REDSエージェント、宅建士の坂爪(サカヅメ)です。私は今、何度も何度も日程調整を繰り返したのに物件のご案内をさせていただけず、お客様に申し訳ない気持ちになっています。

 

仮面とビジネスマン

(写真はイメージです)

 

なんでこんな状況になってしまったのか。それは不動産業界にはびこる悪習であり、REDが根絶を目指している「囲い込み」というやつのせいです。

 

これからその囲い込みのリアルについてご紹介します。これが不動産業界の悲しい現実。人間というもの、表の顔と裏の顔がこんなに違うのかと……。

 

都内の比較的狭いエリア限定で住まいを探していたお客様から、6月上旬にお問合せをいただきました。お客様からも、いくつか意中の物件を教えていただくなどしてご希望条件をうかがい、私からも物件を何件かご紹介しました。結局10件弱の物件が候補に挙がり、順次ご見学の手配をしました。

 

1回目のご案内は、比較的調整のつきやすい空き家の物件と居住中の物件数件をご案内。2回目と3回目は、売主様にもご協力いただき、平日の夜のご見学となり、4回目は追加で出てきた物件。ピックアップした物件でご見学になっていない物件は残り1つとなりました。

 

ところがこの物件、当初から先方の仲介会社に見学希望の日程調整を依頼しているのになかなか調整がつきません。最初は「売主様が携帯電話を持っていないので連絡がつきにくい」「日程調整には1週間以上かかる、とりあえず今週の見学は無理」などともっともらしい理由を並べてきました。

 

次は「売主様に連絡を取っているが、連絡がつかない! 今週の見学は無理!!」とのこと。ここまでくると「囲い込んできたな」というのは察しがつきます。その次は「今週は都合がつかないので、〇月〇日に手配をする」というので、半信半疑ながら安心し、お客様にも予定を空けてもらいました。そしたらなんと直前になって「〇月〇日は売主様のご都合がつかなくなったので見学は無理!」と言うのです。

 

結局、最初の打診から、1カ月半もの間、見学はできていません。私は先方のご高齢の売主様を恨む気にはなれません。おそらく売主様は、当社から案内の希望が入っていることすらご存じないでしょうから。「大手の有名な不動産会社だから間違いはない」と信じていらっしゃるのでしょう。

 

しかも、今頃は「ご案内が入らないのは売り出し価格が高すぎるせいです」などと嘘をつかれて低価格での業者買い取りを提案されていることでしょう。両手仲介で仲介会社はウハウハです。

 

このような囲い込みのパターン、実務の現場では毎日のように起こるやり取りなのです。ただ、表面上は囲い込みをしていないとでも言いたげな対応は、本当に迷惑千万です。先方も悪事をしているという認識があってのことなのでしょうが、もうスッキリ「囲い込んでます」と言っていただいた方が当社のお客様にも事情をご説明できますし、時間を無駄にすることもない分まだ「良心的」と言えるかもしれません。実際、「しばらくは他社には紹介できません」と言う業者は存在します。

 

なぜ売主様にも買主様にも何らメリットがない囲い込みを仲介会社はやるのか。それは、仲介会社にとってはメリットだらけだからです。

 

1回の仕事で手数料は両方から取れます。「設定価格が高い」と売主様をだまして価格も条件もコントロールできます。その物件に問い合わせをいただいたお客様(将来のお客様)の個人情報をゲットできます。こんな裏事情を、売主様も買主様もどちらも知りませんし、むしろ「よい担当者だったぁ~」なんて感謝してもらえます。

 

大手仲介会社でもこのありさま、中小も含めたら囲い込みしない業者の方が少ないでしょう。こんなことだから不動産業界のイメージはいつまでたってもよくならないんですよね。これから不動産のご売却を検討されている方はもちろん、現在売りに出しているが、何とも反響が乏しい…とお困りの方、ぜひ一度ご相談下さい。

 

 

坂爪潤(REDSエージェント、080-7959-2283、j.sakazume@red-sys.jp)
長野県出身。宅地建物取引士。首都圏一円、戸建て、マンション、注文住宅、投資・事業用物件まで幅広く対応。相続や登記に関する知識は豊富。
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