REDSエージェント、宅建士の坂爪(サカヅメ)です。今回は、みなさまからのご質問が最も多く、最も興味のある部分であろう「価格交渉」について考えてみます。

 

マイホーム購入は価格の大きなお買い物になりますから、なるべく安く買いたいと思うのは当然のことだと思います。では、いったいいくらまでの価格交渉なら大丈夫なのか? 今回はこの疑問にズバリお答えします。

 

住宅販売のイメージ

(写真はイメージです)

 

私も長い間この仕事に従事していますので、大きな価格交渉も通してきた経験はあります。

 

たとえば…

 

1億3,000万円 ⇒ 1億300万円
8,900万円 ⇒ 8,200万円
4,480万円 ⇒ 4,000万円 などです。

 

「じゃあ、私が買おうとしている物件も大幅値下げしてよ!」と言われてしまいそうですね。ただ、このように大きな値下げが成功したのは、売主様の決算期だったり、売主様にやむを得ない事情が生じたりなどの特殊事情があった場合に限ります。

 

通常は、物件価格の5%を超える金額で交渉すると、売主様を刺激することになるとお考えください。5%を超えると、そのままシュレッダーにかけられてしまったり、怒られてしまったりする可能性が高いと言えます。

 

まず売主様が価格交渉に応じてくれる可能性があるかどうかの感触をつかみ、交渉の土台に乗る金額を探る必要があります。その感触しだいでどのくらいの金額を狙うか考えます。

 

逆に、以下のような条件がある物件で、どうしても手に入れたい場合は、価格交渉しないことをお勧めすることもあります。

 

・ご内覧件数がとても多い
・既に住宅ローンの審査を進めている人がいる
・明らかに相場より安い
・物件が出ないエリアの希少物件

 

私の体験で得た価格交渉の「限界値」を書いておきます。あくまでも参考値です。

 

◆3,000万円台なら「100万円+端数」
◆5,000万円台なら「200万円+端数」
◆7,000万円台なら「300万円+端数」

 

ただ、先述のように人気物件である場合に加え、売主様が個人の方で、住宅ローン残高がたくさん残っている場合や、住み替えのための売却で、新居ご購入の資金計画で売却価格を高く見込んでしまっている場合など、お財布事情によってはまったく値引きに応じないこともあります。

 

価格交渉ではお願いした金額以上に値引きしていただけることはありません。まずはご希望の価格を私までお伝えください。先方とやり取りしながら、納得いただけるまで交渉いたします。

 

 

坂爪潤(REDSエージェント、080-7959-2283、j.sakazume@red-sys.jp)
長野県出身。宅地建物取引士。首都圏一円、戸建て、マンション、注文住宅、投資・事業用物件まで幅広く対応。相続や登記に関する知識は豊富。
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