REDSエージェント、宅建士の坂爪(サカヅメ)です。さて今回は、住宅ローンをご利用の場合に金融機関に対して支払う費用についてのお話です。

 

住宅ローン

(写真はイメージです)

 

専門的なお話になりますが、住宅ローン借入時にかかる銀行の費用は以下のように大きく2つに分けられます。

 

●融資手数料型
●保証料型

 

さらに「保証料型」に関しては、下記2つに分かれます。

〇保証料一括前払い型
〇保証料金利上乗せ型

 

(1)融資手数料型の場合、融資手数料の金額は借入金額の2.16%です。
(2)保証料型で、保証料一括払い型保証料型の場合、借入100万円あたり2万614円となります。
(3)保証料型で、保証料金利上乗せ型の場合、通期金利が0.2%上乗せとなります。

 

では、【4,500万円、お借入期間:35年、金利(変動):0.6%の試算】の例で各パターン別に費用を比較してみましょう。

 

(1)4500万円×2.16%=97万2000円
(2)2万614円×45=92万7,630円
(3)170万6,880円(月々の返済額が+4,064円になり、35年分を計算)

 

保証料一括前払いに比べ金利上乗せの方が77万9,250円高くなるので、ここまでであれば、イニシャルコストとして保証料を突っ込むのか、期限の利益の恩恵としてお手持ちの現金を温存するのか、保証料の手出しができるのか、できないのかの議論になりますが、一歩踏み込んで、借入金額に対して、保証料分を頭金としてとらえると・・・

 

■保証料一括前払いの場合の総返済額=5,082万8,859円
※借入金額:4,500万円、お借入期間:35年、金利:0.6% 保証料:927,630円

■金利上乗せの場合の総返済額=5,054万4,659円
※借入金額:4,407万2,370円 (4,500万円-927,630円 本来のお借入可能額は1万円単位になります)

 

このように、金利上乗せの方が、総額としては28万4,200円少なくなります。保証料型はネット銀行などでは選択できないケースもありますし、昨今は事務手数料を抑えたローンの商品などもあります。

 

利用したい金融機関、自己資金によって選択肢も違ってきますので、物件探しと並行して、ローンの商品もいろいろとご検討になることをお勧めします。

 

 

坂爪潤(REDSエージェント、080-7959-2283、j.sakazume@red-sys.jp)
長野県出身。宅地建物取引士。首都圏一円、戸建て、マンション、注文住宅、投資・事業用物件まで幅広く対応。相続や登記に関する知識は豊富。
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