丁寧にやってくれます。

 

新築物件やリノベーション物件では、施工後にこのようなプロの手によるハウスクリーニングをしてあるのが一般的です。問題は中古物件の場合です。お引き渡し後に大々的にリフォームを予定している場合などはよいのですが、売主様から引き渡しを受けた後にそのまま買主様がご入居される際、「クリーニング」の言葉のとらえ方の違いで、トラブルになる可能性があります。

 

私も実際に体験しています。ご契約時など売主様から「退去後にクリーニングする予定です」と言われた買主様が「さぞかしピカピカになっているだろう」と期待して、鍵を持って現地に行ってみると換気扇の中はベトベト、お風呂にはカビがチラホラ、エアコンからは匂いが……。買主様は言葉を失っていました。

 

気をつけたいのは、売主様の言う「退去後にクリーニングする予定です」は「お掃除して出ます」程度でしかないこと、一方で「退去後にクリーニングする予定です」と言われて期待することとは「隅から隅までピカピカになっているはず!」ということです。

 

この感覚、認識の違いがトラブルを生みます。ご案内中にお客様によくご質問をいただきますが、基本的に売主様側にはお金を掛けてハウスクリーニングをする義務はありません。私のお客様だった売主様には、高額なハウスクリーニング費用を出してピカピカにしてくださった方がいらっしゃいましたが、これはあくまでも売主様の「善意」によるものです。

 

ご自身の納得のいくハウスクリーニングをお求めの方は、ご自身で依頼しましょう。不動産を購入する際にかかるいわゆる「諸費用」(物件価格の5~7%程度)には通常、ハウスクリーニング費用は入っていませんが、中古物件ご検討中のお客様はハウスクリーニング費用を別途見込んでおくことをお勧めします。

 

REDSでは、リフォーム事業の開始に伴い、お客様のご希望に合わせたハウスクリーニングもワンストップで手配が可能なので、ご利用下さい。

 

 

坂爪潤(REDSエージェント、080-7959-2283、j.sakazume@red-sys.jp)
長野県出身。宅地建物取引士。首都圏一円、戸建て、マンション、注文住宅、投資・事業用物件まで幅広く対応。相続や登記に関する知識は豊富。
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