不動産のリアルREALITY OF REAL ESTATE

  • 最終更新日:2018年5月6日
  • 公開日:2018年3月26日

住居だけ印象がよくてもダメ! マンション売却を左右する内覧時の印象

マンションの購入検討者が、最終的に購入の決断に至るまでには様々な要素が関わります。そして当然ですが、最も重要な要は、「その物件を気に入る」ということです。何しろ人生最大の買い物なわけですから、気に入らない物件を購入するはずがありません。

 

しかしながら、全ての希望条件を満たした物件はまずありません。購入検討者はいくつかの物件を比較しながら、できるだけ自身の希望に近い物件を絞り込んでいき、購入を決断します。そして購入検討者が決断する段階においては、物件のスペックや条件とは別に、「売主の印象」という面も非常に重要な要素となるのです。

 

どんなに料理の美味しいレストランでも、店内のスタッフが不愛想で不親切だったとしたら、そのレストランの評価は大きく下がってしまうでしょう。同様に、中古マンションの売買においては、売主の印象も含めて物件イメージが醸成されてしまいます。売主のイメージが悪ければ、たとえ物件自体の評価が他より高くても、購入の決断に至らないことがあるのです

 

今回は、マンション内覧時の売主の印象の大切さについてお伝えします。

 

内覧

(写真はイメージです)

 

なぜ内覧時に「売主の印象」が重要なのか?

 

中古マンションの売買は、不動産仲介業者が間に入るものの、結局は売主と買主個人間の売買行為です。仲介業者は物件を調査し、契約条件を整えますが、最終的に契約条件に責任を負うのは個人である売主と買主。新築マンションのように業者が売主ではありませんので、アフターサービスに限れば新築マンションに劣ります。

 

だからこそ、「この売主は、しっかりとした人だと思うので、契約しても問題ないだろう(何か問題が起きても責任を持って対応してくれるだろう)」という印象が非常に重要になってきます。では、買主に「しっかりとした売主だ」という印象を抱かせるためにはどうすればいいのでしょうか。

 

内覧前にやっておくべき準備

 

1.お部屋を片付けておく

 

当たり前のことですが、お部屋はしっかりと片付けておきましょう。きれいで清潔感のある印象を与えられるだけでなく、物がきれいに収納されていると、お部屋が広く見えます。

 

片付けが最も効果的な場所はリビングダイニングです。最も広い空間なので、ここがすっきりと開放的に映ると、全体の印象もよくなります。また女性目線ではキッチンや浴室も重要。中古でも築浅のマンションでは水回りをリフォームすることは少なく、ハウスクリーニング程度でそのまま使う前提で内覧されますので、生活感は残しつつもきれいに収納するように心掛けましょう。

 

2.売主の服装も大事

 

内覧者をお客さんと考えれば、お迎えする売主の身なりや服装も当然、重要です。着崩したスウェットなどでは「だらしない」という印象を与えてしまいかねません。逆に着飾り過ぎた服装で迎えられても、内覧者が緊張してしまいます。清潔なイメージを与えながらも、リラックスした服装を心掛けましょう。

 

3.室内の空調にも気を配る

 

部屋の臭いというものは、各々の家で異なります。特にペットを飼っていたり、室内で喫煙したりしている住戸は、他の住戸に比べて臭いが強く残っています。内覧予定時間の1時間ぐらい前には、窓を開けて空気の入れ換えを行いましょう。また、30分前ぐらいにはエアコンを稼働させ、温度を適切に保つようにしましょう。

 

4.スリッパは必ず用意する

 

内覧に来た購入検討者は、他人の家に上がることになります。スリッパは必ず用意しておきましょう。素足で内覧するのが嫌という方もいれば、気にならないという方もいます。あくまで「しっかりとした売主」というイメージを持ってもらうための準備です。

 

100円ショップにもスリッパは売っています。内覧に来たご家族と不動産仲介業者、合わせて5人分ほどあれば足りるでしょう。500円程度の支出で1カ月早く買主が見つかる可能性につながるのなら、やらない手はありません。

 

内覧中の気配りのポイント

 

1.笑顔で出迎える

 

挨拶は良好な人間関係を形成する第一歩です。内覧に来た購入検討者に対して、リビングに座ったまま「どうぞ、上がってください」などと言うのはもってのほか。不動産仲介業者も困惑しますし、内覧者は「本当に入って良いのかな」と疑心暗鬼になり、「無愛想な売主だな」とイメージが悪くなってしまいます。「この売主なら、このマンションを購入しても安心だな」と思ってもらえるように対応すべきです。

 

2.内覧中の購入検討者と程よい距離感を保つ

 

内覧中の購入検討者にピッタリと張り付いて、「丁寧に説明しよう、できるだけ長所を伝えよう」と張り切る売主もいます。しかし多くの場合、その思いは伝わらず、かえって内覧しにくい状況を作ってしまっています。購入検討者は、自分自身が気になる場所をゆっくり見たいものです。

 

内覧者に「質問されたら答える」という距離感を保ち、無理に距離を詰めるのは避けましょう。説明したいセールスポイントがある場合は、先に簡潔に説明を行うか、不動産仲介業者に伝えるようにしましょう。

 

内覧に来る購入検討者が何を重視しているかは、売主よりも不動産仲介業者の方が理解しています。担当者の口から、購入検討者が求めているポイントを上手に紹介してもらいましょう。

 

3.荷物やコートを預かる場所を用意する

 

荷物を持ちながら内覧するのは落ち着きません。玄関近くに荷物を置けるスペースを確保しておけば、購入検討者も気兼ねなく内覧できるでしょう。

 

「内覧後の対応」も意外に重要

 

意外に思われるかもしれませんが、内覧の終了後は、売主はマンションのエントランスまで見送りに出るよりも、住戸の玄関で見送る程度が適切です。マンションには共用施設があり、それも含めて物件としての魅力です。しかしエントランスまで見送ってしまうと、内覧者は売主に気を使うあまり、共用施設を見ずに内覧を終えてしまう可能性もあるからです。

 

また内覧後は、購入検討者と不動産仲介業者が内覧の感想を共有することになります。ゆっくりと共有できる時間を持ってもらうためにも、玄関から先の見送りは控えたほうが良いでしょう。

 

終わりに

 

内覧時の売主の印象が、マンション売却にどの程度影響を及ぼすかは、数値化はできていません。それでも、売主という存在が物件を構成する重要な要素の一つであるのは確か。ここが欠けてしまっては、物件に対しても良いイメージを持ってもらうのが難しくなります。

 

マンション売買は一期一会といえます。今、内覧に来ている購入検討者を逃してしまうと、次の購入検討者がいつ現れるかは分かりません。大切な一人一人の購入検討者を逃さないためにも、売主の印象がネックにならないよう気を配りたいものです。

 

斉藤勇佑(宅地建物取引士)
大学卒業後、5年間不動産売買業務に従事。その後、不動産管理会社に転職し、分譲マンションの維持・管理を中心とした業務に5年間かかわり、現在は不動産のストック分野の業務に従事。

 

 

この記事に関連する「内覧はマンション売却の勝負時! 購入検討者の心をつかむ内覧準備のポイント」「マンション売却で内覧数を増やすために知っておきい5つのコツ」もぜひご覧ください。

 

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※2026年05月10日現在 本社・首都圏営業所の数値

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    2 か月前

    不動産の売却と購入を両方お願い致しました。
    ご担当の小室様には依頼当時は先行して購入したりできることなどすら知らない知識レベルですが、丁寧に売り先行、買い先行なども教えて頂き依頼主の状況に応じて臨機応変に対応頂きました。
    結果売却も購入も予想通りに進み非常に満足です。サイトでは仲介手数料無料やなどの魅力が入口で気になる方は多いと思いますが、依頼した後のサポートが丁寧で迅速で非常に頼りになる会社様だと思います。
    知識がない方でも依頼主に寄り添った対応でアドバイス頂けますので、悩まれる方は是非ご相談頂くことをおすすめします。
    私もまたお世話になる機会がありましたらご依頼させて頂きます。
    本当にありがとうございました。

    2 か月前

    ご担当の堀さんに大変お世話になり、このたび無事に住宅を購入することができました。

    当初は、仲介手数料が比較的低額であることを知り、「知名度の高い最大手仲介会社と比べれば、サービス内容が多少見劣りするのもやむを得ないだろう」と考えたうえで問い合わせましたが、実際には、これ以上望みようのない素晴らしいサポートを頂きました。

    内覧については、何度もお時間をいただくのが心苦しく感じておりましたが、堀さんから「納得したうえで購入された方が良いから」と何度も内覧を勧めていただき、その都度丁寧にお付き合い頂きました。疑問点にも一つひとつ真摯にお答えいただき、安心して検討を重ねることができました。

    また、売主側から提示された資料や条件についても、細部まで目を通したうえで注意すべき点を的確にご指摘くださり、大変心強く感じました。最終的には、「堀さんが買って良いと言っている物件であれば問題無い」という考え方に至りました。

    検討していた物件が金融機関の融資を受けにくいことが判明した際には、複数の銀行へお問い合わせいただき、最終的には融資可能な金融機関を見つけてくださり、担当者の方との調整まで行っていただきました。

    加えて、私どもが40年以上前の施工時の情報について関心を持ち問い合わせた際には、施工を担当したゼネコンにまで問い合わせて確認を取って頂き、懸念点を解消してくださいました。

    振り返りますと、どの場面を取っても、堀さんがご担当でなければ、途中で購入を諦めていたのではないかと思います。

    このように書くと、堀さんが検討者が購入するように仕向けるやり手営業マンという風にも読めるかも知れませんが、実際にはこちらが検討を棚上げしていた時期には検討を促されるようなことは全く無く、こちらがサポートを必要とする時だけ必要なサポート頂いたように思います。ですので大変納得感を持って住宅を購入することができました。

    不動産の購入を検討されている方には強くお勧めしたいと思います。また私自身、引き続き不動産の売買を検討することがあれば、ぜひまた堀さんのお世話になれればと考えています。

    5 か月前

    自宅(中古戸建て)の売却でお世話になりました。

    まず何よりも、営業(小室様)の方に、超丁寧&超迅速&超親身なご対応を頂き、★5では足りないです!!

    当方、介護や仕事や新居(二世帯住宅)の建築対応や仮住まいへの引越しで日々バタバタしてしまい、必要な物を紛失してしまったり、諸対応が遅くなってしまったり、、、と、色々ご迷惑をお掛けしてしまいましたが、都度、豊富な専門知識で臨機応変に気持ちの良いご対応を頂き、本当に心強かったです。感謝しかありません。

    隅々まで行き届いたサービスにも関わらず、仲介手数料は他社様の半額以下という、申し訳なくなるほどありがたい内容でした。

    また、買主様も先方の仲介業者様も素晴らしい方々で、非常に恵まれたお取引ができました。

    こだわりを詰め込んだ思い入れのある注文自宅でしが、まさにそのこだわりを気に入って頂けた買主様に引き合わせて頂き、ご購入頂く事ができ、大変嬉しく思っております。

    また何かありましたら、絶対REDS様にお願いしますし、お友達に不動産取引を検討している人がいたら、全力で勧めようと思います!

    もういくら御礼を言っても足りないです!
    本当に本当にありがとうございました!!

    5 か月前

    担当して頂いた 菅原さん には約1年程お世話になりました。

    不動産のことはもちろん、法律の事などとても知識が豊富な方で色々な事を教わり勉強になりました。些細な質問にも的確でわかりやすくお返事を下さるとても親切な方でした。家探しに疲弊していた時も、とくに営業電話などもなく私達のペースに合わせて頂き本当に助かりました。都内・神奈川県と私達夫婦のわがままにも付き合って頂き、ありがとうございました。

    決済も無事に終わり、念願のマイホームを購入する事ができました。

    とても信頼のできる不動産屋さんです!
    また機会があれば、宜しくお願い致します。

    3 か月前

    中古マンションの購入を検討し始めて約1年、10軒ほどの内見に根気強く同行してくださった担当の山崎さんには、本当にお世話になりました。
    契約を急かされるようなことは一切なく、漠然としていた条件も山崎さんに相談を重ねるうちに、自分たちの中で明確にまとまっていきました。おかげさまで、心から納得して大きな決断ができました。
    巧みな営業トークというよりも、知りたいことに対してメリット・デメリットを隠さず正直に答えてくださる姿勢に、深い信頼を寄せることができました。レスポンスの速さも抜群で、こちらが「ちゃんと休めているかな?」と心配になってしまうほど(笑)。素敵なご縁をいただき、心から感謝しています。